居心地の良い美術館みたいなドーナツ屋さんに行ったお話
2025/2/8
大阪の福島区に新しくできたドーナツ屋さんに行ってきました。
その名も
City Lights：Donuts
え、めちゃめちゃおしゃれで美味しそうじゃないですか？
福島の聖天通りをよく通る私。
先月、改装中にも関わらず、ガラス戸に貼られたポスターがおしゃれで思わず立ち止まったのがこのお店でした。
プレオープン日に行ってみると、ちらほらとお客さんが。
店内には、文庫本や海外の雑誌、デザイン本などが並び、ドーナツを受け取る待ち時間で手に取って楽しめるようになっていました。
とても好きな雰囲気です。
そして肝心のドーナツは……。
めちゃくちゃ美味しかったです！
しっとり。でも重たくなくて、素材の香りや風味が一番出るであろう状態で留めましたって感じの存在感のあるドーナツでした。
あとディスプレイが今までに見たことないくらい洗練されていました。
ドーナツがひとつひとつ、石の台の上に乗っているんですね。
それは石の座布団に、個性を持ったドーナツたちが座っているように。
ちょっとお高めですが、納得のお店の雰囲気とそのお味。
私はレモンを注文。
ほろ甘いドーナツの生地と一緒に爽やかな酸味が広がって、澄んだ寒空の下で食べると、さらに美味しかったです。
ドーナツってなんか可愛いですよね。
ケーキより甘すぎなくて、でもチョコよりも重たくなくて。
フィナンシェとかもいいけど、何より穴の空いたあの形が手に取りたくなりませんか？
道端でフィナンシェ売っててもあんまり買おうと思わないけど
ドーナツが売られていたら、つい１個買って食べ歩きしたくなります。
フィナンシェのチェーン店がなくて、ミスタードーナツが全国にあるのもその理由かも？
似たようなところで言えば、ワッフルのManekenも美味しくてついつい買ってしまいます。
ワッフルも良い。
でも見た目の可愛さではドーナツに勝てない気がしてしまう。
やっぱりあの穴に魅力があると思う。
完全な円ではなくて、どこか欠けている。
ちょっと欠けているものに無意識のうちに惹かれてしまっているのやも。
とかそんな難しいこと考えている訳もなく、
あの丸っこくてそこに指は入れないんだけど持ちやすそうな穴があるのが、私の可愛いセンサーをくすぐるんですね。きっと。
ああ、また食べたくなってきた。
近所にドーナツ屋さんがあるって、ちょっと幸せ。
ありがとうございます。
次は何味にしようかなあ。
