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手付金現金ってまじで現金だった

2020年5月の投稿で家の申込みをしてからもう1年以上経ちましたが、今更ながらnote再開!1年の時を経て突然気分がノッて来た。

住宅購入のノウハウサイトをみるとよく見るこの記述。

「手付金の金額は住宅購入代金の10%が一般的」
「手付金は現金で用意しましょう」

現金??振り込みってことかな??
ってずっと思ってたんですけど………………


いやマジで現金なんですって。

札束です。札束で手渡しなんですって。


時は申込み直後、契約までの準備物の確認をしていたあのさわやかな初夏の昼下がり。


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エージェント「手付金は現金で持っていくので、平日窓口で引き出してきてくださいね」
すずき「現金?振込票ってことですかね?」
エージェント「いや、現金です。げんなまです。」
すずき「エッ!!!!!!!!!!!」
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現金!!!?? その場で???!! 渡すの???!!!!

これが「住宅購入〜契約編〜」における最初の衝撃でした。

さすがに物件価格の10%分となると愛用の無印のリュック(2,990円)で運ぶには現金輸送のスリル満点になってしまうので、エージェントに相談したところ、売主さんが了承すれば10%以下でもよいそうで。私の場合は5000万円台の物件でしたが100万円でOKにしてもらいました。
(手付金は、契約違反があった際に放棄したり返金したりする契約の重みにつながるお金なので、少なすぎると相手方は心配になってしまう可能性もあります。エージェントに相談しながら決めることをおすすめします)

というわけで、現金100万円の札束を引き出すべく、契約日前に急いで平日に午前休をとって最寄りのメインバンクの窓口へ。

この時、鈴木は銀行で第2の衝撃に遭うことになるとは知る由もありませんでした……

これぞセカンドインパクト

受付票を発行するとき、挙動不審だった私を見かねた受付付近のお姉さんが声をかけてくれました。

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お姉さん「お引き出しですか?金額はどれくらいでしょうか。」
すずき「(えっここで言うの…!)ひ、ひゃ、ひゃくまんえんです…!※小声」
お姉さん「100万円のお引き出しですね(クソデカボイス)!!!!あちらでご記入をお願いします!!!!」
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いやいやいやいやいやいや!!!
待ってるおじいちゃん2人くらいこっち見たよ!!!
こんなすっぴんで全身ユニクロと無印の小娘がなんか現金引き出してるぞって聞き耳立ててるよ!!!!!

引き出すための申込み票に記入し、赤面しながら仕方なく呼び出しを待っていると、ついにポーンと私の番号が表示され、今こそと立ち上がった瞬間。

お姉さん2「鈴木さまーーーー!!鈴木あやさまーーー!!!!


い〜〜〜〜やおやいあいやいやいやいややいあややや!!!!

いまね、ここのおじいちゃんね!!私の名前とこれから持って帰る現金の金額ぜんぶわかっちゃったからね!!!!!!!!!!

100万円ごときでそんな…と思う方もいるかもしれませんが、とはいえなるべくなら怖い思いをする可能性は無くしておきたいですし、幸い私は匿名性の高い氏名してますが名前によってはSNSでプロフィールなんていくらでもわかっちゃう世界ですから、なるべく公共の場面で、しかもお金がかかわる場面でおなまえ大公開は避けたかったのですわ………

その後、現金の用途などを説明して、銀行印を押して、無事100万円をゲット。

最寄りの支店を選んだので歩いて帰ろうかな〜と思っていましたが、一応怖いのでタクシーを呼んで、逃げるように帰りました。


プライバシーに配慮してくれる銀行も多いと思うので、この支店というかお姉さんの組み合わせが悪かっただけかなぁと思っていますが、こんなかんじで本当に現金引き出して、契約日に自分で持っていかなきゃいけないんです。という赤裸々エピソードでございました。

現金怖くても振り込みはダメだそう

ちなみに、振り込みすればいいじゃんって考えていましたが、売主さんに振り込みした後仮にやっぱり契約や〜めた、となった場合や、仲介会社に預ける場合の扱いなど、あらゆるパターンでトラブルの元になるので、手付金振り込みは絶対にやめて!!というが良識のある業界人みんなの意見でした。


次回、「ついに売買契約!!!鈴木ねむくなる」です。

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