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ネゴシエーター〜学内トラブル交渉人 第6話 少子化対策の10年後 前編 我が子に会いたいんだ!

 警視庁に交渉部が発足し、ネゴシエーターが導入されてから6年。2031年になったが、犯罪は減ることなく、また、犯罪の質が改善することもない。明治時代に起こった犯罪と同じ様に窃盗、わいせつ、強盗、住居侵入が繰り返され、犯罪により自分の欲を満たし、犯罪行為が正しかった、相手方の同意があったとの主張が繰り返される。
 交渉で実行行為を止めるのはその時ばかり。真に犯罪をなくすためには、人を受け入れ合える社会に変わらなければならない。しかし、誰もその術も、気力も持ち合わせてはいなかった。

 輝咲勇作(きざき ゆうさく)は、
タクシー強盗、
親権者による我が子の連れ去り、
金銭欲しさの詐欺、
好意ある相手への監禁、
月に数回、時によっては連日連夜、交渉を続けてきた。

 あの辞令によって交渉部に戻されてからも、真摯に事件に向き合ってきたが、同じ様な犯罪はなくならないし、権利を欲しがる人間の目の敵にされることも数多あった。
 だから、事件解決のため部署の人間とも良好な関係を築くようにコミュニケーションは常に取り、
組織犯罪対策部A課の者たちに「一緒に仕事をして欲しい」と下手に出て頭を下げることもある。

 そんな毎日の中にいると、何が正しいのか分からなくなる。世の中が善くなるように祈りながら事件解決のために奔走するより、効率よく警視庁にぶら下がることが正しいのか知れないとも思った。
 しかし、媚びへつらい組織に従順に生きる能力は勇作になかった。

 だから、事件解決に向かうための自らのやり方をどう伝えるか悩みながらの6年だった。そんな勇作ももう30歳になっていた。
………………
 その日はタクシー強盗事件の犯人、秋野歩(あきの あゆみ)を説得していた。その時に鳴ってしまったバイブとポケットに入っているスマートフォンの光りがあまりにもしつこい。勇作は気に留めなかったが、その日の指揮命令係だった組織犯罪対策部A課の加賀美 清(かがみ せい)にとっては喧しく、仕事の妨げとなるものであったのだろう。
突撃の指示を出すマイクを置き、交渉内容を把握するためのイヤホンを外して、勇作のポケットからスマートフォンを持ち出し、外で通話を始めた。

 「は、直ちに。」
との加賀美の声が遠くに聞こえたが、勇作は目の前の事件に向き合っていたから、雑音にすらならず、その言葉の意味が勇作の気に留まることはなかった。
……………
 2031年、約10年前に行われたコロナ対策と少子化対策におけるバラマキが国民の生活をいよいよ圧迫した。今回の事件は母子家庭で子供一人を育てながらでは、食べていけなくなってしまった女性弁護士による犯罪だった。

 子供一人に月5万円巻いた結果、医療費は値上がり、高齢者は病院に行けない。
 だから子供に支払われるお金は、高齢となった親の介護、医療費に使われるのが家計の実態だった。
それならば、現役世代がもっと働けば良いと言うことにもならなかった。とりわけ、子供がいる親が働くことは簡単ではなかった。子育て支援金が欲しいのは企業も同じで、企業向けの支援金確保のために子供がいる従業員の勤務時間は厳しく監視した。
 それでも企業勤めであれば、賃金で補償し得たからまだ良い。賃金で補填しようがない自営業の者は働かざるを得ない。しかし、子供がいる世帯の親の勤務時間は、AIに把握され公表される。つまり悪評への恐怖心を煽る政策で、弁護士を含む自営業者の勤労を阻止していたのだ。

 さらに弁護士は、仕事が激減していた。
 金がないから、不条理なことがあっても弁護士に依頼はできない。債権債務処理は大手が持っていく。カネにならない国選弁護では、家族を養えなくなっていた。
 結局、自営業の1つである弁護士に子供が産まれても、月5万円と家賃程度の収入で、親子2人が食べていくしかなかった。

