JAPAN CH BRIDGE : Clubhouse タウンホール日本語解説 5.1
毎週月曜日午前8時のタウンホール・ブリッジでは、Clubhouseのクリエイターを招いて、創業者によるタウンホールの解説やコミュニティ構築のコツを共有しています！
さて、AYDEAチームによる今週のClubhouseの日本語解説はこちら！- 翻訳 by Chisa Harrison & Meiko Otawa
先週のClubhouseのハイライト
・先週はClubhoseタウンホールが終了すると共に一気にオスカーモードに。Bevy SmithやTiffany Haddish、そしてLA Times Clubは初のRoomを開き、授賞式の中継を行った。
・恋愛に関するアドバイスはClubhouse上最も人気で需要のあるトピックの一つ。実際にClubhouseを通して出会い恋に落ちた人を何人も知っている。Loveline ClubのAly Cohen、Heidi Mount、Oscar、Aiden、Talie Perryは、セラピストとコメディアンという今までなかったコラボレーションを元に恋愛に関するアドバイスを行った。
・もしあなたが恋愛に興味がないのであれば、The Solo ClubのSinglesクラブをおすすめする。先週は、Mark Hamblin、Tiffany Lane、Jassalyn Deanが、独身として人生を最大に楽しむためにはどうしたらいいかシェアしてくれた。
・Clubhouse上で出会ったエンジニアたちが結成し作られたPull to Refresh Clubは、Elon Muskによる賞金1億ドルのグローバルコンペ「Xprize Carbon Removal」（大気や海中から二酸化炭素を回収するネガティブエミッション技術をテーマにしたコンペ）に応募した。Clubhouseから彼らにエールを送る！
・Queer Film TV & Art House Clubはまた面白いRoomを開いてくれた。映画監督のSekiya Dorsett、プロダクションコーディネーターのRobert Beale Jr.、Lauraberth Lima、そして女優のMona Moriyaは、クィアコミュニティが映画の世界で表現される機会が増えていることについてディスカッションを行った。
・5月はメンタルヘルス月間。Clubhouseでも様々な専門家たちがメンタルヘルスをテーマにRoomを開く予定なので是非チェックしよう。
・「A Pastor, Rabbi, Tao Monk walk into a club」という面白いタイトルの元開かれたRoomの中で、Arthur Levitanは、「努力する必要はない。自分の周りにあるものに敏感になり、宇宙の流れに沿って、すべてを任せることができるようになればいい。川の流れに抵抗するのではなく、その流れに身を任せるように。」と教えてくれた。
Paulから：
私にとっての先週のハイライトはKimmy Chex、Mac Hereford、Darius ButlerとCynthia FrelundによるNFL Clubのドラフトイベント。今後もこのようなパートナーシップを構築し、Clubhouseで活躍するクリエイターたちとブランドや企業とを繋いでいきたいと思っている。
また、価値ある目的のために募金活動や意識を高める活動を行っているクリエイターたちにもお礼を言いたい。先週はコロナ感染が急増するインドのため複数の募金活動が行われたし、Stop Asian Hateのため引き続き活動を続けるクリエイターたちも多くいる。5月はAsian Pacific American Heritage Monthでもあり、今後もClubhouseはこういった意義のあるディスカッションや活動を行うためのプラットフォームであり続けたいと思う。
今週のアナウンスメント
・アンドロイド用アプリのテストが引き続き行われている。スクリーンのサイズやオペレーティングシステム等、iPhoneとはかなり仕様が異なるため、現在試験的にベーター版をテストしてくれているユーザーから、大衆向けにロールアウトされるまで慎重に段階的に進めていくつもり。
・Creator First Programの最終候補者たちによるパイロットシーズンが5月5日(水) 9:00AM（アメリカ西海岸標準時）から行われる。
プロダクトディベロップメントについて
先週は2つのリリースが行われ、近日予定されている新リリースも2つ控えている。
先週のタウンホール後リリースされたアップデート：
・外部からClubへオーディエンスを取り込むことができる機能。イベントをスケジュールすると、招待リンクが表示され、友人や同僚、他のプラットフォームのフォロワーとClubhouse外で共有することができる。
・まだClubhouseに登録していない人は、ウェイティングリストをスキップしイベントに参加し、自動的にClubに加入することができる
・Clubページで・は今後予定されているイベントの詳細が表示される
・Clubのメンバー数だけでなく、フォロワー数含めた合計人数が表示される
