謙遜で相手の時間を奪う人
少し前の私です。今でもそんな私が顔を出すことがあります。
昨日の6:30ごろ、いつもの朝活で聴いたこと。
褒めてもらったら
「そんなことないです…。」よりも
「そうか!(私にはそんなところがあるんだ!)」で受け取ろう!
「そんなことないです…」から始まるのは
「そんなことあるよ!」「そんなことないんです」
「いやいや、そんなことあるって!」「そんなことないんですって!」
というやりとり。こんなやりとりができるのは、時間が余っている人だけ。
それよりも
「そうか!そんな面が私にはあるんだ!」と受け取って、
その、自分からは見えていなかった強みを、自分で意図して使えるようにした方が、もっといい!
そういえば、同じような時間の無駄遣いを、私は長く続けていました。
「やりたいんですか?っていうか、やる気あるんですか?」
仕事のご依頼をいただいた時の私の態度を見かねて、
お相手から言われた言葉。
「できるか自信ありません」「私でいいんですか?」「できるかなぁ…」
何かご提案いただいた時の、私の決まり文句。
その後「やったことない」「不安だ」といった意味の無い単語をつないで私の心の内を語る…。
「はっきり言って、こんなやり取り時間の無駄なんで、やめてもいいですか?」
ここまで言われて、やっと気付きました。
誰もそんな人に仕事は頼まない。
ここはカウンセリングの場では無い。時間の無駄。
当時の私は、不安の吐露、をすることで、仕事がうまく行かなかった時の予防線を張ろうとしていたのかもしれません。なんて、卑怯なの!
「できると思っているから、あなたにお願いするんです。」
と言われて、そうなのか、と思いました。
そして、ここで一歩踏み出さないとずーっとこのまま…。
どうする?
やりたい?思うような成果が残せなかったらどうする?
やっぱりやってみたい!
「やります」の先に現れたのは
「やります」と言った後。新たに現れたのは、
うまく行かなくてもそれを引き受ける覚悟と
どうしたらできできるか?と回転し始める脳の動き
一瞬にして、別人になった気分。そして、踏み越えちゃった、というあっけなさ。
こんなやり取りがあったのは、ほんの1ヶ月前のこと。
今ではなんだか、嘘みたい。
「どうしちゃったんですか?」
先日、同じ方に新たなご依頼をいただいて。
とても魅力的なお話だったので、「ぜひ!」と即答した後に言われた言葉。
そう言われて、「確かに…前とは違いますねぇ。」
勇気と覚悟を持って前を向いて受け取ること。
行動してしまえば、変わるんです。
もしかすると、褒められたのに、素直に受け取れない心の内も同じかもしれません。
褒められたら、ずっと褒められた良い私でいなければならない、そんな自信ない。だって、たまたまかもしれないし!だったら、今のうちに否定しておこう!
私はこう感じていました。
もし同じように感じている方がいらっしゃったら、お伝えしたい!
自分の強みや魅力も受け取って、それを使いこなす勇気と覚悟を持つしか、
前に進む道はないんだよ!
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