一本歯下駄で100 Kmウルトラマラソン完走を目指した4年間で気づいたこと。
こんにちは!Ayari✼です。
今回の丹後ウルトラマラソン60kmを走って、気づいたことや行動に起こせるアイデアが見つかったので、綴っておこうと思います。
いつも、ブログを読んでくださる皆様、本当にありがとうございます。
メッセージなどもいただき、大変、励みになっております。
今回、丹後ウルトラ60Kmに一本歯下駄ippon bladeでチャレンジしてみて、『女性が完走するのは物理的に絶対に無理」というのを目の当たりにしました。
(もちろん一本歯下駄で走る場合においてです)
アスリートやよっぽど身体能力の高い女性が、練習を重ねたら完走できるかもしれない。
でも、それはその人の能力が高いからであって、普通の人が練習を重ねてできることじゃありません。
私のような一般人が、大人になってからランニングをはじめて、努力をどれだけ重ねても、無理なものは無理。
奇跡や神様の計らいを信じて、やり続けることもできる。
でも、私は特別な人になりたいわけじゃない。
「あやさんだからできる。」を、実証したいわけじゃない。
一本歯下駄ippon bladeを、より多くの人に知ってもらうことや、遊びの一つとして使ってもらうことが、初めの一歩として大切なこと。
"ippon bladeは遊びの中でコンディショニングできるものだから"
私の周りには、一本歯下駄ippon bladeで100Km走ることが当たり前にできるレジェンドたちがいて、最高にかっこいいポリシーを持っている。
その世界にどっぷり浸かっていると「なんで私にはできないんだ」「できないのは何かが足りないせいだ」そんな葛藤が、この数年、ずっとありました。
でも、男女差もあるし、年齢的なこともあるし、叶わないものは、どれだけ努力しても叶わないのだ。
これまでの4年間、「いつか一本歯下駄ippon bladeで100Kmを走りたい」その夢を追って、いろんな方向からストイックにチャレンジしてきました。
でも、丹後60Kmを余裕を持って完走できなければ、100Kmは確実に完走できない。
今回のレースで、「もう少しここをこうすれば、いけたかもしれない。」っという手応えさえ掴めなかった。
どこも節約する時間がなかったし、登り坂もほぼ走った。
きっと、これから先、何年、努力を積み重ねていっても、絶対に一本歯下駄ippon bladeで100 Kmウルトラマラソンを完走することはないだろう。
大会が終わった翌朝、ぼーっとゴロゴロしながらふと思った。
そもそも、どちらかを選ぶ!?
という必要はない。っということを、、、。
"一本歯下駄ippon bladeだけで走り切る"
じゃなくても、いい。
例えば、今回のウルトラマラソンでもたくさんの厚底スニーカーランナーが話しかけてくれた。
やってみたいけど私には無理。
すごく興味あるけど、どんな感じ?
痛くないの?捻挫しないの?マメできない?
何がいいの?体幹?バランス?
みんな興味はある。
でも、なんだか超人がやるものに見えてしまう。
でも、一本歯下駄ippon bladeで走るのは、見た目はすごそうに見えるけど、慣れてしまえば、全然、難しくない。
コツを掴むまで時間がかかる人もいるけど、自転車と同じで、コツを掴めば誰でもスイスイ走れるようになる。
何より、暑い中でも裸足はとても快適だし、雨が降っても蒸れないし、真上から重心を乗せて走るので腰痛にもならないし、膝の痛みなんて、私は一度も起きたことがない。
マラソン大会の翌日は、痛みどころか身体が整っている!
「タイムを狙う」いう土俵には、そもそもいないので、日本の風光明媚な景色を楽しみながら走っているだけで心に充足感が自然と生まれてくる。
そして隣から、誰かが追い抜いても全く気にならない 笑。
タイムは、スニーカーやワラーチよりも2割程度遅くなるので(私の場合)スピードを狙うランナーから見て、デメリットはそのぐらいじゃないかなと思う。
でも、ウルトラマラソンのような完走できたら充分。というマラソン大会なら、ファンランで充分じゃないだろうか?
例えば、長期間のマラソン大会ならスニーカーやワラーチや裸足や、自分の好きなスタイルで走り、ほんの数Kmだけでも、一本歯下駄ippon bladeを履いてリカバリーしながら走る。
というがあってもいい。
登り坂は、一本歯下駄の方がスニーカーやワラーチより断然、走りやすいので、登りは下駄で、降りはスニーカーやワラーチで駆け下る。
というのも、あっていい!
別に、それがズルいことじゃない 笑!
なんだか私は、それがズルいように思っていたのかもしれない。
一本歯下駄で100Kmを走るという前人未到の歴史を残したippon blade開発者がいて、100 Km、200 Km、フルマラソンをippon bladeで3時間30分切りをするレジェンドたちがいて、その凝縮されたリアルストーリーの歴史と揺るぎない礎のもとに頑張ってきた4年間。
レジェンドたちは、これからも独自の世界を探求していくのだと思う。
だからこそわたしは、裾野を広げるという役割があるのかもしれない。
今回、丹後ウルトラマラソン60Kmにエントリーしていた女子は3人。
みんな直前まで、真剣に自分に向き合っていたし、練習もしていた。
だから、一本歯下駄ippon bladeで走りたい気持ちもあったし悩んでいました。
最終的にワラーチで走るという選択をしたのだけれど、「ワラーチと一本歯下駄ippon blade」という二刀流で走っても良いんだよな!
あとは、荷物の持ち運びや、履き替えるタイミングなど、問題はその程度です。
っということでippon blade一本歯下駄で走ってみたいけど、全部、それでやるのはハード過ぎる!っと思う方が、自分の好きな履き物+一本歯下駄ippon bladeで走るというサポートをしながら、仲間を募って実験していきたいと思います!!
これから、厚底スニーカーランナーの皆さんが、「すごいね、それ痛いでしょう?」っと、話しかけてきたら、これからは履いてもらいますからね 笑!!
きっと、気持ちよくなって、またスニーカーでスイスイ走れるはずです。
次のマラソン大会は、台湾の如来神掌100式(100Kmウルトラマラソン)です。
「一本歯下駄ippon blade369+特許構造のMUNIインソールワラーチ」の二刀流で走ります!
自分の人生だもの、それぞれ好きなスタイルで走ればいいし、選択肢はひとつじゃない。