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他人を攻撃する趣味を持つ人間への対処法
こんにちは。綾沙汰です。
今回は、世の中に嫌という程存在する『他人への攻撃が趣味化した人間』に関する話題です。
前置き
学生時代では本当にこの手の人間の存在は顕著で、私の肌感覚では、学校の1クラスあたり3、4人程度はこのタイプだったかと思います。(中学では更に多かったです)
私は小さい頃、彼らに対する対処法は全く分からない状態でしたので、彼らの被害に遭うことも何度かあり、また被害者と加害者のやり取りをそれこそ何度も何度も第三者として目の当たりにしてきました。
皆さんもおそらく御存知の通り、この手のタイプの人間は予想以上に世の中に多いです。彼らは何故、他人への攻撃を趣味とするのでしょうか。
他者を攻撃する理由
おそらくですが、人を攻撃する最大の理由は「楽しいから」ではないでしょうか。経験上、他者を攻撃する人間はそれを楽しんでいたように見えることが最も多かったように思います。
最近、以下のようなポストを見かけました。加害性を持つ人の体内では他者への攻撃や排除により多幸感ホルモンが分泌するといった内容です。
つまり、加害者の加害行為は人の身体の奥深い性質に関連しており、その根本原因を取り除くのは容易ではないことが推測されます。
☦️いじめ加害者の脳内ホルモンと行動の因果関係☦️加害者は人と触れ合う、スキンシップなどで得られる多幸感ホルモン、オキシトシン(仲間意識)の生成が活性化されます。そのホルモンの過剰分泌は仲間を守ろうと意識し邪魔者を排除しなければという,思い込み思考が発生します。排除対象者を探し始め→ pic.twitter.com/yVL7Sv1tzh
— Chrome Fotipepe (@CFotipepe) July 29, 2024
そして、おそらく二番目に多い理由は「対象者を利用したいから」だと思います。忙しい学生間や社会人になってから、この手のタイプが増えたように思います。
利害関係などを発端として、人は自身の利益のために他者を攻撃することがあります。これは「楽しいから」タイプと比べて、グループ単位で行われることが多く、彼らによるいわゆる『搾取』行為が蔓延ります。
実際のところ、これらの欲求は『誰にでも生じうるもの』であり、私達はその被害者にも加害者にもなりうる可能性を秘めています。
ですが、その対策を講じないままだと、その欲求をぶつけられたまま損をし続け、いつまでも幸せを逃し続けることに繋がりかねません。
では、その欲求をぶつけられそうになった際、どうすれば被害に遭わずに済むでしょうか。そのカギは『相手の怠惰な性質を利用する事』です。
つまり、楽しくなければ、もしくは面倒になれば(利用が難しくなれば)他人への攻撃はおさまるはずです。もしあなたがその手の人間から距離を取れば、その人は『近い人をターゲットにする』でしょうし、誰もターゲットにできなければ別のことをやるしかないからです。
攻撃者への対抗策
では、そのための対策にはどういうものが挙げられるでしょうか。
以下のような方法が挙げられます。
やり返す
関係上の距離を取る
社会的に制裁を加える
『やり返す』方法は、相手の無意識に直接働きかける方法としてはそこそこ効果的で、相手の怠惰な性質を利用して「あ、こいつに攻撃したら面倒だな」と思わせることもできます。しかし、これは攻撃に慣れている方でないとおそらく難しく、またより大きなトラブルに発展する可能性もあります。
『関係上の距離を取る』方法は、可能であれば自己防衛としては最も効果的です。しかし、相手の攻撃性には一切の更正は働かず、他者が代わりに被害にあう可能性が高いです。
『社会的に制裁を加える』方法は、通常、自分から直接攻撃を加えなくて済み、また相手の無意識に働きかけてその攻撃性を更正させる方法としては最もフォーマルかつ強力な方法でしょう。ただし、その手続きに伴うコストがおそらく一番高い方法でもあります。
もし、攻撃者の被害に遭いそう、もしくは遭ってしまった場合、上記3種の方法のどれが最適かを「情報を元に分析」し、最も効果的かつ自分にとって最善な選択をするとよいでしょう。(特に『社会的に制裁を加える』選択肢に関しては、事前に相談できる相手を調べておくとかなり安心です)
ここで、特に一番目の「楽しいから」タイプへの対処法について詳しく見ていきます。なお、以下では先程のホルモンの過剰分泌の件を前提として議論します。
さらにこのタイプを2つのカテゴリに分けると、ホルモンの過剰分泌がその世帯単位で原因がある「世帯・遺伝原因型」と、世帯が原因ではないが突発的にホルモンが過剰分泌するように誕生した「突発型」とが可能性として考えられます。
もし「世帯・遺伝原因型」の場合、その世帯そのものに原因があり、その世帯の社会的な立場は比較的低い事が考えられます。何故ならば、世帯でその欲求を持ち、他者に攻撃する習性がもしあるのであれば、周囲からの信頼が得られていないはずだからです。もしそうであれば、その世帯ごと当学生を問題ありとして処分を下してしまうことが対応策として考えられます。
一方、「突発型」の場合、その学生の世帯の親は良識があるとして、親にその学生の言動を報告し、注意を促すことで是正を狙えます。
実際のところ、おそらくはほとんどが「突発型」であり、親が手を焼いている子供が学校でも暴れているパターンだと思います。
もし「突発型」の学生なのであれば対処法そのものは単純で、親に情報と併せて報告をするだけで解決に向かうこともありえます。ただ、「突発型」の子供には親ですら手を焼いていることが予測されるため実際には多くの場合で是正は難しいでしょう。
その場合、教育機関はその学生の問題行動に対し、『親との協力のもと、社会的な制裁を加える』ことも考慮すべきでしょう。そもそも「突発型」の学生が問題行動を起こすのは、「周囲の人々が攻撃を許容してしまっている」からだと考えられます。
しかし、この過剰ホルモンの分泌の性質は、「当人が意識的かつ一時的に反省した」からといってすぐに直せるものではないため、継続的な監視および処遇をする必要がありそうです。
最後に
私達がその被害に遭わないために最も気をつけるべきは、『攻撃者の娯楽のひとつになってはならない』ということです。何故ならば、そうなってしまうと攻撃は続くからです。
意外に思われるかもしれませんが、解決を図る上で「意見のぶつけ合い」はあまり効果的ではありません。
何故ならば「意識的に妥協案を出す行為」と「無意識の娯楽」は相容れないため、解決に至らない可能性が非常に高いためです。(教師が学生に謝罪を要求し、実際に謝罪をした後も「再犯」を繰り返す人を私は何度も見てきましたし、実際のニュースでもそういった事案を見かけた方はいるはずです)
よって、解決のためには、「相手の無意識に働きかける」ことが最大の効力を発揮するのです。少なくとも、彼らと争う場合、相手の無意識に働きかけるためのカードを持つことが絶対条件です。
人間の性質を大まかに理解し、普段の生活のルーティンに対策を組み込み、極力コストを掛けずにリスクを抑えるようにできればベストです。簡単ではありませんが、この記事の内容についてなんとなく意識ができれば、解決の糸口が見えると私は信じています。
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以上でこの記事は終わりです。
お読みいただきありがとうございます。
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