・スピーカーとしてRoomに参加している場合のデフォルトオーディオ設定が、高音質（ハイクオリティオーディオ）になった。また、スピーカーとして参加している Room内、右上三点線をタップすることで手動でオーディオのクオリティレベルを変更できる。
・「On a call indicator」機能。スピーカーとして話している途中携帯に電話がかかってきた場合もしくは通話しなくてはならいない場合、Clubhouseのオーディオが中断されてしまい、他の参加者からはその理由が分からなかった。よってスピーカー電話中であることが明確になるようなバッジを作った。
・Club検索で表示されるサジェスチョン・提案がユーザーの使用言語により表示できるようになった。
・新機能として見えるものではないが、ディスカバリー、サーチ機能、通知機能等の改善を行い、このエリアに関しては今後引き続き良くなっていく。
このリリースにより明らかになった以下のバグを直するため、先週2回目のリリースが行われた：
・Clubの「Add Members」ページの修正 → 最近フォローしてくれた人が表示されメンバーへ招待できるようになった
・「Add Members」ページ内のユーザー検索ボックスを修正 → 検索できるのは自身のフォロワーのみ
・「Add Members」機能 → おすすめリストには「Invite」のみ表示されるよう修正された
・「Adding club admin」機能 → 間違ってアドミンを消さないよう修正された
・「Club invite link」の修正 → イベントが予定されていなくてもClubに直接招待できるようになった
・「 Follow」ボタンの修正 → ブロックしたユーザーからは非表示になった
・Clubの写真のアップデート・そのキャンセルをすると時折起こっていたクラッシュを解決
・イベント表示の修正 → フォロワーを許可しているClubのイベントはパブリックイベントにキュラソーのカントリーコード
その他、アンドロイドアプリのベータ版をClubhouse運営チーム以外の限られたユーザーへ試験的にロールアウトし、引き続きテストを行っている。
今後のリリースについて
1）先週金曜提出し現在承認待ちのアップデートがある。Clubが開くRoomを聞いているリスナーの中から、そのClubをフォローしていない人へ向けClubフォローを促す通知が送られるような機能もこのアップデートに含まれる。
2）これに加えもう一つ今週後半にアップデートを予定している。このアップデートでは、カレンダー内のイベントに表示されるベルマーク機能を改善し、スピーカー個人もしくはホストのClubをフォローすることなくそのイベントに限り通知が行くようするオプションを追加する。
現状カレンダーの「Upcoming for you」イベントは混雑していて見にくくなっているが、これによりどのイベントが人気があるのかが分かり、より各ユーザーにとってより適切なイベント表示ができるようになる。また、今後イベントをホストする予定があれば、そのイベントの詳細がユーザープロフィール画面及びハーフシートに表示されるようになる機能も実装される予定。
その他細かな点のアップデートに加え、おすすめ・提案を引き続き改善しディスカバリーの向上により各ユーザーがより興味に沿った人、Room、Clubと繋がれるようになる。
運営チームの拡大に伴い、また定期的にアップデートができるようになったことをとても嬉しく思う。
Q&Aセッション
以下、別途明記されていない限り、回答は全て共同創業者の一人Paul Davisonによるもの。
質問がある場合は、support.joinclubhouse.com ページの一番下へスクロール、「Submit a question for Town hall」から質問を投稿できる。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 1
ディスカバリーについて。検索機能から特定のトピックによる特定の会話を探すもっと簡単な方法はないか？ 特に新しいユーザーにとって、興味のあるトピックが話されているRoomを見つけることは難しい。
Answer
先日NFLドラフトのRoomを検索してみたが、数多くのルームが企画されており、数人での小さいグループのRoomが、各地から行われていた。それぞれのグループは他にも同じトピックで話しが行われている現状には多分気が付いていない。よって特に新しいユーザーにとってこの検索機能は重要だと考えるし、検討していく。
Roomを探す方法として、検索機能、ディスカバリー機能、フィルター機能、どれが一番適しているのか。
例えば、検索機能が便利なのは、特定のトピック、例えば実際に起こっている出来事がある場合。多くの人がそのニュースについて話すことが予想でき、そのトピックに関するRoomを見つけたい場合。または友達が開くRoomなど、ある特定のRoomが行われるのを知っていていそのRoom限定で探したい時。
