～やけどをした～【④】

　私が１才半のころに、鉄板に手をふれ、やけどをしました。どうしてやけどをしたのかというと、お姉ちゃんが私を押して、鉄板の上に手を乗せちゃったそうです。わざとじゃなかったけど、私の家は、大さわぎして、お父さんもお母さんもあせってたそうです。お父さんとお母さんは、私が自分で、鉄板にふれたと思っていたそうです。ほんとは、お姉ちゃんが押したみたいで、つい最近、そのことを言ってました。お父さんは、おどろいた様子がなかったけど、お母さんは、おどろいてました。そして、「お母さんたちに言うとおこられると思った？」と言ってました。お姉ちゃんは、「そんな昔のことよくおぼえてない。」と言ってました。私は、きおくがなかったからよくわかりませんでした。やけどをした時、私は泣かなかったそうです。

　やけどをした後、私はすぐ病院へつれていかれ、すぐ手当してもらったそうです。今やけどの跡がないのは、お父さんたちがすぐ病院へつれていったからだと私は思っています。