私の畑ことはじめ
エンドウ豆の花盛りに、私の土いじりは始まりました。
この畑の主は夫の父。心を込めて育てていた野菜たちが、すくすくと育ち、さやえんどうやグリーンピースがそろそろ収穫期に入るころ、義父は急激に弱ってしまい、畑に足を運ぶことが難しくなってしまいました。
畑仕事などしたことがないけれど、お豆をちぎるくらいならできるだろうと、毎日、水やりと収穫に出かけるようになりましたが、何を植えたのかを聞いていなかったので、グリーンピースとスナップエンドウ、さやえんどうの区別もできなくて、成長途中のグリーンピースをスナップエンドウと勘違いして持って帰ることもありました。(お豆の成長をひと通り経験したので、今はちゃんと区別できます)
義父はその後、畑に戻ることはなく、さやえんどう、グリーンピース、ソラマメと、豆類の収穫が終わるころ、旅立っていきました。