Webライターが記名記事を公開するとリスクあるかも?っていう話
「あなたは記名記事って持ってますか?」
私は、たくさんあります。
この「記名記事」っていうのは、執筆者として自分の名前やプロフィールが掲載されている記事のことですよね。
おそらくWebライターのほとんどの方は、「自分は無いなぁ」って人が多いのかなって思います。
Webライターにとって、記名記事は実績になるし、執筆者としてアピールできるので良いことばかりに見えるかもしれません。
メディア側にとっても、SNSでフォロワーが多い人であれば、公開してからすぐに流入が期待できるので、拡散力があって良いかもしれない。
でも、その反面にリスクとかデメリットもあるんだってこと、知っておいた方がいいよなって思うんです。
ということで、いつもはクリーンな話ばかりしている石原ですが、たまに思う「記名記事ってリスクあるよね・・・」って話をしたいと思います。
早速、本題に入るのですが、記名記事のデメリット・リスクって、次の2つがあるかなと思っています。
厳密に言えば、身バレするとか書いた記事の責任が大きいとか、いろいろありますが。
では、一つ目の、「記事の情報が正しくなかった場合、執筆者も炎上する」について。
主に、私は医療系ジャンルを扱うわけなので、事例として医療情報から見たデメリット・リスクをお話しますね。
気づいている方いるかわかりませんが、数年に1回、子育て系や健康系のメディア記事って炎上しているのって見たことありませんか?
書いている情報に間違いがあったり、取り扱っている商材が詐欺まがいだったり。
でね、普通の記事であればライターの名前は掲載されていないので、運営元の企業やメディアが炎上するんですよね。
もちろん、著作権は運営元に譲渡されているので、契約内容によってはライター側に不利益になることがない。
でも、記名記事ってどうだと思いますか?よく考えてみてください。
著作権やライター側の責任ってところは、記名記事ではない場合と同様かもしれません。
ただ、世間一般の人から見たら、そんなことは関係ないわけですよね。執筆者の名前が掲載されているなら、「この人が間違った情報を書いているんだ」と見られるわけです。
そうなれば、タイトルやキーワード、構成までを運営元が考えたとしても、執筆者が炎上するリスクってあるわけなんですよ。
そう考えると、「書く内容」ってめちゃくちゃ慎重になりませんか?
私は記名記事も監修記事もたくさんあります。その際に、情報の正しさはもちろん、言葉の隅々までチェックして、クライアントに細かく修正してもらいます。
執筆や監修した責任があるから。
だから、「記名記事が欲しいんです!」みたいに言っているライターさん、改めてデメリットやリスクを考えてみて欲しいなって思うんです。
そして、二つ目の「Webライターとしてのライティングスキルが世間に公開される」って話です。
これは、人それぞれの認識によって違うかもしれませんが、私がいつも思うことって
「この人、自分のライティングスキルに自信持って発信しているのに…書いた記事ってこのレベル…?」
みたいなことなんです。(失礼ですよねw)
でも、普段からSNSで文章力の情報発信をしたり、コンサルしてるって言ったりしているのに、自分の文章力がいまいちかもって思わないのかなーと。
もちろんメディアがOK出しているから公開できるんだと思うんですが、「んー、いまいち」って一度でも思ってしまうと、
その方がSNSでいくら「Webライターは、こうするべきです!」「自分は、こんな方法でライティングスキルを高めました!」みたいに発信しても
その記事を見た人とっては、「ふーーーーーーん」って感じになるんですよね。
ちょっと厳しいことを言いましたが、要するに自分のライティングスキルっていうものが、世間一般に知られてしまうんだよってことです。
こんなデメリットやリスクがあるということを頭に入れたうえで、記名記事を獲得するか決めてもらいたいなーーって思います。
ちなみに、私が書いているこのnoteは、文章力とか一切無視してるんで!!笑
では、また!
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