シェアハウスインタビュー vol.7 千くん
私は今、約140人規模のシェアハウスに住んでいます。
そこには様々な経歴、面白いキャラクター、素敵な価値観のひとたちがぎゅっと揃っています。
せっかくだから、この家に住んでいる間にいろいろなひとのお話を聴いてみたい!とはじめた企画です◎
第7回は、千くんにお話をお伺いしました。
<それでは、まずは自己紹介からお願いします!>
千です。1994/5/13生まれです。今は映像作家という仕事をしています!
好きなことは表現や、エンターテインメントを作ること。
今でいえば映像の脚本を書いたり、その映像につける音楽を作ったりすることかな。
ちょっと前まではダンスもやっていたから、踊ったり舞台に立ったり、ありとあらゆる表現が好き!
最近はまっていることは、”美しくなること”
メイクや服、ネイルを、作品ではなく「生き方の表現」として行うのが面白いし、やっていて楽しいなと思っているよ!
<今日もネイルがとっても素敵だね!
「表現」に関わるようになったきっかけは何かあるの?>
お父さんが地域の観光協会に属していたんだけど、地元でよさこい祭りを立ち上げたんだよね。それで、俺が4歳くらいのときに母が振付師、父が代表のよさこいのチームができた。
俺はお兄ちゃんと一緒にキッズチームに属して、父の「せい!」「は!」「いくぞ!」みたいな掛け声に合わせて、母が振り付けをしてくれた踊りの練習を始めた。
よさこい祭りは地域でも大きいお祭りだったから、キッズチームは公園のステージで踊ることになっていたのね。
お祭りの当日、友達から「千くんが変な衣装を着て踊っている〜!」って思われるのがたまらなく恥ずかしかった。まだ4歳だったし...。チームのメンバーはみんなちょっと俺よりはお兄ちゃんで、自分が一番最年少ぐらいだったかな。
いざ音楽が流れ出してまわりを見てみると、お客さんがこっちを見ているんだよね(笑)
隣を見たらお兄ちゃんお姉ちゃんが踊っていて、前を見たらお客さんがたくさんいて。ステージの後ろには大きなスクリーンがあって、ライトもいっぱいたかれているのが「こわい…!」と思って、指をくわえて立ち尽くしてしまった。
そうしたら「あの子可愛い〜!」ってお客さんがこっちを見ていて、思わず後ろを振り返った。その時にカメラもちょうど「あの子可愛いな」と思っていたみたいで、俺のことをばっと抜いていて、後ろのスクリーンに自分が映ったんだよね(笑)
それを見て、幼いながらに「あ、お客さんはこれを見てるんだ」って思った。
今考えるとあの時初めて、「自分がステージに立って見られている」ということと「お客さんが見てくれて笑ってくれている」ということの間にエネルギーの受け渡しがあるって感じたんだと思う。
未だにフラッシュバックしてくるぐらい、あの時のことは覚えている。
これが表現に携わるようになった原体験かな。
<そうだったんだね
その後もずっと「表現」は続けていたの?>
その後もダンスをやっていたんだけど、高校時代に格好良いなと思ってバンドも始めた。
でも別にそれで食べていこうっていう気持ちはさらさらなかったんだよね。
大学へは、なんかカッコいいからという理由で「社長になろう!」と思って経営学部に入って(笑)しばらくダンスをやっていた。
でも、踊る以外の自分のスキルをもうちょっといかせるなと思ったんだよね。
歌も歌えるし、ダンスも踊れるし、次は演技にも挑戦したいなと思って、ミュージカルサークルへ入った。
それが、自分にとって天職だと思ったんだよね。
超楽しかったし、なにより自分が演じている瞬間がすごく好きだった。
サークル活動よりもっと上の世界に行こうと思ってオーディションを受けて、本格的にショービジネスの世界に入ったこともあるんだけど、そこはすごい厳しい世界だったんだよね。それだけじゃなくてあまりにも商業的だなとも感じた。
今思えば当たり前なんだけど、「数字がある」という理由だけでセンターや一曲がもらえる世界だった。それなのに最終的なアウトプットの質がそこまで高くなくて、それなら俺のほうがよっぽど面白いものを作るのにってその時に思ったんだよね。
よくよく考えれば、脚本を書ける、音楽も作れる、ダンスもできる、演技もできるんだよね。じゃあ自分で作ろうと思って商業のミュージカルを辞めた。
何本か自分のミュージカルを作って、少人数でやっていた。
エネルギーが入るし楽しくて、すごく性に合っていた。
表に立つ演者としての自分と、作り手としての自分のバランスがよかったと思う。
<すごいな〜!ミュージカルをやっていた頃の千くんも見てみたかった!
