24時間営業を辞めたコンビニ〜2月の経営数値の動向〜
「配送体制の疲弊と限界、そしてそのしわ寄せは最前線の現場へ向かう」
皆さんこんにちわ、2ヶ月の周回遅れ中のあやすけです。
なので今回も前置きなしでサクサクっと行きましょう。
・・・あぁでもやっぱり一言だけ言いたいなぁ・・・
配送体制に係るあの文書と動画、ここ最近の私の中で最高レベルで意味のない、中身のない、レベルの低い、馬鹿げたモノでした
・・・何も打つ手が無いのなら、腹を割ってそう白状し、そのうえで加盟店に協力を仰ぐべきです・・・それが、本部としての「意地」と「プライド」の正しい使い方だと考えます。
それでは、2月の当店の経営数値の動向です。
1.経営数値
2.項目別の分析
昨年10月の経営数値をもって決定した、現時点の当店経営陣の今後の数値の見立ては以下のとおりです。
転じて2月の経営数値を視ると、客数は前年比で予想以上に上ブレしているがコロナ禍初年度と比較すると割れており、客単価は前月と同様に予想以上の度合いで低下傾向を継続中となりました。結果として日販はコロナ禍初年度より6%減です。
前月の記事と同様となりますが、コロナ禍初年度であった2020年並にその回復度合いは留まると予測した日販は、その予測した水準には全く届かない程度の回復度合いでした。その原因も前月の記事と同様、コロナ禍初年度の1月&2月は未だ「コロナ禍による日販への影響度合い」が低かったことが可能性として大です。
「買上点数」の数値が前年比割れし始めたことを考えれば、客単価の前年比は今後再びその上昇幅を大きくすることは無い、という見立ても前月の記事と同様です。したがって、日販低下の大波、つまり、たとえ前年比の数値は良く見えてもコロナ禍以前と比べると全く数値が伸びていない状況が今後もずっと続くことが現実となるタイミングは、想定以上に早く来る可能性がさらに高まりました。そのタイミングの鍵を握るのは、予想していた「客単価」低下のタイミングではなく、予想外の「客数」の好調さがいつまで続くか、となります。
やるべきことも変更ありません。客単価を少しでも長い期間下支えすることです。と同時に、客単価の数値が低下するという大きな流れ、トレンドを変えることもまた不可能です。したがって、「廃棄額の適正化」&「経費のスリム化」が、生き残るために必須の取り組みとなります。
・・・さっき言ってたことと真逆の結果じゃねぇかよ(笑)
前月の記事でも書きましたが、「売上比7%以内」という当店の方針は、既に「理想」となっているのが現状です。
目標未達の要因も前月と変更ありません。1つ目は今年度の最低賃金の上昇に伴う人件費の増加分を売上の増加分で賄い切れなかったこと、2つ目は経営陣の健康面を原因としたシフトの減少、となります。
上記2つの要因に対する対応方針も前月と変更ありません。1つ目は、目を瞑ってこのまま行きます。2つ目は、必要経費という認識を基本として内部留保してきた資金を充てます。
上記の方針を継続する期間は、契約更新までのおよそ1年間です。その後は手持ちの武器が2つ増えますので、それを活用します。1つは経営陣交代による人件費減少、もう一つは更新に伴うチャージ率の減少です。「生き残ること」だけが、撤退戦継続中の当店の最大の目標です。
だからさっき言ってたことと真逆だってば(笑)
現在の当店の目標は、「売上比4%以内」です。当初は比較的簡単に目標を達成できると考えていた自分の認識が、甘かったと言わざるを得ません。
目標達成には、まだまだ時間が掛かりそうです。すぐに達成できる特効薬のような改善策は、今のところ思い付きません。過去数年間の同月比較の数値が少しづづ改善している限りは、現在の取り組みを継続したいと思います。
ただ一言、経営陣の一人として、恥ずかしい
数字を視て言えることは、ただそれだけです。
それでは今日はこの辺で。
このクソッタレな世界で戦う皆様と明日もともに。