 秋野による強盗は、そもそも仕事がなく、仮にあっても世の中的に子育て世代が働くことを認められない故の犯罪だった。秋野は、その真っ白な頭のせいで60歳に近い老婆にも見えたが、実際は40歳で5歳になった我が子を養子に出した後の犯行だった。
 一人で育てる財力はないが、たった一人の身内だった子供に会いたい思いを抑えることも出来なかったのだろう。

 勇作は、子供は取り返せないが成人したときに会えるようにと養夫婦 甲田武屋(こうだ たけや)、真紀(まき)と交渉し、人質の解放に勤めていた。
……………
 「今直ぐ新潟に行ってくれ、時間がない。」
 勇作のスマートフォンを持って外に出ていた加賀美がワゴン車に戻るなり勇作に指示する。交渉中で、しかも手が離せないところにきている勇作は首を横に振る。
 「新幹線が後35分後に出るから、間に合わせてくれ。」
 加賀美の依頼に勇作は、
 「いま手が離せない。」
 と言って交渉を辞めない。加賀美が念押しする。
 「養子に出した子供を返せ、会わせろなんて無茶苦茶な要求、通るわけないだろ。そんな負け筋の小さい強盗より、こっちが優先だから、早くしてくれないか?」
 イラ立ちからか、加賀美は右足のつま先を小刻みに上下にし、小さく地団駄を踏んでいるようであった。勇作は、加賀美と話していても埒が明かないと引くことにした。
 「今は秋野さんをタクシーから出せない。後9分下さい。」
と頭を下げた。加賀美は、
 「急げ。」
と言って、笑みを浮かべ着席し、イヤホンを耳にかけた。
…………………
  勇作は、再び交渉に入る。
「秋野さん、今から養夫婦の甲田さんにお子さんが18歳になったときの面会を交渉します。そのまま聞いていて欲しい。そして、甲田さん夫婦が面会の約束してくれたら、出てきてよ。」
 勇作は、急かす感じはなく伝える。イヤホンからは秋野の嗚咽だけが聞こえた。
 勇作の指示で加賀美は、養夫婦との電話を勇作に繋ぎ、秋野にも聞こえるよう音響調整係へ指示を出す。

 「輝咲、マイクをオンに。」
 加賀美の指示で勇作は話し出す。
 「こんにちは。甲田さん、急にすいません。僕は警視庁の輝咲勇作と言います。」
 勇作は静かに話し出す。
 「刑事さん?それはどうもわざわざ。どうしましたか?」
 養夫婦の夫である武屋が勇作に挨拶をする。その電話口から子供と女性の声が聞こえた。恐らく幼稚園から帰って来た頃だろう。

 「急なお電話で、申し訳ない。お子さんのことでお電話しました。既に特別養子縁組で甲田さんご夫妻のお子様であることに争いはありませんし、そこは間違えありません。」
 勇作は淡々と話す。甲田夫婦は、嫌な予感がしたのだろう。2人は目を合わせた様な空気感がイヤホンから伝わる。電話口では武屋が、
 「はぁ。」
 とだけ言う。2人が何かに勘づき、心のバリアを張る前に話を進めようと思ったから、勇作は早期に本題に入ることにした。
 「血縁関係がなくとも、親子の絆は変わらないと僕は思っています。」
 ここでも武屋は、
 「はぁ。」
 とだけ言う。

 「ただ肉体的には、どうしても遺伝子には勝てない。産みの親である秋野さんが、お子さんに病気や不調がないか、あれば体質上善い食べ物や生活習慣があれば伝えたいそうです。」
 勇作が言っているそばから、武屋の怒鳴り声が響く。
 「冗談じゃない!!!子供に会いたいだけだろう。」
 別のイヤホンから秋野の嗚咽が聞こえる。勇作は、怒声と涙声の中でも、揺らがない。静かに話を続ける。