色々な表現に携わってきて、最終的にどうして映像を作ろうと思ったの?>
脚本も書けるし音楽も作れるから、オリジナルで曲を作ってMVを作ろうって思ったのがきっかけだった。
最初にiphoneだけで撮ってみたんけど、それが意外とクオリティが高かったんだよね。自分としても面白かったし、まわりにはそういうのをやっている人もいないし、じゃあやってみようかなって。
当初はそれを職業にしようとは思っていなかったんだけど、たまたま「うちのミュージカルの企業で映像を作らない?」と知り合いに声をかけてもらったんだよね。そこに新卒で入って、映像を撮る仕事を始めた。
撮れば撮るほど演者としての自分はどんどん消えていっていたんだけど、それに対して特にクエスチョンはなかったかな。裏方で自分の作りたいものを作るのは性に合っているし、自分が作ったものを仲間に協力してもらうのはすごい楽しかった。
そうやって過ごしていたら、ある時グループのリーダーを務めていた上司が昇進したのね。それで、まだ入って4ヶ月目ぐらいだった俺がリーダーになった。
期待されているという意味ではいいのかなと思ったけど、そこから創作の時間が取れなくなってきたんだよね。
もっと現場にいたい、もっと面白いもの作りたい、っていう気持ちだけで入った企業なのに、人のことを見なきゃいけないし、売り上げを気にしないといけない。そういうのに本当に興味ないって思った。
それに、俺の才能はそこで生かされるべきものじゃないって思って、そのあと半年くらい勤めて辞めちゃった。
そこから自分の中で表現をどうやってお金にするのか?みたいなところの折り合いをつけないといけないと思うようになった。
ダンスをやっていたときは、ダンサーでは食えないって思った。
ダンスの先生になるか体育教師になるかしかないなって。
バンドをやっていたときも、音楽で食えることはないって思った。
ライブハウスを見ていても、超かっこいい先輩がバイトしながら酒飲んで「俺らこんなんじゃねー!」って言っている。
男性のミュージカル俳優は食べていけることもあるんだけど、舞台という斜陽産業がこれから盛り返すのは難しいかな...。
そう考えたときに、今自分が興味がある中でお金なりそうなことはやっぱり映像かなって思ったんだよね。
ちょうど皆YouTubeをやりだしてこぞって広告を作りたがるタイミングだったし、これなら表現と生活が両立できそうと思ったんだよね。
だから今は映像だけど、それが両立するんだったら今後は映像じゃなくても良いとも思うよ。
<なるほどね。ダンスもバンドもミュージカルも映像も、ある意味表現をするための「手段」なんだね。
そう考えると、千くんは「表現」を通して何を伝えたいと思っているの?>
それ一番話したいと思ってた!(笑)
みんながよく知っているサザエさんって、昭和の戦後の時代の生活を描いてヒットした作品なんだよね。
ドラえもんも、機械社会に対してのアンチテーゼを描いている。
クレヨンしんちゃんも元々は青年誌で、お父さんとお母さんがメインだった。
やんちゃな子供がいたらこうですよね、というところを描いている作品だったんだよね。
こういった作品が共通して持ってるのは、「こういう問題があるよね」「こういうものが原因で、こういうところがままならないよね」っていうのが根底としてあるというところ。
最近でいうとディズニーのズートピアも挑戦的だったと思う。
人種差別の問題もあったし、そういう偏見って誰でも持ってるよね、というような作品だった。何しろ、これを保守的なディズニーがやっちゃうのがすごい。
エンターテインメントって「楽しい」だけが先行しているんじゃなくて、そういう問題とかを人にやわらかく伝えるということを担うべきものだと思っている。
いざ人に伝えるときに、直球で言うよりも作品にしてしまったほうが違和感なく人の体になじんでいくと思うんだよね。
文化の下地を作るというか、エンターテインメントのきらびやかな世界の話だけじゃなくて、社会問題をいかに伝えていくのか、みたいなところを強くやりたいと思ってるかな。
その時の自分が思っていることや、どういう社会を目指しているのかとか、問題によって切り口がいろいろあると思っていて。こういう問題にはこういう切り口を絡められるなっていうのを考えて映像にしているよ。
最近メイクをしているのも、結構そういう部分が多い。
根底として、男としてとか女としてとかではなく、「綺麗になりたい」っていう思いが昔からあった。自分が思う理想像を引き寄せたいし、人から見て、きらびやかでありたいって思っているしね。ただ、今メイクしているのはその理由だけじゃない。