逆に検索機能が上手く機能しないこともある。探しているトピックがニッチなものの場合。Clubhouseはライブベースでまだベータ版なので、検索時にリアルタイムで特定のトピックの関して話すRoomが見つからないこともある。言語も同じ。フィルター機能がいいのか、ブラウザーベースのインターフェイスの方が適しているのか。
場合によっては検索やフィルター機能より、ブラウジング、ディスカバリーの方がユーザーにとってより適したトピックの部屋をよりよく紹介できる。トレンドのRoomや、各ユーザーの興味のあるトピック、参加したRoomに基づくRoomの紹介など。必ずしも検索機能が全てのシチュエーションにおいて役立つわけではないし不快な体験に繋がることもあるかもしれない。
検索トピックが現在ライブで会話がされていないトピックの場合はどうするか、Roomは現在トピックと紐付いていないため今後どうRoomをタグ付けし表示していくか、検討する必要がある。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 2
新機能でClubページに今後予定されているRoomが表示されるようになったが、過去モデレートしたRoomのリストが個人のユーザープロフィールもしくはClubのページに残せるような機能を搭載することは可能か？
Answer
Paul: 今までモデレーターしたRoomと言う事？それともこれからモデレーターするRoomと言う事？
Anu: これからするRoomと言う方が理にかなってるかと思うけれど、どちらの意味でも考えられる。
Paul: 過去のリストに関しては考えていないが、今後モデレートする予定のRoomに関しては、次週のアップデートに盛り込まれていく予定。今週中に承認リクエストし今週末もしくは来週ごろリリースできたらいいと思っている。
プロフィール内から、今現在行われているRoomへ飛べたり、今後ホストするRoomの情報が表示される。これは自らRoomをホストする場合で、モデレーターとしてRoomに関わるケースは含まれない。プロフィールをタップしたら、今どの部屋で会話を進めている、居るのかがいつでも分かる、またそこから次ホストする予定のRoomをRVSPできる機能で、興味あるRoomにたどり着きやすくなる。
Anu：恐らくこの質問の意図には、過去モデレートしたことのあるRoomの数を表すことでモデレーターとしてどれだけの経験があるか表すことも含まれていると思う。
Paul：正に今このポイントをプロダクトチームと話し合う内容に入れた。前述の内容と異なるが、とてもだれをフォローするか、誰をスピーカーとしてあげるかなど判断するために必要なメタデータ情報を提供したいと考えている。Clubhouseのコンテンツは刹那的なため、画期的な方法で判断材料となる情報をユーザーに提供する必要があるが、モデレーションの経験値を表す方法は当たり前なのに今まで考えたことがなかった。この提案をしてくれて感謝している。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 3
誰が話しているかよりも、トピックに興味がある人もいるため、通知内容でだれとだれがRoomをホストするという情報より前に、Roomとトピックが表示して欲しい。そうすれば通知をタップしてRoomに入らずに判断できる。
Answer
場合によって判断基準はトピック重視、人重視、最終的にはどちらもあると思う。
通知のクオリティーを上げるためどうするか、担当チームが全通知リストを見直し熟慮している。アルゴリズムの観点からだけでなく、通知のフォーマットや通知に含まれる情報も見直していて、より質の高い通知機能をどう構築できるか正に今週作業している。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 4
Buddyリスト（サイドバー)の使い方がいまいちよく分からない。だれがオンラインか否かは分かるし、誰がどのRoomにいるのかも分かる。もし、オンライン中の人とRoomを開きたい場合、誘った人が今いるRoomから強制的に退出させられるのか、もしすでにどこかのRoomにいるのなら邪魔はしたくない。
Answer
Hallwayで左スワイプをすると出てくるサイドバーリストのことをここでは指している。Buddyリストとも呼ばれる。上のセクションには、メンバーとなっているClubでオンラインになっている他メンバーリストが表示されされ、横の＋ボタンを押せばそのメンバーたちとRoomを立ち上げることができる。
下のセクションは、相互フォローになっている人に中からオンラインになっている人が見え、どのRoomに入っているかが分かる。＋ボタンをタップすることでその人と Roomを始められるし、その人が参加しているRoomに同じく参加することも可能。Onlineとだけ表示されている場合は、その人はHallwayを散策しているだけかもしれないし、ClubやソーシャルRoomなどプライベートRoomにいるかもしれない。
＋ボタンをタップすることにより招待された人が今いるRoomから引き出されることはなく、通知が送られる。誘われた人は呼ばれたRoomに行くが行かないか選択できる。
