でふぉるとあいこん

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井芹仁菜はジャンヌダルクではない

フックのあるワードで目を引こうとするのやめてください!!!! まあべつにこんな題字で開くひといないけどさ。変わり者だけだよ。 それでも、おんなじこと思ってるやつがいると信じて(わざわざ調べたりはしてない)、書き記しておく。 分析による事実の解明ではなく、私見を連ねている点についてご留意ください。 ロックンロールの死 ここで言うジャンルダルクとは、神の声を聞き、オルレアン解放の旗手として祖国に殉じ、異端判決の末に火刑に処された少女のことだ。 逆境に立たされていたフランス

    • ガールズバンドクライ 運命の華

      まあこれはアニメ観た感想じゃなくて、だから文脈がどうとかの話もできなくて。ただ、『運命の華』を聴いてくらってしまった話。 なんとなくアイコン(画像がどうのじゃなくて、ペルソナ的な性格を腑分けした自分)がある場所だと恥ずかしくてできない話だよ。ここは、そういうのと無縁の場所として扱ってるからさ。自由だね。 吐き出したい思いがあった。それは声にしたいとかじゃなくて。どうしたって言葉でしか、文章でしか生きられないから。選んだつもりでも、初めからこれしかない生まれ方をしていたから。

      • 数分間のエールを 織重夕が信じた神について

        この時代にモノづくりを志す全て人へ、数分間のエールを この内容には、数分間のエールを、のネタバレを含みます。 イントロは短く 数分間のエールを(公式サイト)という映画がある。 音楽でひとの心を動かすことを望み、夢やぶれた新任の英語教員、織重夕。 彼女の歌に感動し、そのミュージックビデオ――MVを作りたいと望んだ高校生、朝屋彼方。 これは夢を取り戻す再生の物語――ではない。 神への信仰を取り戻す、行進の物語だ。 音楽という神について 信じるという行為について 織重

        • プレナパテスとかホシノとか耳とか[ブルーアーカイブ]

          “何気ない日常で、ほんの少しの奇跡を見つける物語” ブルーアーカイブ -Blue Archive-という物語について、2024/6/11時点でのいくつかの散文です。 「対策委員会」編 、「エデン条約」編、「あまねく奇跡の始発点」編、「百花繚乱」編の重大なネタバレを含みます。 ・プレナパテスと私の違い 同じ状況、同じ選択 ここでは昨今話題にあがる、プレナパテスとの分岐点は地下生活者ではないか? という問いを深掘っていくことで、その可能性を探っていく。 テクストの幅を広

          さくらの雲*スカアレットの恋 感想

          ※本文は『さくらの雲*スカアレットの恋』のネタバレを含みます。 未クリアの方はブラウザバックをし、今すぐ大正に戻ってくださりますようお願い申し上げます。 枝分かれする彼の運命がたどり着くのは、果たして令和か大正か。 さて、ここまで読んでいる方にさくらの雲*スカアレットの恋(以降『さくレット』)という作品、そのシナリオライターである冬茜トム氏について一からわざわざ語る必要はないと思うので、早々と本題へ向かうとしよう。 当然――おもしろかった。 けれどもこの当然が、記憶にまだ

          さくらの雲*スカアレットの恋 感想