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元SE占い師が実感した、見積もり仕様書と完成図書の重要性

1. 元SEが語る「仕事を回す秘訣

虎次郎です!今は野球タロット占い師として楽しくお仕事させてもろてますけど、実は前職はシステムエンジニア(SE)やったんです。『占い師とSE?なんの関係があるん?』ってよく言われるけど、自分の周りには結構そんな人いてるし、これが意外と似てる部分があんねんなー。

特に感じたんが、『仕事をスムーズに回すには、見積もり仕様書と完成図書がめっちゃ大事!』ってこと。

2. 見積もり仕様書って何?

SE時代、最初に必ずやってたのが『見積もり仕様書』を作ること。お客さんと開発チームの間で、お互いに『これを作ります!』『ここまでの範囲でやります!』って合意を取るための書類やねん。

でも、これを省略して進めたらどうなるか?

「あれもこれもやってくれると思った!」
→ お客さんの期待が膨らみすぎて後から追加作業がドカン!

「え?そんな細かいことまで頼んでへんで!」
→ 作業量が増えすぎて開発チームに負担が…

…どっちにしても大変なことになるわけです。だからこそ、最初にしっかり話し合って、期待値を合わせることがめっちゃ重要なんですわ。

3. 完成図書で後がラクになる!

せっかくシステムを作っても、完成図書(納品書類)がないと、運用や修正で地獄を見ることも…。

お客さんから『これどうやって動かすん?』って質問が止まらへんかったり、次のエンジニアに引き継ぐときに『この設定、どないなっとんねん!?』って混乱することもようあったな。。

せやから、『完成図書をちゃんと残しておく』ことが、結局お客さんのためにも自分たちのためにもなるんよね。

4. 実際にLINEチャットボット作りで実感したこと

最近、LINEとChatGPTを連携させるチャットボット作ってみたから、後で見てもわかるように手順をまとめてみてんけど、これを実際に作ってて改めて思ったのが、やっぱり完成図書が大事!ってこと。

いろいろと調べながらなんとか完成させたのもあって、復習的な意味合いも込めて記録に残しとこと思ってん。しばらく経って、動作に変更加えたい!とかちょっとこの文言を修正したい!って思ったときに、『これ見ればわかる』って言えるもんがあると安心やん。

逆に、もし何も残してなかったら、後で『あれ?この設定どうやるんやったっけ?』って自分自身でも困ることになるからな。笑

5. 完成図書と見積もりは、占いでも通じる?

これ、実は占いでも同じやと思うねん。

お客さんが『彼との未来を100%当ててください!』って期待してるときに、『それは無理ですけど、こうすれば近づけますよ』って説明するのが、いわば見積もり。

占い結果を詳しく鑑定文にまとめて、後から振り返りやすくするのが、いわば完成図書。

占い師としても、最初に『占いは心の整理を助けるもので、未来を決めるものちゃいますよ』ってお客さんにちゃんと伝えることで、後からトラブルになりにくいし、満足してもらいやすいと思うわ。

6. 見積もりと完成図書で未来はもっと明るくなる!

見積もり仕様書と完成図書、どっちもめんどくさいと思うかもしれへんけど、これがあるだけでお互いの信頼がぐっと深まるんです。

元SEとして学んだこれらの大切さは、占い師になった今でもしっかり活きてます。仕事でも日常でも、ちゃんと『相手の期待を合わせる』ってめっちゃ大事やな~って実感してます!

以下は、今回自分で作ってみたLINEチャットボット作成に関しての見積もり金額とその考え方について。

受注側だけでなく、発注側の人にとってもなぜその金額なのか?が理解できると思うし、妥当な金額の目安もイメージしやすくなるんちゃうかな。

7.チャットボット作成の見積もりと妥当な金額設定

1. 見積もりの基準となる作業内容の整理

LINEとChatGPTを連携させたチャットボット作成に必要な作業内容を明確に整理します。特に、設定内容を依頼者が確認・管理できるようにする「完成図書の作成」も見積もりに含めることで、保守性や将来的な変更に対応しやすくなります。

作業内容の主な項目
⚫︎ ヒアリングと要件定義

お客様の要望や用途をヒアリングし、チャットボットの仕様(応答の範囲、特定の口調やテーマ)を決定します。

⚫︎ LINE公式アカウントの設定支援
LINE公式アカウントの作成、Botモードの設定、チャンネルアクセストークンの発行支援。

⚫︎ ChatGPTのAPIキーとOrganization IDの発行サポート
OpenAIでのAPIキー発行や設定、依頼者への利用方法の説明。

⚫︎ Makeでのワークフロー設定
Makeでシナリオ(ワークフロー)を作成し、トリガー・アクション設定、Webhookの設定を行います。

⚫︎ テストと確認
チャットボットが正しく動作するか、LINEからのメッセージに応答できるかを確認し、必要に応じて調整。

⚫︎ サポートとカスタマイズ
初回のカスタマイズサポートや応答内容の調整、追加機能の要望に応じたサポート。

⚫︎ 完成図書の作成
作業手順や設定内容、APIキー・アクセストークンの保管場所や手順をまとめたドキュメントを提供。将来的な設定変更にも対応しやすくします。

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