この方法により開かれたRoomはデフォルトで二人のスピーカーがいるプライベートRoomになる。その後、人を呼んでオープンRoomに設定変更もできる。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 5
モデレーターとしてRoomに入って居る際、新たな入室、退室者がいる度に通知がされるか？
Answer
「Leave Quietly」とものあるように退出者の通知は全くない。以前は退室を知らせる通知があったが。この通知により会話を乱したり途中退出することを申し訳なく思うことを避けるため、Leave Quietyに変更した。逆にClubhouseとしては、誰もがいつでも好きなようにRoomに入ったり出たりすることを推奨しているし、退出したことが誰かに通知されることは絶対にない。
入室に関しては、モデレーターをフォローしている人が入室した場合はその旨通知が行く。
Paul: 一つ質問がある。もし、 Roomを一旦退出し再入室した場合、2度目の入室に関してフォローしているモデレーターに通知はされる？
Rohan; 現在はそうなっていると思う。以前変更をかけたいと思っていた点は相互フォローの場合だけスピーカーに通知が行くようにするという事だったと思うが、ここの質問されている内容とは異なる。
Paul: 2度目の入室には通知が行かないようにするべきかもね。たびたび入室通知が行くとなると一度退室したことが分かるし退出する事に気兼ねするケースにもつながる。
Rohan: 確かにそうだ。再確認する。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 6
この夏約150名の大学4年生向けの講義にClubhouseを使いたい。学生がClubhouseに登録することなく、教授が講義に使えるようなイベントオプションをセットアップ出来ないか？
Answer
大学4年次の講義で使うアイディアは素晴らしい。質問の意味は、講義をClubhouseにアカウントを持たない人へ向けてブロードキャストして良いかという質問だろうか。もし違う答えを望んでの質問であったなら、連絡をしてほしい、応じた回答をしていく。
現時点では、Clubhouseから別のプラットフォームへのブロードキャストは認めていない。これはクリエーターファーストに基づいて、クリエーターがRoomのコントロールを常に保持していること、誰が聞いてくれているのかを把握できるべきだから、リスナーが匿名で聞くことが出来るという状況は作っていない。将来的には講義で使えるようなオプションを考えて行くことになるだろう。
ただ、先週導入された新しい機能により、この150人の学生をイベントに参加させることが出来るようになっている。ウエイトリストをスキップして招待リンクから自動的にClubメンバーになる事が可能となっている。イベントを立て、招待をかけ、全ての学生を講義に参加させることが出来る。
5月から8月の講義であれば、アンドロイドのローンチが近々の予定のため、アンドロイドユーザーの生徒も参加が可能になる。アンドロイドユーザーへのサービスが始まった後、学生へのアクセスなど質問のある場合は、joinclubhouse.comまで、その旨知らせてほしい。必要なサポートワークをする。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 7
時にスピーカーのマイクが途切れるケースがあり、モデレーターがそのスピーカーに音が途切れていることを知らせる機能があったら便利だと思う。
Answer
マイクが途切れるほとんどのケースはWiFiが弱いかシグナルが悪い時。モデレーター機能としてはないが、音が途切れる場合、「Poor Signal」と知らせる赤い通知が自動的に画面の下に出るため質問の意図に沿った機能を果たしている。画面を見ずに話している場合は、誰かに質問して回答が返ってこない時画面を見てこの赤いラインが出ている事に気づくことが多い。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 8
オーバーフローRoomはどのように作ったら良いか？また、録音する場合はどうしたらいいか？Roomのタイトルに録音中と書くことなどあまり良く思われないやり方になるのか。二つの質問。
Answer
現在は8,000人がRoom入室数の上限。さらに上限は順次上げて最終的には無制限にしたいが、大勢がRoomに集中する事でシステムへの負荷が過剰になることを防ぐべく、段階的に行っていく。
Roomによっては8,000人を超える需要があり、現状よく見られるやり方は、二人が同じ場所にいて、一人が定員に達しているRoomに入り、もう一人がオーバーフローRoomを作り、携帯のスピーカーで音をオーバーフローRoomに流すという方法。Elon Muskのイベントの時にも見られたが、Room内のスピーカーが許可していればオーバーフロー Room向けに音源を流すことに問題はない。これはClubhouseがというより、ユーザーが実際どのようにしてオーバーフローRoomを運営しているかという説明。