男女の性差や人種差別、LGBTっていう問題を当事者としてはじめて認識したときに、今まで自分が日本社会の中では「権力を持っている側(割と高学歴で、不自由なく暮らせるぐらいの財力があってる一般的な男性)」として生きてきたことに気がついたんだよね。
女性の性差の問題を考えたときに、男性が男性のままその問題を認知したり、差別をされる側の気持ちになることは難しい。
理解したいと言ったらおこがましいんだけど、せめてその問題に気付けるような社会にしたいし、問題がもっと減っていくように行動したい。
トランスジェンダーの男性が女性のトイレを使っていいのかみたいな問題も難しいけど、本人がどう在りたいかを尊重できる社会にしたいな。
だから、いざ俺がメイクしてネイルしてヒールを履いて街を歩いていても、違和感のない社会になったらいいなと思っている。
<「社会問題」みたいなものに関心を持つようになったのは何かきっかけがあったの?>
昔から関心はあったんだけど、いざ発火したのはNYにミュージカルを観に行った時かな。
ミュージカルって基本的にアメリカのエンタメの総結集で、政治や社会問題の影響をもろにうけるんだよね。黒人や、LGBT、女性の権利、身体の障がい者とかを、すごい自由に表現していた。
それで、大学4年生の頃にどうしても現地で観たいミュージカルがあって、卒業旅行でひとりでNYに行った。
それが、「ハミルトン」っていうミュージカルだった。アメリカ建国の歴史を、その時代には絶対にないHIPHOPなどを用いて表現しているものなんだよね。
しかも、本来なら白人のはずのキャストが全員有色人種で演じられている。
そうやって、アメリカの建国の歴史で隠れがちだった人たちを扱った作品だったんだよね。
この作品を作ったのはリン=マニュエル・ミランダっていう人なんだけど、なんとその人が作詞、作曲、脚本、主演を全部やったの。そういう人にどうしてもなりたくて、その人が作った作品をどうしても現地で観たくて、日本で何百回も観て、音楽も超聴いて、NYに行った。
そのときにやっぱりアメリカでは人種問題がまだまだ残っているなって感じたんだよね。
たとえば、この路線の電車にいる物乞いは黒人だなとか、デパートの受付は全員白人だなとかそういう感覚。
ある時、バーで飲んでいたお姉さんとミュージカルの話を通して仲良くなった。そのお姉さんはNYに10年くらい住んでいる韓国の方で、NYで大学も出て働いている人だった。
その人が働いているところがブロンクスって言われる、NYの北の方のスラム地区で、少年院に入った子たち、犯罪を犯した子たちの更生施設の先生をやっていた。そこに収容されている子はほとんどが黒人で貧困層で、薬をやっている子たちだった。
それに、彼女自身もアジア人として差別されることがたくさんあって。
10年住んでるから慣れているけど、見た目が若い女の子だからそういうことはたくさんあるよって言われたんだよね。
それを聞いて、ああ、やっぱりそうなんだ、差別は残っているんだって思った。
そして、いざハミルトンを観に劇場に行ったんだけど、ちょうどその時チケットが高騰しすぎて末席が4万円とかしたんだよね。
席について客席を見渡すと、お客さんは全員白人だった。
もともと黒人をエンパワーメントするために作られたはずのミュージカルが、高くて観られない。すごい皮肉だなって思った。見渡す限り白人しかいなくて歪んでいるなって思ったんだよね。
その時の自分は、アジア人だけど差別も意識しないまま生きてきたから、なんとなく白人側にいる感覚もあった。
自分の問題だと頭では考えていても、自分に対してはそこまででもないかなって感じていた。
幕が開いて、主演キャストがでてきて、
「ああ、格好良い!さすがだわ、これが超観たかったんだよね!!」って思ったら、ふっとひとりのキャストさんが目に入った。
メインのキャストでもないし、役があるわけでもないんだけど、端で踊る、ひとりの男性のキャストさん。
その人、アジア人だったんだよね。
黒人と有色人種しかいないミュージカルに、アジア人がひとりだけいた。
パンフレットで調べたら中国の方で、もしかしたら中国系でアメリカ育ちの方かもしれないけど、その時に「あ、この問題って俺の問題なんだって腑に落ちた。
社会問題に対していかに浅くみていたか、意識しないまま生きてきたかを痛感した。
これまでは、自分は関係ない、自分は当事者じゃないからわからないって思ってた。性暴力とか、そういう目線にさらされたことがないからわからないって、そういう認識なのが許せなくなっちゃった。
だから、いかにそういう問題があるっていうことを自分ごと化して意識していくのが大事なんだなってその時に強く思ったんだよね。
<そういう理由だったんだね。話してくれてありがとう!
