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山梨にすごい花火大会があるらしい。「神明の花火」

というのは一昨年、もう辞めてしまった会社の同僚が、
「山梨に越したんですか?それはねえ、もう、神明の花火に行くしかないですよ。
僕は趣味が花火大会で、そういう界隈があるんですけど、もう毎年全員集合しますからね。あれは日本一ですよ。」
と教えてくれたのだった。

そんなに凄いなら…と興味は持ちつつ去年は気づいたら終わってしまっていたので、今年こそは行きたいと思っていたのだ。


神明の花火

今年のポスター。公式サイトより。

毎年8月7日花火の日に、市川三郷町で行われる。甲府盆地を縦走する河川2本、笛吹川と釜無川が合流して富士川になる場所で打ち上がる。

遡ると江戸時代、日本三大花火としてもてはやされていた「市川の花火」が平成に入って復活し、由来のある神社の名前をとって「神明の花火」となったそうだ。コロナの2年間のお休みを挟んで、今年は35回目の開催だと言う。


ふるさと納税で観覧席ゲット

死ぬほど混むらしい…というのは知っていて、でもチケットとるまでではないな〜と思っていた。あまりこういう体験にお金をかけたことがない。
なのだけど、ふるさと納税で山梨県内の寄付先を探していたときに、ぴょん!と目に入ったのだ。

※8月8日現在、花火大会チケットのページは削除されていた。私が注文したのは6月上旬。

運命かも。
お米以外の使い道を探していたところだったので、こういう身銭を切るのは迷ってしまう贅沢に使うのは丁度良いように思えた。
1枚4000円が還元率30%弱で1.5万円。私と夫の2人分購入。


駐車場はいっぱい、有料観覧席は密

早めに14時に着いたのだけど、会場近くの駐車場はいっぱい。川を渡って会場から歩いて30分程度のところに運良く空きを見つける。

遅いお昼を食べているうちに時間。富士川大橋を渡り、会場に向かう。

この右手側の、人…?人だ…!人がゴミのようだ…!
な場所が有料観覧席。
河川敷の階段に順序よく並ぶ人々。我々も一員になるべく向かうと…

近づくにつれて人も多くなってきてなかなか進めず、着いた頃には空も暗く。
三脚の人もたくさん!


はじまりはじまり〜

こちらのフル動画が超美しいのでぜひ。


見どころ① 二尺花火

正直花火、石和温泉花火が近くで週4でやっているのでまあ慣れてるわ〜とか思って。たのだ。が。

でっっ               かい。

1番引きにしても見切れちゃう

この感動を、別の方のですが、動画でぜひ。開いた後に火花が隕石の如く落ちてくるのがすごい


見どころ② 競技花火

4チームの花火師さんが競うこちら。
3番手の諏訪の花火大会も担当されている小口煙火さんが、すずめの戸締まりのテーマソングに乗せて和風な花火を打ち上げていて、明らかに洗練度が違うだろ…!となった。

みんなに使いやすい区立図書館と、ターゲットを絞った蔦屋書店の違いみたいな。好みもありそうながら、やっぱり優勝。
諏訪湖の花火も見に行きたいな。8月15日とのこと。



見どころ③ 次世代CM

スポンサーのCMソングに合わせて打ち上げられる花火。将来空に広告が出されるというけれど、それの先駆けでは…と思った。
ローカル企業がたくさん知れて楽しい。

ヴァンフォーレ甲府のスポンサー「はくばく」

はくばくはCMソングが良すぎてはまってしまった。the boom宮沢和史さん作らしい。
みなみ〜アルプス〜♪


見どころ④ テーマ花火

こちらも素晴らしかった。青色メインで美しかった。
Twitterに上がっていたこちらの動画をずっと見て思い返している。


帰路に着く

帰りの道路は観覧席でしばらくゆっくりしたからか、あまり混まなかった。シャトルバスの並びとかは凄かったので車で行ってよかったかも。とめるの大変だけど。

絶対来年も行く!



おわり。

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