1900年創業 土屋酒造店の蔵元
長野も含めて、米所と言えば、日本酒。
好きなお酒の種類を聞かれれば、日本酒。
そんな私ですが、今まで蔵元や酒蔵には行ったことがありませんでした。
いつか、蔵元見学したいなぁ~。と思っていたら、
通り道にあったんです!
平日仕事をしているワークテラス佐久のすぐ近くに!
その蔵元がこちら。土屋酒造店の蔵元。
実はこちらに来てから、家の近くのイオンスーパーで土屋酒造店のお酒『亀の海』は1本飲んでいて美味しい!となっていたのですが、そんな『亀の海』を作っている土屋酒造店の蔵元にこんなにふらっと行けるなんて、全く予想していなかったです。
ここで簡単に、土屋酒造店の紹介を。
~歴史・沿革~
南佐久郡・小田切村出身の土屋長平・熊治親子が、南佐久郡・中込村にて、江戸時代より「越後屋」という屋号で清酒を製造していた酒蔵を引き継ぎ創業いたしました。1900年(明治33年)に会社を設立し、以来さまざまな銘柄を製造してきましたが、次第に「亀の海」を日本酒銘柄とし、「しなの司」を本格焼酎銘柄とするようになりました。幸いにも、戦中・戦後の酒の統制・配給時代も休むことなく、清酒・焼酎造りを継承し、現在にいたっております。
戦後は、特に高品質酒に注力し、昭和40年代、吟醸酒啓蒙のため長野県下に先駆けて市販吟醸酒「亀の海吟醸」を発売し、一度も途切れることなく吟醸造りを現在に継承しております。
又、佐久地方における本格あま酒、市販の元祖でもあります。
江戸時代から現在に至るまで、戦争を経ても消えることなく、脈々と受け継ている。歴史の重みを感じます。
それでは、早速蔵元の中に入ってみたいと思います。
蔵元の中では、様々なお酒がディスプレイされています。
奥にある冷蔵庫には『ANA 国際線 ファーストクラス 提供酒』というシールが貼ってあります。
江戸時代から受け継がれて、今では国際線で世界を駆けまわっているって…。脈々と受け継ぎながら、時代の波を捉えながら、しっかりと変化対応していっているということですね。凄い。
蔵元で働かれている方とお話したところ、最近できた新しいブランドとして『茜さす』がありますよ。と教えてもらいました。
(最近と言っても20年前なのです。土屋酒造店の歴史は長い。)
贈り物にも喜ばれる逸品ですね。
昔使われていたものでしょうか。少しですが、展示スペースもあります。
これは色々なお酒を飲んでみたい…。と思いつつ、
どれを飲んでみたらいいかわからない。
ということで、蔵元で働かれている方に「土屋酒造店のまず基本のお酒はどれになりますか?」と聞いてみたところ紹介されたのが『亀の海 金印』です。
まずは、片手に収まるこのサイズから色々なお酒を始めてみた。
(飲み切りサイズと呑みやすさで、すぐに飲み切ってしまいました。笑)
土屋酒造店は色々な種類があるので、次は何を飲もうかな。
ごちそうさまでした!