🇲🇦モロッコのリアドで体験したおもてなしの精神🌹
この前、モロッコのマラケシュに旅行に行ってきました。その際に「リアド」に宿泊したのですが、これが本当に素敵で、マラケシュ行く方はぜひ泊まってほしい!!宿の人々のおもてなしの精神に癒された私のリアドでの体験をご紹介します♪
リアドとは
リアドとは、アラビア語で「庭」や「邸宅」を意味し、現在は古くなった邸宅をリノベーションし宿泊施設にしたものを指します。モロッコのマラケシュやフェズなどの特定の地域で多いみたいです。マラケシュでは、メディナと呼ばれる旧市街に数多くあります。
中庭のある旧邸宅をおしゃれにリノベーションされていて、見た目がとっても素敵なのですが、最も印象的だったのは、宿にいる従業員のおもてなしの心。ホテル泊では味わえない素敵な経験をさせてもらいました。
リアドのおもてなし
①空港送迎
まずは空港からリアドへの送迎から始まります。リアドのあるメディナ(旧市街)は本当に迷路です。最初は誰かに案内してもらわないと到底リアドに辿り着けなさそうな雰囲気。だからなのか、オプションとしてではなく、宿を予約すると空港送迎がセットになっていました。マラケシュ空港を出ると、運転手さんが私の名前を書いたカードを持って待っていてくれました♪ 初めてのアフリカ大陸だし何かと不安でしたが、送迎付きはとても安心🚗
予約したリアドが旧市街の中心地の方だったので、中心地には車が入れないため、車が入れるギリギリのところまで連れて行ってくれました。そして、車を降りると、リアドのスタッフが待っていてくれて、そこからリアドまで一緒に歩いていき、無事到着。本当に迷路で、案内してもらわないと絶対迷子になっていました…。ホッ。
②Welcome ミントティー
リアドに着くと、リアド内を案内してもらいながら、屋上のテラスにいきました。そこで、モロッコのミントティとクッキーを出してくれて、移動疲れと初めて訪れる地の緊張を癒してくれました🫖
③街歩きのアドバイス
そして一息ついていると、街を歩くときのアドバイスをいくつかしてくれました。まずは、先ほども書いた通り、旧市街は迷路のため地図なしではほぼ迷子になります。電波がよくないので、Google Mapも当てにならない状況。リアドの人から「MAPS .ME」というアプリを紹介してもらいました。これがなかったら危なかった😂あとは、スリ対策や、お店での価格交渉についてもアドバイスをくれました☺️最後には、何か困ったことが起きたら、僕に電話して、と携帯番号を教えてくれました。優しい。
④レストランの紹介&予約
もちろん、レストランの紹介や予約の手伝いもしてくれます。「今日の夕食の場所は決まってる?よかったら紹介するよ。」って言われた時は、内心(知り合いのお店に紹介する感じかな…怪しいな。自分たちで紹介した方が安心だな…)と疑ってしまいました。しかし、彼らの態度を見ているとそんな騙すような感じではないと思い、最終日のレストランを紹介してもらいました。それがとってもいいお店で、疑った自分を大反省。。。
⑤最高の朝食
リアドの朝食は本当に素敵でした✨野菜、フルーツ、チーズ、パン、卵料理、オレンジジュース、コーヒー、オリーブなど盛りだくさん🎵朝の爽やかな日差しの下、リアドの屋上のテラスで食べる朝ごはんは最高でした😍
その他のリアドでの経験
屋上のテラスはいつでも使えるので、私たちは夕食をお店で食べたあと、買ったワインをテラスに持って行って飲みました🍷なんとも言えない雰囲気♪
朝ごはんの時に隣に座ったイギリス人のお姉さんが話しかけてくれて、少し会話をしました。彼女は、イギリスから来ていて、旦那さんと小学生の娘さんがいるけど、ノマドしながら数泊休憩しにきたみたいです。日々の生活に疲れたのかな?笑ちょっと疲れたからマラケシュで休憩しながらノマドってすごくおしゃれ。リアドはこういった他のお客さまとの交流もできるアットホームな雰囲気が漂っています。
泊まったリアド
私が泊まったのは、Riad Albatoulです。とーっても素敵でした。マラケシュには他にもたくさん素敵なリアドがありそうですね♪
まとめ
モロッコのリアドについてほとんど知識がないまま泊まりましたが、建物や内装の雰囲気、たくさんのおもてなしにとても感動しました。ホテル泊だと味わえないリアドのスタッフや他のお客様との触れ合いも、いい思い出です。リアドは、日本で言うと旅館ですね♪リアドのスタッフは、マラケシュでの旅行を本当に楽しんでほしいという気持ちに溢れていて、その親切さに裏があるのではと疑った自分を反省しました。マラケシュやフェズに行かれる際はぜひリアドに泊まってみてください✨