日本が観光で海外に負けない4つのポイント

こんにちは！

日本人って、すぐ日本のこと語りだすんだよなー。
外国人と話すとすぐ和食の話するし。すぐアニメの話するし。うるせぇ。聞き飽きたよ。はいはい寿司寿司。

というわけで、本日は日本についてたくさん話します。母国贔屓～

観光立国になるための4条件

いろんな専門書（割愛します。笑）では、観光立国になるための4条件として、

①気候
②自然
③文化
④食事

が挙げられています。

～～～～～～～以下、余談～～～～～～～

私は、David Atkinson信者なので、「新・観光立国論（2015）」にならって「観光大国」と「観光立国」をふんわりと使い分けてみます。以下のように分けているみたいです。

観光大国：多種多様な観光が存在する中で、複数の観光を提供できる国。
ex）フランス（ワイナリー観光、ラグジュアリーブランド観光、史跡観光とかとか。）

観光立国：どれか1つに特化して外国人観光客を集める国。
ex）日本（アニメや漫画で観光立国を目指す）

うーん、個人的には、日本もわりといろんな観光需要があると思っているので（歴史文化、ウィンタースポーツ、シティの観光、などなど）、上の分け方よりもむしろ、

観光貧弱国→観光立国（観光客増えた～！）→観光大国（観光といえばこの国だよな～）ってイメージでいい気がする。

分け方はどうあれ、念のために書き分けてみるよっていうお話でした。

～～～～～～余談終わり～～～～～～～

4つの条件（①気候、②自然、③文化、④食事）の話に戻ります。

①気候：過ごしやすさ、地域による気候の多様性
②自然：自然の豊かさ＋自然アクティビティの豊富さ
③文化：重要な文化財、歴史的建造物、独自の文化など
④食事：美味しくて特徴的なごはん

改めて言われると「たしかにぃ」って感じするよね。

国ごとに4条件、見てみよっ

世界の観光大国、例えばフランスは、

①気候◎：過ごしやすい気候＋南部はリゾート気候（サイコーか？）
②自然○：ピレネーをはじめとした地方都市の自然（パリも公園等で緑いっぱい）
③文化◎：建築、美術、フランク王国からの長～～～～い歴史とそれに伴う文化の発展
④食事◎：言わずもがなフレンチ（私はフォアグラが好きです♡）

と、この4条件をクリアしてるの。イタリアやスペインも当てはめてみて。さすが、観光大国はこういう条件が合わさってるんですね。

で、これらの国に比べてイギリスは？

①気候△：天気悪い（×にするか△にするか迷ったけど、雨好きな人ごめんね。イギリス人も、イギリス好きな人も、天気悪いの好きな人多いよね。）
②自然△：草原はあるけど素敵な海は無し
③④文化◎食事△：歴史文化はあるけど食文化が終わってる（私は、フィッシュアンドチップスも日曜日のローストビーフも大好きですけどね♡）

だからあんな経済大国だけど観光では他のヨーロッパ国に劣っている。

では、アメリカ（本土）は？（下記、行ったことないのでイメージですいません）

①気候◎：アラスカからカリフォルニアまで多様な気候
②自然◎：大自然がありすぎる
③文化◎：アメリカ合衆国の歴史は近代以降しかないけど、エンターテイメント界がカンストしている！そして地域による風土の違いも特徴的だよね
④食事×：食文化は終わっている（コカコーラ、愛してます）

すごくない？？？歴史と食文化の浅さをそれ以外の強みで完全に補っている...。アメリカが世界の人々を魅了する理由も納得です。

ある意味でアメリカは”エンタメ観光立国”だよね。もちろん大自然もビーチもカジノもイケてるんだけど、結局NYみたいなイメージあります。

日本は観光大国になるポテンシャルがある

で、日本はというと、全部クリアしてるのよ！

①気候◎：北海道（雪国）から沖縄（リゾート）まで様々ある。それに桜、紅葉などの季節もあり
②自然△：山も川も海も湖も、滝も鍾乳洞も平野も。世界自然遺産もいっぱい。だけどそれぞれの規模が小さいからインパクトにかける。どうカバーするかが課題だなと、思っています…
③文化◎：長～い歴史と独自の文化
④食事◎：おいし～～～～～～～～～い和食

ヤッター！！！！

だからこそ、もっともっともーっと、日本をアピールして、世界から日本に来てほしいと思うんだよね〜！！

言うは易しですが。

4条件をどうしても満たすことができない国からしたら、頑張らなくてもこの条件がそろっている日本って運がいいよね。

ベースは揃っているのだから、あとは素材をどう活かすか次第。課題は沢山あると思うけど、ポテンシャルがある以上、あとは人間が考えてうまくやれば、伸びると思うんだよなぁ～

素材の活かし方、みんなで考えてこ～

PS：サムネイル画像は金沢・兼六園です。人がいすぎた。