 「僕ね、父がいない。だから小さな不調、例えば咳が止まらないときや蕁麻疹のとき、治し方が分からなかったんです。遺伝子検査や健康診断で異常が見つかっても自分にあった治し方は簡単には分からない。
 家族が同じ症状で対処したノウハウがあるのならすぐに治療ができるのに、ノウハウがなく自分に合った治療が分からないから、たかがアトピーの治療方法確立に3年近くかかり、とても苦しんだんです。
 それでもアトピー位なら命に関わらないから良いけど、命に関わる病気もある。だから子供の体質と治し方は知っておくべきだと思うんです。」
 勇作が甲田夫妻の怒声を意に介さないで解答するから、甲田夫妻は黙ってしまった。だからそのまま勇作は伝えることを続けた。

 「お子さんが18歳の誕生日の翌日、1時間だけ、時間をもらいたい。」

 沈黙を破ったのは、武屋だった。
 「それだけ?本当に?」
 我が子を見ながら応えているのはイヤホンからもわかる。子供とじゃれ合っているのだろう。キャッキャ騒ぐ声が聞こえる。武屋の心のバリアが少し溶けていることを感じたから勇作は決めたかったから、
 「それだけです。本当に。健康より大切なものはありませんから。」
………………
 「本当に?」
 今度は甲田真紀が聞いた。勇作は丁寧に応える。
 「難病、喘息、癌、アレルギー等何か不調がないか、あるのなら早期に治療しなかった場合にはどんなリスクがあるか、体に合った治療や生活習慣は何か。お子さんが自ら秋野さんから聞いて心に残し、生涯健康でいられるようにして欲しい。今は癌を未然防止するワクチンもある。子宮頸がんワクチンは男性こそ打つべきという医者もいる。
喘息やアレルギーの改善方法は人によって違い運動通いという人もいれば食べ物で治す人もいる。

小さな不調が何かのサインかもしれない。それを知るには血縁者と話すことも必要なんです。命は1つしかないですから。

甲田さんが大切にされているお子さんの健康を大事にしたい。それだけです。」
 真紀からも先程までの怒りは消えている。
 それは真紀が勇作の話す内容が正しいと思ったのだ。彼女自身、乳がんを早期発見出来たのは、家族のおかげで、その後も健康を保っていられるのは、母親の体質に合ったということで勧められた薬膳料理なのだから。

 真紀は幼い我が子を見つめた。男の子はどの時代になっても戦いごっこが好きだなぁと思わず微笑みが溢れる。この子にも薬膳料理が合うかはわならないし、健康状態は知りたいわと思った。
 「約束します。むしろ、よろしくお願いします。18歳と言わず5年に1回くらいは。」

 真紀が自ら提案した。勇作のイヤホンには泣き崩れる秋野の声が聞こえた。さらに真紀が続ける。

 「刑事さん、取り継ぎお願いしますね。連絡待ってますから。」
 勇作は、この言葉に胸を撫で下ろし、
 「はい、すぐに。ありがとう。」
 と言った。そして勇作は直ちにマイクを切り、突撃の指示を出した。指示のあと勇作は秋野を見守らないうちに新幹線乗り場に向かう。
………………
 何とか新幹線に間に合い乗車したところでスマートフォンを開いた。
 「突撃にミスが出た。犯人、左腕骨折の重症。被害者のタクシー運転手、左腕がナイフに刺さる 重症。」
 とのメッセージが入っていた。勇作は黙っていられなかった。
 「なぜ?交渉はパーフェクトだった。突撃指示も。」
 その後、返信はない。恐らく、機動隊の攻撃的な逮捕又は加賀美の不適切な発言で秋野が暴れるか抵抗したのだろう。

