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私を操らないで!

「〇〇(娘の名前)の手を操らないで!」

と娘が絶叫したのは、数日前の節分のこと。

節分は我が家にとって、年間の行事の中でもTOP3に入るワクワク行事。
今年は実家の家族とオンラインで豆まきを行いました。
コロナのお陰で80代の父もだいぶオンラインでの会話に慣れ、
いつでも顔を見ながら話ができることは、ありがたいことです。

話を元に戻します。
冒頭の娘のセリフ。

恵方巻き、の代わりに韓国の海苔巻き「キンパ」を作っていた時のこと。
娘が海苔巻きを巻くのを、後ろから手を伸ばして一緒に巻こうとすると、
先ほどのセリフ

「〇〇(娘の名前)の手を操らないで!」

と言われてしまいました。

操っているのではなく、手伝っている(もしくはサポートしている)つもりだったのだけれど…。
もしかすると、これまでもこちらが良かれと思って手伝っていたことが
娘にとっては「操られている」だったのでしょうか…。

手伝っている、と言っていますが「手伝っている」と言う言葉を借りて
コントロールしようと思っていた感は否めない…。

うまく巻けなくて娘の機嫌が悪くなったら嫌だな。
ボロボロのキンパを食べることになったら嫌だな。
台所が必要以上に汚れるのも嫌だな。

と思って、それを回避するために「手伝って」いましたから。

母のそんな気持ちを見事に「操る」と言う表現で言い当てた娘。

これからはできるだけ、求められてから「手伝う」ようにしよう。
誰かに操られるなんて、嬉しいわけ無いですもんね。

なんて今は思っていますが、できるかな…。
親業は修行の日々なのであります。


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