二つめのどうRoomを録音するかの質問について。Clubhouseのコミュニティーガイドラインにあるように、全てのスピーカーの許可があれば録音は良しとされている。creater Firstに基づき、クリエイターが望んだ場合その音源をPod CastやYou Tubeと繋ぐなど、他のスピーカーの承認さえ得られていればクリエイター自身のコンテンツなので問題ない。
全てのスピーカーからどのような方法で承諾を得るかは各クリエーターに任されているので良くないやり方というのもない。
Clubhouseの録音に関してはYou Tube VideoやGoogleにもいくつかHow to情報がある。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 9
creator First Programの申請者への合否の連絡は終わっているのか。この件でディスカッションしているRoomが数多くあるが、確認したい。
Answer
Stephanieのチームが最終選考にあたっており、いくつかが残っている可能性もあるが、ほとんどの連絡は完了しているはず。
西海岸時間、今週水曜日の午前9時にパイロットセッションの発表がある。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 10
Clubhouseでいうバイラル化とは。何がClubhouseで大きな流行を呼ぶのか、リアルタイムでフィードに反映されるのか？
Answer
ClubhouseではRoomを再びシェアすることが出来ないし、ツイートや投稿が拡散され何日も何週間もそれが続くようなことはない。Clubhouseは今まさに親密に起こるコネクションでありそのメカニズムは特有だ。
Clubhousでよく見られるケースは、現実世界で起こっているストーリーがベースのRoomに、実際にその出来事に関わる人物がそのRoomに入ってきて、そこからRoomが拡大していくバターン。
Clubhouseでいうバイラル化とは、一つのRoomから始まり、Roomにいる人が相互フォローの仲間をPingして呼ぶ、大勢のフォロワーを持つ人がステージに上がり、そこからRoomに人が増える、リスナーが他のSNSにポスティングしたり、ツイートしたり、友人にテキストしたり。そして大勢がRoomに集いオーバーフローRoomができる。
この現象は現在リアルタイムのコンテンツ・Roomのディスカバリーに直接的には組み込まれてはいない。しかしClubhouseのフォロー構造によりこれが自然に行われている。フォローしている人が入っているRoomの通知がいく、同じトピックに興味を持っている複数人がRoomに入っていればそのRoomにあなたも興味あがあるはずと通知がいく。その他、Roomのリスナー保持率など、各ユーザーにとって興味のあるRoomかどうか判断するシグナルは存在する。
今後さらに細やかに考慮していきRoomのディスカバリーは洗練されていく。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 11
Clubhouse外のプラットフォームで、複数のクリエイターたちと共同でチャンネルを持っている場合、Clubhouseのユーザーアカウントはどのように設定したらいいのか。
Answer
Paul：この場合Clubを作ったらいい。Clubhouseを使用して数週間経ち、Roomに参加し何度か喋った経験があればすぐにClubを作ることができる。個人レベルでユーザーアカウントを持ち、クリエイターメンバーが共同でClubを作ることでそのチャンネル・ブランドとして活動できる。
Anu：イベントとClubのプロフィールページがリンクしたことも助けになる。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 12
アプリ内でDMを使えるようにしないで欲しい。頻繁にメッセージを受け取ることはモデレーターにとって邪魔になる可能性もあり、メッセージを送りたい場合は他ソーシャルメディア経由で行えばいいと思う。多くの人にとってメッセージ機能がないからこそのオーディオベースのメディアの良さが伝わっているので、逆に懸念の声が上がっている。
Answer
おそらく将来的に何らかのアプリ内メッセージ機能はつけたいと思っているが、この質問で挙がっているような問題点を慎重に考慮する必要もある。DM機能を取り入れることで全体的なユーザー体験は向上すると思うし、スピーカーに負担をかけたりオーディオアプリの良さを消すことなく、オーディオとテキストベースのコミュニケーションの両立は可能だと思う。今後じっくり検討したい。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 13
毎週行われるタウンホールを聞けなかった場合リキャップを聞けるか。
Answer
ツイッター及びインスタグラムにアップデートを載せているが、今後どのようにシェアするのがベストなのかチーム内で話し合っている。
