かまえと足さばき(すり足)
「けんどうのきょうかしょ」シリーズ、久々の新作です!
このシリーズは、剣道をはじめたばかりの初心者や、剣道経験のない保護者の方に向けて作っています。初心者や園児・低学年指導の資料や、お家練習の補助としてもお使いいただけます。(私&全国の先生方が実践。)
「けんどうのきょうかしょ」は、沢山説明して理解してもらうというより、感覚で覚えてもらうことを心がけて作っています。ぱっと見で「…あー、大体こんな感じね。なんだ簡単じゃん」って思わせたいんです。
「かまえと足さばき」に関わらず、剣道のことはどんなことでも難しく説明しようと思えばいくらでも難しくできます。
大切なことだからこそ、正しく伝えたい。
そう思うと、ついつい熱が入って説明が長くなる。歴史を遡ったり、高段の先生、有名選手の話を持ち出したり。
でも、その説明で子供たちは理解できるのでしょうか?
「剣道って楽しそう!」「やってみたい!」って思えるでしょうか?
まだ集中してお話を聞き続けるのが難しい年齢の子や、複雑な話を読み取りづらい学年の子は、どうでしょうか。
熱弁指導も同じ目線に立った噛み砕き指導も、ゴール(目標)は共通しています。
子供たちに剣道に興味を持ってもらい、はじめてもらうこと。剣道をはじめた子供たちが、正しく剣道を学ぶこと。できるだけ早く上達すること。家でも練習すること。自主的に取り組んでもらうこと。
一番大切なのは、指導者が熱心に剣道を語ることではなく、子供たちが自分の力で学び、自分の力でできるようになっていくこと。その自主性と意欲の鍵の大きな一つが我々指導者ではないかと私は考えています。
「よくわからない」「難しそう」よりも、「できそう」「できる」と感じたほうが、自主的・意欲的に取り組めるはず。
同じゴール(目標)ならば、私はより簡単に、より多くの子供が剣道をはじめることができ、さらには自主的・意欲的に取り組んでいけるような指導を目指します。剣道が子供を選ぶんじゃない。子供が剣道を選ぶんです。
※私のコンテンツは、常識の範囲内で自由に使って頂いて構いません。ただし、加工や再配布等はご遠慮下さい。
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