 後の事情聴取で聞くしかないか。勇作は最後まで居られなかったことを悔やんだ。ただ組織にいると悔しい思いは絶えない。その度に、苦悩が増える。
そして行き着く考えは、なぜ犯罪を未然防止出来なかったのかに尽きる。
 世の中のレベルが上がらない限り、勇作にこの苦悩が取り憑いたままだろう。

 勇作は到着まで次の事件の調査票を読むことで、暫しの間、秋野歩と被害者に怪我をさせた後悔と悔しさから目を背けることにした。
………………
 新幹線が到着すると勇作は直ぐに新潟県警のお出迎えのパトカーに乗り、現場まで急いだ。

 犯人が「幸せ1番 恋愛の家」という共同生活所の住人を人質にして立て籠もり9時間が経過している。目的は「幸せ1番 恋愛の家」の解体と寄付金の返還。しかし、交渉は難航し、硬直状態が続いていた。
 恋愛の家からは合唱する声が聞こてるが、それは歌わされているようで、歌をやめると爆弾を発動すると犯人が脅している模様。

 現状報告を聞きながら勇作は、「間に合ってくれ」と祈る。
………………
 それは、パトカーが山道のカーブを曲がり直線道路の先に恋愛の家が視界に入ったところだった。

 「ボン」という爆発音とともに、建物から黒い煙と真っ赤な炎が上がった。

 警察車両のサイレンが鳴り響く。前方の機動隊は下がり、代わりに消防車両が現場を囲った。

 前座のネゴシエーターの指揮をしていた東山がワゴン車から降りてきた。
 「派手にやられた。ネゴシエーターはもう帰ってくれ。」
 そう言って踵を返した。
………………
 勇作は間に合わなかったのだ。
 眼の前に迫る炎で視界が赤と黒になる。

 立て籠もりが9時間も続いていたのなら、なぜ発生直後に自分を呼んでくれなかったのか。
 東山は手柄が欲しかったのだろうか。
 出来ないことを出来ると言っても出来ない現状は変らない。出来る能力がないのだから。無い能力を在ると言っても、無い。しかし、東山は絶対にできないようなことを「任せて下さい」と言う。こうして今日は幾人もの命が奪われてしまった。

 それともネゴシエーターの存在が疎ましいのか。勇作が気に入らなかったのか。

 いずれでも構わないが、嫉妬心があるのなら、ネゴシエーターなしで事件解決する能力を備えるか、協力しようとの体制はないのだろうか。ここは無法地帯で好き勝手に欲望を発揮する場所ではない。
 命を守る仕事をチームで遂げる場所なのに。
………………
 6年、勇作が精一杯の誠意を尽くしてきても、組織も犯罪も進まない。人の進歩はなぜこんなにも遅いのか。犯罪に至る前に交渉したかった。

 なぜ?もう少しだけ待ってほしかった。
 なぜ?あと少しだったのに。

 無念のあまり呆然と立ち尽くす勇作に向けられたのは、東山からの
 「邪魔だ。帰ってくれ。」
 との二言だった。その声に勇作は車に戻った。
 炎上する炎を見ながら、なんてことだ。と呟いた。この中に人がいるのに。
 勇作が車に戻るや否や、辺りは黒煙に包まれ、車内まで熱かった。

 そして、勇作は車内で深い眠りについた。
……………
 恐らく20分くらいだろう。それでも思考の回路は修正され、正常に動くことが出来るところまでは戻っていた。スマートフォンのメッセージには、「恋愛の家、全滅。」とだけ記載されていた。

 勇作はスマートフォンをポケットの奥に閉じ込め、車を降りた。
 その後、新幹線に乗り込み座席に付く。左肩にかけたショルダーバックの中に交渉のための資料や機器一式が入っていたがそれをキャリーバックに入れて郵送することすら忘れていた。重いと思ったが、だから配送しなければならないという発想には至らなかった。それほどまでに他のことを考えられないほど、恋愛の家の事件の虚しさが頭の中を占領していた。

