入居中物件の内覧に手土産は必要なのか
※外出自粛前にこっそり内覧に行ってきた時の話…
少し前になりますが、実は2軒目の物件内覧に行ってました。
1軒目の見学ののち、予算を優先してエリアを広げ過ぎたあと、その中間くらいで絞りなおし、なんとか見つけた希望エリア内、50平米台の物件です。
ただし、今回はなんとはじめての入居中物件の内覧。
そう、売主さんがまだお住まいのおうちにお邪魔するのです。
地味な幼少期を過ごし人さまの家に遊びに行く経験の少なかった鈴木にとっては、今後お金のやりとりをするかもしれない方のお宅にお邪魔するのは極度の緊張を伴う経験。
とっさに、
鈴木「手土産って…何持ってけばいいですかね…??」
とエージェントに聞いたところ、売主買主は対等なので、契約時に持ってく人はたまにいるけど、内覧で菓子折持っていくような奴はいないとのことでした。
そうなのか…ッ
内覧当日
いよいよ来たこの日。
あれ、徒歩5分って書いてあったけど改札でてから出口までですでに5分たってる…みたいなありがちなギャップに気づきながらも現地に到着。
マンションの前には、売主さん側のエージェントとこちら側のエージェントがすでに待っていてくれました。
早速ピンポンして、お宅にお邪魔します。
鈴木「こ、このたびはありがとうございます!!!」
と、すでに契約したかのようなお礼をしてしまう鈴木。こういう時堂々とするのとか苦手なんですよ。
売主さんは挨拶したあと、内覧する私たちからは離れた場所で見守る姿勢に。悪いことは決してしていないが、なんとも言えない気まずさに、エージェント2人、同行した夫に手当たり次第話しかける鈴木。
しかし冷静に物件を見始めると、事前に見ていた間取り図よりずっと広く見えることに気がつきました。50平米前半とは思えないほど収納もばっちり。居室も広くとられていて、5人いるのにそれほど狭さを感じませんでした。
なんでだろう?と話していると、天井が最近の新築より若干高く、さらに廊下面積がかなり狭いため、ほとんどを生活スペースにあてられること。
また、コーナーもきれいで、家具を角までぴっちり置けることでデッドスペースが少ないということもわかりました。
15分くらい、わりと遠慮なく収納の中とかまで見せていただいて、最終的にとても冷静にいい物件だなーと思って失礼しました。
あまりに悪いところが見つからないので、エージェントたちにまだ売れていない理由やデメリットをきいたところ、
「北向き」や「数字上の広さ」などを説明してもらいましたが、我が家は終日ほぼカーテン閉めてるひきこもり夫婦ですし、広さはまぁたしかにもっと欲しくはあるけど予算内であれば十分だと思ったので、ネックにならないねー。という結論に。
そして、初めての買付申込をすることになりました!
買付希望金額を記載できるのですが、広告上の提示額が相場や購入時(と思われる)の額と比較して高すぎたので、500万ほど下げた金額で申込み。
マックスでもこの金額以上なら微妙だなー、というラインを、その根拠と合わせて交渉カードとしてエージェントに渡して、その日は終了しました。
ちなみにこの時の帰り道の足取りは軽く、徒歩5分どころか10分弱かかっていることは最後まで(なんなら今ここで書くまで)すっかり忘れています。
入居中の内覧、よかった
空室の内覧の方が気兼ねなく隅々まで見れるので、入居中かぁちょっとなーと気が進まなかったのですが、実際みてみると、絶対入居中のほうがいいです!
まぁクリーニングされてないので実際より悪く見えてしまうリスクはあるかもですが、実際にいろんな季節ものの服が収納されたクローゼットとか、キッチンまわりの使い方とか、家具の配置とかコンセントの埋まり具合とか、めちゃくちゃリアルにわかります。
空室だと広く見える部屋でも、家具を入れてみるとギュウギュウになったりするので、いまはコロナで難しいとは思いますが、収束後には入居中物件に一度行っていただくことをおすすめします!!
というわけで、次回「申込の返答が来た」をお楽しみに…