「教えてくれる人」のありがたさ
日曜日の夕方。
函館のわらじ荘（大学生が運営するシェアハウス）にわらわらと人が集まってきた。約束もしていないのに。笑
それまで、一人はnoteを書こうとパソコンに向かい、一人はわらじ荘の経理の仕事をして、一人は母親から届いた食材と香水にるんるんになり、一人はパソコンを開きつつ寝ころがって、私はその様子を見つつ座布団をまくらにして寝そべっていた、のに。
ちょうど噂をしていたおっちゃん（スピさん）が車で現れ、テンションのあがるあんな。
その人を囲んで縁側でおしゃべりをしていたら、荘民の高校時代の同級生とその仲間たち（学生）が５、６人集まり、今度新しい荘に住む寮母さん的役割の人とその旦那さんが来て、出かけていた２人も帰ってきて、なんだかんだで15人くらいでスイカを１玉切って食べ切った。（そのお世話をしてくれていたのは、経理も担当するすみえちゃん。二十歳。いつも気が利く。）
これが、わらじ荘の日常である。
みんなでスイカを食べているときに、スピさんの前を通る学生が３人。４人目の若者だけが「前、失礼します。」と言った瞬間、スピさんは「お前が初めてだ。人の前を通るときに、前、失礼します、と言ったのは。」と言った。続けて、「こういう場で、一人の言動を褒めると、ほかのみんなも『あぁ、そうか。』と気づいて、ほかの時にそれができるようになるよな。これがこういう場所のいいところなんだ。昔はたくさんこういう場所があったんだけどな。」と。
これが、わらじ荘の日常である。
これが、私が往復7時間かけてでも行こうと思う、わらじ荘の日常である。
【お知らせ】
次回「ミライブ」のゲストは、わらじ荘はじめ総荘長の！下沢杏奈。9月下旬〜10月頭にやります！
ミライブのFacebookグループをつくりました！ぜひ参加してくださいね！つながっていきましょう！！！
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