「本藍染めやりますよ」の判断基準
先日、初めて「持ち込み」の本藍染めを受け入れました。
今まで持ち込みでの本藍染めはお断りしていたのだけれど、
これまで要望は多く。
でも一個受け入れたら「蟻の一穴」的に収集がつかなくなるのが怖くて
自分の中でのはっきりした基準が決めきれずにいました。
でも、その方が書いてくださった投稿を読んで
自分の判断基準ができました。
たったひとつ
その人を信用できるか
すごく漠然としてるけど、これだけでした。
お会いしたのは3回目だったけど、草木染め・本藍への興味がすごく強く
質疑応答だけで毎回1時間経っちゃうくらいで
やりたいことへの意志が強い方。
「この方なら本藍染めしたエプロンをきっと大事に使ってくれる」
そんな人にこそ、と思って受け入れました。
もちろん信用の基準は主観的なものだから、完全に平等なものではないけれど、それでいいと思っています。
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一応の判断材料としてはこの3つ。
ヒト・モノ・カネ
【ヒト】=生き方
何に対して興味を持つのか。
どんな考えなのか。
なぜそのような選択をし、どんな経験をしてきたのか。
【モノ】=こだわり
なぜそれを染めたいのか。
それをどのように使いたいのか。
どんな思い入れがあるのか。
【カネ】=価値観
なぜその物事に対してお金を使ってきたのか。
どのようなことに価値を感じるのか。
そして、「なぜ興味を持ってくれたのか」
+ 自分自身がその方々に関心を持てるか。
それなりの覚悟を持って仕事してます。
このくらいの我儘、いいよね。
選ぶ権利、あるよね!