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「正しい」「正しくない」だけではない

善と悪や、是と非など、そういった哲学?とか仏教?の話ではなく、
物事を「正しいか正しくないか」だけで決めつけてはいけないなと。

「正しさ」は人によって基準も判断も異なるし、
自分の思う正しさを人に押し付けてしまうと、自分の視野も相手の視野も狭めてしまうんじゃないかなと思っています。

自由な発想につながる

娘がパン屋さんのおもちゃで遊んでいたときのこと。
パンを陳列するバケットに、付属の牛乳を置いた娘は私に、
「ここって(バケットを指しながら)、牛乳置くところ?」と聞いてきました。私は「パンを置くところだと思うけど、置きたいものを置いたらいいよ」と返答。
すると、「ママ、ありがとう」と返事がきました。
おそらく娘は自分が間違っていないと思えたのかなと。

「そこは、パン置くところでしょ〜」と言っていたら
パンしか置いちゃいけないと思っていたかもしれないし、
大げさに言うと、遊びの効かない思考にさせる要因のひとつになっていたかもしれません。

マニュアルって正しい?

新しい仕事や業務をするときに出会うことが多いマニュアルも、「これが正しい」の思考回路になりがちなものだなと。
もちろん初めての仕事を覚えるためには必要なものですが、私もよく「このマニュアルがベストだ!」「このマニュアルに書いてあるから絶対」になってしまうことがありました。

仕事に慣れれば慣れるほど、そのやり方や手順が当たり前になって、それ以外の方法を考えることもなく、当たり前を疑うことさえしなくなりがち。
ちょっと見直してみると「AよりBのやり方のほうが効率的」や「この手順は不要じゃない?」など小さなことでも気づけたりする。

「いまのものが正しく、それ以外は間違い」という思い込みを取っ払えば、効率や生産性向上につながるかもしれない。

柔らかい頭は心も柔らかくする

人は誰しもそれぞれの基準があると思いますが、自分の「正しさ」が絶対ではないとわかっておくことが大事。
正しさだけで判断したり、決めつけたりしないようにできたら、物事に対して人に対して、いろんな見方や受け取り方ができるかなと思います。

Tchau!

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