プロダクトアップデートについてはプロフィール画面の設定ボタン内のWhat's Newにリリースがされる度内容が更新されるので参照してほしい。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 14
ブロック機能をアップデートする予定はあるか。例えばRoomに入れなくなるのはスピーカー二人以上がブロックしている場合など。異なる意見を持つという理由だけでブロックするケースもあり、ブロック機能がフェアに使われないことでRoomに入れなくなることを防ぎたい。
Answer
Clubhouseはグループベースのアプリ。Roomに二人スピーカーがいて、一人は誰をブロックしたいがもう一人はそうではない場合どうするか。全てのユーザーに合った完璧な方法はないが、現状はスピーカーの誰か一人が特定の人物をブロックしている場合、その人にRoomは表示されないし入れない。creator Firstの元、スピーカー（つまりクリエイター）が話をしたくない人がいれば話す必要はない。
現在アップデートの予定はないが改善の余地はあるので、今後検討はしていくと思う。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 15
ブロック機能で、だれが自分をブロックしたのかを知りたい。
Answer
ブロックした人がブロックしたことを知られたくないから知らされない。
他のSNSと違い、Clubhouseはライブで会話をするプラットフォーム。話をしたくない相手と同じRoomで会話せざるを得ないシチュエーションは避けたいし、creator First理念のもと、クリエイターがブロックした相手のリアクション等気にすることなく自由に活動できる場所にしたい。よって「ソフトブロック」としてブロックされた相手はブロックされたことを知らされないようになっている。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 16
現在ユーザープロフィールは全ユーザー向けに公開されているが、非公開、もしくは特定のユーザーにしか見えなくできるようなプライバシー設定を設ける予定はあるか。
Answer
Clubhouseのプライバシー設定はRoomに付属するものでユーザーアカウントに付属するものにはなっていない。しかしユーザープロフィールのプライバシー設定リクエストについては理解できるので今後考慮したい。
--------------------------------------------------------------------------------------
Question 17
性的虐待の被害者を保護するため実名を隠すなどのサポートする予定はあるか？実名制のポリシーに従っていないという理由でフラグが立てられた人を見たことがあるが、偽りなく実在の人物が正しく使っているケースを知っている。
Answer
Clubhouseは実名制ポリシーを掲げているが、この点については数週間前にアップデートされた。
実名制とは、出生記録に記載されている実名に限らず、実際に活動する上で継続的に使っていて認知されている名前、アイデンティティの元アプリを使うことが求められている。クリエイターの活動内容や人権侵害に当たるケースにおいては、仮名やニックネームを使うことができるポリシーとしている。
--------------------------------------------------------------------------------------Question 18
以前何度か回答している「今後もっと見たいタイプのショー」について良いフィードバックをもらっているため、今後定期的にこの質問をしていこうと思う。
Answer
・テレビ番組のリキャップ：番組が終わったと同時に集まりその番組について語り合い、次のショーまで待ちきれないワクワク感を共有するような毎週行われるRoom
・ブッククラブ：著者がゲストスピーカーとして登壇し、著書の中から例えば毎日1チャプターずつ朗読し、その本についてディスカッションしたり著者に直接質問できるようなRoom
・Clubhouse内のベストプラクティスをシェアするClub：先週のアップデートでClubhouse外から多くの人々を呼び込むことができるようになったため、今後イベントをどうやって宣伝するか、どうやって人々にシェアしてもらい、バイラル化させるかなど、イベントを成功させるための学びをシェアする場所
・「I learned a thing」：新しく学んだことや発見したことをシェアするRoom
--------------------------------------------------------------------------------------Aydeaでは、毎週開かれるタウンホールミーティングの日本語翻訳作業を手伝ってくださる方を募集しています。ご興味のある方は hello@aydea.co までご連絡ください。