不登校の支援制度
こんにちは!
この記事では不登校の支援制度の紹介をしていきます😊
困っていることがあっても、周りに理解者がいない…。そんな方が支援先へ繋がったら嬉しい限りです!
不登校支援の現状
現在、不登校で学校内外の支援を受けていない生徒は全体の4割を占めていて、まだまだ、不登校生徒に向けた支援体制が整っていません。特に、スクールカウンセラーの人員不足が問題になっていて、私もスクールカウンセリングを満足に受けることができませんでした。
そんな現状から、文部科学省ではcocoloプランをスタートし、学びの多様化学校(前不登校特例校)校内教育支援センター(自分に合ったペースで学習、生活できるクラス)を設立、教育支援センターを強化しました。教育支援センターでは児童生徒での支援だけでなく、保護者への情報提供をしています。
不登校生徒の相談先
不登校で苦しんでいるけれど、周りに理解者がいない、家族や友達、先生のことで悩んでいるという生徒が無料で使える、絶対に繋がる相談先を厳選しました。
私も以前、不登校で苦しんでいた時に、電話で相談したことがあるのですが、全くつながらなくて、悲しい気持ちになってしまったことがあります。その経験から、信頼できる相談先の情報を共有できたらと考え、書籍やインターネットで調べてみました。
・チャイルドライン
チャイルドラインはボランティアが主体となって運営していて、18歳以下の人ならどんなことでも相談できます。名前や連絡先、学校名を言う必要がなく、秘密にしたいことがある時でも安心して電話できます。また、チャットでの相談も受け付けているので、電話が苦手な人も気軽に相談してみましょう。
・こどもの人権110番
こどもの人権110番は、法務省が主体となって運営しています。主にいじめの相談を無料で行っています。電話だけでなく、メールやlineの相談も行っているので電話だと緊張する人も気軽に相談できますね。
・こども相談室
こども相談室は、カウンセリング経験のある公認心理士と無料で電話できるサービスです。また、児童生徒だけでなく、保護者も使うことができます。匿名で電話をかけられるので、秘密が守られます。
次回は「学校以外の居場所」をメインに、フリースクールをはじめとした、不登校支援を対面で行っている場所を紹介します!
最後まで読んでいただきありがとうございました🌷
出典
・櫻井和典、濱瀬貴樹. SOSを見逃さず、支援につなげる!子供を守るセーフティネット. ナツメ社, 2024, 255p
・文部科学省. 誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン).2023-3, https://www.mext.go.jp/content/20230418-mxt_jidou02-000028870-cc.pdf,参照(2024-10-8)
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