自分が誤解なく評価されるために

元ＨＫＴの指○さんは、ネットでの自分の情報を検索し、コントロールしているらしい。そして、おかしな評判や言われのない事実には反論しているとのことだ。
確かに、彼女はテレビで歯切れよく「言ってない言ってない」と相手の発言を否定する。しかも否定しても、相手からの顰蹙を買わず、雰囲気を悪くしない。そして、自分への評判を下げない能力は、軍を抜いており見習う点しかない。

自己情報のコントロール能力が備わっているとこんなにも生きやすいのかと、頭が下がる。

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大学院進学資金が必要だから、卒業旅行は、金額の上限があり、どこにでもはいけない。卒業旅行先についての話し合いでそう言った。
しかし、友人たちは資金難という概念がなく、私の話が理解できない。「私達のこと嫌いなの？」そんな感じ。
「行くなら、国内にしてほしい。ディズニーでも私は充分。」でもみんなは、「絶対海外、予算１５万円。来ないなら私たちのこと、嫌い」で譲らなかった。
私は丁重に説明し、お断り申し上げた。

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こんなことはよくある。斜めから入ってくる人たち。
私は、朝アルバイトしてから学校に通い、土日も働いていた。４年間アルバイト経験をしていない彼女らには、私と同じ概念がないから理解しようという意思がないと会話が通じない。しかし、彼女らに理解しようとする意思は全くなく、連日メールが届き
、行かなきゃ私たちのこと嫌い。と激しい言葉で責められ続け、それだけだった。会話が成り立たない。

もっとも日頃から彼女らが私と遊びたがっているのは知っていた。しかし、私には、そんな時間はなく、学生とは思えぬほど働き、勉強し、多忙を極めていた。彼女らにはその鬱憤しかなかったのかもしれない。
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ただ、私の後悔もある。
私は、facebookをはじめ、一切のSNSをやっていなかったから、それはそれはあちこちで誤解された。
家で爆睡していた日に飲み会に参加していたことになっていた（飲み会に出てそうに見えたのだろう）り、
話したことない人と友達にされていたり、
バイト先のイケメンと話しただけで浮気疑惑まで出たことがある。

今思うと、SNSで自分の行動や気持ちを伝え、情報コントロールするのは、誤解を与えない上手い生き方だなと思う。

普段から自分の日常や思いを発信すれば、「私たちのこと嫌い」というよくわからない話は生じ得ず、人からの棘を受けずに楽だったのではないかと、そう言う意味では後悔する。

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自分は、初めてのSNSとしてnoteをはじめて間もないが、もしこうやってもっと早くから何らかのSNSで発信をしていれば変な誤解のない毎日が訪れていたのかも？とは思う。

冒頭の彼女のように自己情報をコントロールできる能力がいかに必要なものか、日々痛感させられる。