 勇作の席は、1号車の最後尾、通路側だった。窓側は寒いから日頃から通路側を選んでいた勇作は、腰から崩れるようにそこに座った。少しだけ倒れる背もたれを倒した。視界がほんの少し後ろにも届くようになったからかも知れない。
異様な感覚がした。

 スッと横を向く。
「千円あげます。」
 若い男性が勇作にお金を渡そうとしてきた。とっさに勇作は、
 「なばらなとままがっちゃん」
 等と訳がわからない言葉を発し、身体を揺らしながら後ろの車両に逃げた。自らを異常者と見せることで難を逃れようとしたのだ。
……………
 直ちに交渉部に電話をする。

 「帰路の新幹線にて、不審者。直ちに新幹線を止めて身柄を確保し、職質してください。」
 電話口の交渉部、部長の菊野は、切迫感も危機的状態も把握していない、緩い声を出す。
 「新幹線を止めれる訳ないだろう。自分で現行犯逮捕してくれ。護身術は教えたはずだ。」
 勇作は、この人を頼った自分の間違えに気づいた。なんて日だ。新幹線は発車し、その直後、1号車から爆音が聞こえた。
 その音には、流石に菊野も驚いた声を出す。
 「なんの音だ?見てこい。」
 と勇作に言うが、勇作は、
 「新幹線を止めて機動隊を!」
 と叫ぶ。しかし菊野には通じない。

 そこへ国土交通省から警視庁本部に緊急司令が入り、伝達を受けた山中里志(やまなか さとし)警視長が交渉部に飛び込んできた。
 「勇作は?」
 菊野がその声に手を上げ、受話器を保留にし、敬礼した。

 「バカもん!人質になっている部下からの電話を保留にしてまで敬礼するやつがあるか!!!」
 交渉部に怒声が響き渡る。山中は直ちに受話器を取る。
 「山中だ。勇作、どこにいる?」
 勇作は、山中の声に助かったと思った。
 「新幹線の1号車と2号車の間です。」
 勇作は、1号車と2号車の通路に座り込んだ。この時、カバンを肩から下げていたと気づいた。
 「やっぱり乗り込んでしまっていたのか。勇作、お前は戦わなくて良い。回路はできているだろう?交渉するんだ。」
 勇作は受話器越しに頷いた。
 「忘れるな、今回の人質は、お前だ。お前の命は絶対に守るように。他はどうでもいい。
遠隔操作で自動扉を閉めたあと、防火シャッターを降ろす。交渉はそれまで待つんだ。俺が合図するまでは身を隠しておけ。」
 勇作はこの時、自分が人質だと知った。一瞬、全身に寒気が走った。命の危険を体が察知したのだ。それでも、
 「はい。」
 と解答した。山中は、勇作と話しつつ指で周りの者に指示をしている様だった。だが、勇作の声が恐れていると言っているように感じたから、一瞬、手を留めた。
 「勇作、帰ってきたら今晩、一緒に蕎麦食いに行くぞ。」
 山中はそう言って通話を切らずに受話器を置き、慌ただしく情報収集をする。
監視カメラの映像、
犯人の足取り、
乗客一覧、
新幹線の現在地、
犯人の調査票。

 交渉部には大型機材がいくつも運び込まれていた。

 怖い。さっきの黒煙の中に自分が入るかもしれない。その恐ろしさから救ってくれる山中からの夕食の約束だった。
 勇作は、心の中が涙で溢れた。それは血のように生暖かく身体に浸透していく。

 この現象に名前をつけたとき、優しさと呼ぶのだろう。
………………
 そして、勇作の眼の前で防火シャッターが音もなく一気にしまった。

(ネゴシエーター〜学内トラブル交渉人 第6話 少子化対策の10年後 前編 我が子に会いたいんだ! 了)

こちらのマガジンに全編まとめていますのでお読みいただけると嬉しいです。


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