Mr.Children miss you アリーナツアー感想【ネタバレあり】
ミスチルのアリーナツアー行ってきた!!
幸運にも最前ブロックで見れて最高だった!
アーティストのライブ自体初めてだったけど、やっぱり生演奏は半端じゃない…
ライブがあまりにも良すぎて、感想を書こうとして言葉にすると濃度が薄くなってしまう気がしたんだけど、やはり記憶に刻むためにも今日の熱を文章に残しておこうと思う。
※ここから先セトリのネタバレを含みます※
開演
「HOME」の一曲目「叫び 祈り」からスタート。ドラムの鼓動と、徐々に音が鳴り動き始めるリズムが体と共鳴して一気にボルテージが上がった。
最初の楽曲はライブタイトルのアルバム「miss you」から「I miss you」。
アルバム最初の曲であると同時に、自分にとっては人生で初めて買ったアルバムで最初に聴いた曲でもある。
初めてアルバムで聴いた時の衝撃を遥かに上回る、生演奏の迫力…
ライブで聴くと、音に奥行きが出る感じがして、それが今回のアルバムの楽曲にぴったり重なって化けた感じがする。
そして3曲目の「REM」!
これは超〜カッコよかった!!単純な感想だけど、本当にカッコよかった。サビの盛り上がりが目立つけど、出だしも最高にカッコいい。何でこんなメロディ思いつくんだ…
印象に残った曲
一曲ずつ感想を挙げていくとキリがないので、特に印象に残った曲を掻い摘みます。
6曲目「靴ひも」
この曲は普段それほど沢山聴かないのでライブで久々に聴いたけど、素晴らしさを再確認できた。
ミスチルのラブソングは多彩で色んな曲があるけど、中でもこの曲を聴くと「愛ってそんな素敵に表せるんだ…」と感動する。メロディも歌詞も最高でした。
7曲目「FIfty’s map〜おとなの地図」
7曲目以降はアルバム「miss you」の収録曲のシークエンス。演奏はもちろんのこと、演出が素晴らしくて、「miss you」の世界観に入り込んだ感覚になれた。
特に、「雨の日のパレード」のラスサビで傘が色づく演出が素晴らしかった。
全体的に穏やかな曲調が多くて独特の空気感だったけど、このアルバム特有の深みがライブ映えしてとても良かった…
18曲目「395日」
「miss you」のシークエンスを超えて、2010年リリースのアルバム「SENS」から「365日」。
この曲も大好きだったので、ライブで聴けて良かった…
桜井さんの声に愛しさがこもっていて、温かい気持ちになれた。
この曲も歌詞がとても好みで、
特にこのサビの詩が好き。
昔はあまり共感できなくてメロディだけで聴いていたけど、今聴くと心に響いてくる。
19曲目「記憶の旅人」
今年リリースされた新曲。
これも大変にライブ映えしましたね…
この曲は何と言うか、ミスチル32年分の重みを感じます。ファン歴3年だけど。
重みがあって深みがあって、曲の世界観に惹き入れる魅力があって…
とにかく大好きな曲です。
23曲目「終わりなき旅」
アンコール前ラスト!
この曲をライブでやってくれるなんて…
「終わりなき旅」は僕にとってとても大事な歌で、受験期の帰り道にいつも聴いていた。
歌詞の全てが当時の自分と重なって何度も勇気をもらった。
最初の詩を聴くだけで、今日の達成感と明日への希望が生まれてくる。
大学に合格した先の自分に何が待ってるかは分からないけど、とにかく新しい自分に出会いたい。
そんな当時の気持ちとこの詩が重なって、何度も心の支えになった。
何度も何度も聴いたからこそ、出だしのコードを聴いただけですぐに「終わりなき旅」だと分かったし、同時に当時の記憶が沢山蘇ってきた。
26曲目「Sign」
この曲も高校時代の思い出が詰まってる。
高校で世界史を担当していた先生がミスチルのファンで、高3の授業の時に「Sign」を紹介してくれた。
先生はこの歌詞がお気に入りで、「愛の向かう先は身体でも心でもなくて、その人がその人でいてくれているだけで愛せるんだ」と仰っていた。
当時は「ふーん」くらいに思ってたけど、これも今になれば物凄く共感できる。
ミスチルをより深く聴くようになったのはこの先生の影響もあったと思う。僕は今でもこの人を尊敬していて、色んな面で良い影響を与えてくれた人だったと思う。
この曲は他にも愛の真髄の如き詩が沢山詰まっていて、本当に大好きな曲です。
この曲を生演奏で、桜井さんの声で聴けたのが本当に嬉しかった。
27曲目「in the pocket」
ラストは2日前リリースされたばかりの新曲。
京都アニメーション制作の映画「きみの色」の主題歌。もしかしたらライブで聴けるかもと思い、前日に映画を観たらドンピシャで当たった!しかもラストに持ってきてくれた…
まだリリースされたばかりの曲だけど、すでにだいぶ気に入ってる。明るいメロディで、明日への希望を持てるような曲。
映画の内容ともマッチしていて、自分の居場所を見つけて色づいた主人公を描くと同時に、彼女のこれからを想起してくれるような最高のエンディング。ライブのトリとしてもぴったりの曲でした…
おわりに
今回のライブで、ミスチルの素晴らしさをより深いところまで触れられた気がする。
楽曲は色とりどりで、聴いていて色んな気持ちになれる。
「明るい気分になりたいからこの曲が聴きたい」、「夜にはこの曲がいいな」みたいに1日の色んな場面で支えになってくれる。
それだけじゃなくて、曲を聴いて新しい気持ちになれる時もあるし、愛や世界に新しい見方を与えてくれる時もある。
それもこれも全部含めて、人生を豊かなものにしてくれる。
そんなミスチルの素晴らしさを知れた1日だった。
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