交流会や飲み会を、仕事に繋げる。
交流会や飲み会を、仕事に繋げる。
旅する経営者 あや社長です。
私は2015年に株式会社Wannabeを創業しました。
現在は湘南地域を中心に、企業研修の運営やイベント事業をしています。
また、フリーランスとしてもSNS運用・運用チーム作り、新規事業の立ち上げやオンライン講師などもしています。
最近はここに地元の法人会のディレクター(組織のNo.2的なポジション)が加わっております。
ようやく本格的に寒くなってきて、師走感が出てきましたね!
今年はコロナも明けて、忘年会や新年会をやっているところも多いのではないでしょうか?
私はあんまり外に飲みにいくタイプではないですが、飲みにいく時は明確に理由があって参加しています。
おかげで効率的にそこから仕事が増えることも多く、ありがたいなぁと感じています。
そんな私の飲み会を仕事に繋げる秘訣をお話しします。
なんとなく参加、はやめよう
交流会に参加するのをやめた私の実例
多くの経営者がそうだと思いますが、私も起業したての頃は色々な交流会に行きました笑
・人脈ができるよ!
・有名人の○○さんが来るよ!
・自分の仕事のプレゼンができるよ!
という甘い謳い文句で参加して、大量の名刺を持ち帰り、ぐったりして帰る。
結局、名刺に連絡しても、制約にはつながらず、お金とエネルギーが削がれることも多々ありました。
そもそも起業してから、こんなにいろんなところで交流会が行われていると知りましたし、今思えば、あれは何のパーティだったんだろう?と思うところもたくさんありました笑
これが自分の営業活動につながるのだ!と信じて、そういう集まりに通っていましたが、今はそういう集まりに参加するのは一切やめました。
あるクリスマスパーティにドレスで参加した私は、なかな馴染めずに隅の方におりました。
ヒールを履いていたので足は痛いし、営業活動もなんか今日はうまくいかない。
写真撮影する流れになり、みんなが集まったところ、近くにいた酔っ払った女性に飲み物を思いっきりかけられたのです。
結局そのまま写真撮影をして、私はその足で会場を後にしました。
途中でヒールが痛くて、裸足になって歩いたことを覚えています。
その時に「なんでこんなことしてるんだろ・・・」とふいに虚しくなりました。
そこから交流会には参加していません。
参加する前に考えてほしい3つのポイント
私の実例から見ても、やみくもに交流会や飲み会に参加するのはお勧めできません。
毎回お話ししますが、個人事業主やフリーランスの資本は自分自身です。
ですので、なるべく疲弊せずに、仕事につながる交流会や飲み会に参加してほしいと思っています。
交流会や飲み会を仕事に繋げるために考えてほしい、3つのポイントをお伝えします。
①目的を明確にする
まずは交流会や飲み会に参加する目的を明確にしましょう。
一番良くないのは、「営業活動になりそうだから、とりあえず参加する」です。
(人生経験として参加するのはいいと思いますが)
そこに誰がいるのか?どんな集まりなのか?必ずリサーチしましょう!
どんな会なのかは大きく分けて、2つあります。
*同業種交流会・飲み会
同業種が集まる会のメリットは、お互いの悩みが相談できたり、横のつながりを作ることができます。
ただ、デメリットは同業種とばかり一緒にいると、お互い愚痴を言って終わってしまうなどの関係性にもなりやすいので、気をつけましょう。
*異業種交流会・飲み会
異業種が集まる会のメリットは、違う業界の視点を取り入れることで視野が広がったり、お客様に繋がりやすいです。
紹介が生まれやすいのも異業種の特徴でしょう。
デメリットは、全然興味のない異業種の人がいたり、商売としてグレーな人もいますので、そういう人たちを見分ける目が必要になります。
まずは自分の現状を把握して、自分はどんな人と繋がりたいのか?を明確にしましょう。
②自分の商品やサービスが固まってから参加する
自分の商品やサービスが、固まってから参加しましょう。
「え?どういう意味?」という感じかもしれないですが、結構ふわふわした状態で、交流会や飲み会に参加する人がいます。
特に起業したてやサービスをリリースしたばかりだと、まだ自分の中で腹落ちしていない、壁打ちが終わっていない状態の時もあります。
壁打ち・・・話を誰かに聞いてもらって考えを整理することを意味する言葉。アドバイスや意見への答えを求めるのではなく、考えたことの整理を主な目的として行われます。
(コンペル仕事用語集https://comperu.jp/library/word-kabeuchi/)
その場合は、先に信頼できる人に壁打ちをお願いする、もしくは資料などを作成して腹落ちさせてから参加しましょう。
たまに飲み会で「僕のこのアイディアどう思いますか?」と聞かれることがありますが、よほどそのアイディアが面白い場合以外は、答えません。
むしろ、ちょっと失礼に感じるので、ご自身の武器は営業活動に出る前に研いでおきましょう。
③自分の個性を知る
最後に大事なのは、自分の個性を知ることです。
先述しましたが、資本は自分自身なので、その個性を活かした営業活動を展開した方が息の長いビジネスができます。
ちなみに、私は対面営業があんまり得意ではありません。
なので、初見の交流会はなるべくオンラインで参加できるものを選んでいます。
逆にオンラインだと相手の考えていることが分かりにくい、という人もいます。
これに関しては
・自分がどっちの方がやりやすいか?
・ストレスがかからないか?
・また参加したいと思えるか?
色々チャレンジしてみて、一番自分にしっくりくる方法を見つけてほしいと思います。
無理なく、無駄なく、ムラなくできるのが一番の理想です。
自分が主催してみよう!
ある程度余裕ができたら、自分が主催することを考えてもいいと思います。
とはいえ、50人100人集める交流会をやれというのではありません。
飲み会レベルでいいので気の合いそうな同業を集めてみたり、協業できそうな異業種を繋いでみましょう。
そうすると、自分のステージがもう1つ上がります。
自分の仕事で信頼されるのはもちろんですが、信頼できる人を紹介できる人は本当に少ないです。
これができるようになると、お客様から選んでもらいやすくなりますし、仕事もお金も循環して、他人が主催する交流会や飲み会に参加しなくてもよくなります。
そういう正のループに入っていきましょう!
良い人に出会える自分でいる
結論としては、交流会や飲み会を仕事に繋げるには目的と自分を明確にしておきましょう!
しかし一方で、目の前に良い人や良い仕事があったとしても、自分がそれを見分ける目や余裕がなければ、見過ごしてしまいます。
まずは自分自身が、交流会や飲み会で良い人に出会える自分になるようにしましょう。
ちなみに私は交流会や飲み会に参加する時は、その中の一人にターゲットを絞り「この人とこの話をする!」まで決めて参加しています。
逆にそれ以外は決めていないので、その場にいる人と楽しんでもいいし、料理をばくばく食べてもいいし、途中で帰っても良いことにしています。
極端に感じるかもしれないですが、そういうイメージができない交流会や飲み会には参加しないと決めています。
こういう判断基準を早めに知る・作ることも、自分の個性を活かすことだと思います。
せっかく独立したのですから、他人の基準ではなく、自分がストレスなくできる環境を作っていきましょう!
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