これまでの話を聞いて、千くんは自分の興味があるものややりたいことを着実に積み上げていっているように感じるんだけど、もともと小さい頃からそうだったの?>
いやいや、そんなこともないよ。もともと小学校と中学校で合計9年間バスケをやっていたんだけど、体力がなかったんだよね。
レギュラーをもらっても全然走れなくて、すぐ交代になった。
コーチから「根性ねえな」って言われて、うるさって思ったんだよね(笑)
そもそも何かを長く続けるとか、根性で繋ぐっていうのが得意じゃなかったし、チームスポーツが苦手だった。
その時もダンスとバンドをやっていたんだけど、それもどちらかひとつだったら続いていなかったかもしれないな。どっちかが嫌になったときに、別のことをやればいいなって。こっちは嫌だけど、こっちはやりたい。そうやってやりたいことを心のままにやっていた。それでどんどん自分の中で選択肢が増えていったんだよね。
そうしたらある時、MVっていう形で出せるようになった。
仕事っていう形で脚本を書けるようになった。
大きい舞台を作る上で自分のスキルが役に立つようになっていった。
逃げてきた結果、レールを増やしてきた結果、マルチになったのはあるかな。
だから、自分が興味があることには絶対にチャレンジするようにしている!
<逆に、チャレンジしてみて違うかも?って思ったものとかもあるの?>
もちろん、あるある!
写真がそうだね。写真って切り取るしかできなくて、何かを伝えるようになるにはスキルがいると思うんだよね。
映像は動きがあるから物語が伝わりやすいじゃん。
写真は、止まってるのが悲しいし動いた方がお得じゃん!って思った。
多分、物語を作るのが好きなんだと思う
あと絵が描けないよ!(笑)
<めっちゃ絵上手そうなのに意外だなあ(笑)
逆に、目の前じゃなくて遠くを見た時に、10年後20年後どんな自分でいてほしい?>
つまんないものは作らないでほしい!
「何かを作る」っていうことからはずれることは今後絶対にないと思ってる。
どんどんアイデアがでてくるタイプで、脚本や演出がぱっぱっぱっとと浮かんでくるんだよね。
それを今後の人生で生かさないことは絶対にないと思う。
自分がカメラをまわしたり、脚本を書いたりしていなくても、社会の問題や作りたいと思っている話題にアプローチできる立場にいてほしいかな。
もうちょっと大きい視点から物事を動かせるようになっていてほしい。
<とても素敵だね。
これからの自分は、演者側と、作る側とどっちの自分でいたい気持ちのほうが大きいの?>
今、生活をするためには作る側でいることが必要なんだよね。
なぜなら、ステージマンとして生きるには自分のスキルがまだ全然足りないから。そのあたりのギャップが解消できれば演者側もやるんだけど、今は作るほうが楽しいかな。
自分が演者に立って与える影響よりも、作る側に立って人に与える影響のほうが今は大きい。
もしいつか自分自身がバズって、KEMIOみたいになって(笑)社会に影響を与えられるようになったら、自分がインフルエンサーとして活動するっていうのもあり!
<5年後KEMIOみたいになっているのめちゃくちゃ想像できる(笑)
それでは話が変わって、シェアハウスに引っ越してきたきっかけは?>
そもそも去年の今頃は実家にいたんだよね。
関西でやっていたミュージカルの映像を撮る仕事を辞めて、こっちに戻ってきたタイミングだった。実家から2時間ぐらいかけたり、彼女の家に行ったりして、職場に通っていて、さすがにそろそろ一人暮らししたいなと思った。
それで、友達から「千くんにぴったりの物件があるよ」って教えてもらった。
「シェアハウスなんだけど、ダンススタジオと映画館と音楽室がついてるよ」って言われて、俺のための物件じゃんって思ったんだよね(笑)
もともとシェアハウスに住んでいたこともあって、特に抵抗はなかったかな。
<実際に入ってみてどうだった?>
最高だった!
入る前に新しく出来た系列ホテルのオープニングレセプションパーティーに行ったんだけど、この物件の人たちが来ていたんだよね。
「俺来月入るんですよー!」って声をかけて仲良くなって、ベロベロになって帰ったら、どうやらその後シェアハウスのLINEグループでやばいやつがくるって言われてたらしい(笑)
いざ引っ越したら知ってる人がたくさんいて、ちょうど飲み会とかやっていて、よろしくお願いしまーす!イェーイって感じだった。
すぐ全員友達!みたいな感じで、何この物件最強じゃんってなった!
当時その時自分でつくったMVをLINEグループにあげて、是非みてください!ってやっていたのね。そういうのもあって当初から過ごしやすかったな。
<引っ越してから1年経って、今はどう?>
だいぶ落ち着いたかな。
理解してくれる人が増えたなって感じがある。
俺のことを俺のまま受け取ってくれる人がいっぱいいて、落ち着くんだよね。
普段自分の部屋で仕事しているんだけど、「疲れたな、人に会いたいな」って思ったときにすぐに会える空間だと思っているのね。
「なんか今日寂しいんだけど飲まない?」で飲み会がはじまるんだよね。
めちゃめちゃ盛り上がってわーい!っていう感じではないけど、心を許せる人が増えた感覚があって過ごしやすいよ。
<確かにそうだね!
貴重なお話をたくさん聞かせてくれてありがとう〜!!!これからも千くんの作品を楽しみにしているね!>
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