日本の民族衣装"着物"で42.195kmを走ってみたら。
こんにちは!Ayari✼です。
金沢マラソン42.295kmを一本歯下駄ippon bladeと着物で走ってきました。
レポートはこちら↓(今回は、簡単に)
「走る民族」と呼ばれるメキシコの渓谷に住むララムリの女の子たちが、普段着である民族衣装でマラソン大会に出場するのなら、私だって、普段着である日本の着物で、マラソン大会に出場したって、何にもおかしいことはない。
そう思ってチャレンジした、着物と一本歯下駄ippon bladeでのフルマラソン!
着崩れて肌蹴る心配はあったし、暑さや生地のもたつきや布の重さが、長距離になると、どう影響が出てくるか、やはり心配だった。
とにかく、42.195kmを走って試してみるしかない。
※これまでの着物RUN最長走行距離は12km
でも、やってみて思ったのは、日本の着物は、身八つ口(脇の開いている部分)から風が通り、かといってお腹は冷えず、胸をスポーツブラで固めることもないので、胸郭も動かしやすく、最後まで、とっても快適であった!
しかし、厚底スニーカーで、ストライドを広めに後ろに蹴り出す走り方では、着物はあっという間に着崩れてしまうだろう。
自ずと、纏うもの、履くものに合う走り方に、身体は調和しようとする。
金沢マラソンから帰ってきて、こんなイメージが湧いてきた。
私はこの先、メキシコのコッパーキャニオンでララムリと女の子たちと、それぞれの国の民族衣装で渓谷を共に走るだろう。
彼女たちはフリルの華やかなスカートにワラーチ。
私は遠州木綿の着物に、草履(ippon blade MUNI)
日本文化の継承の仕方は、小難しいものではなく、楽しくユーモアに溢れ、誰もが出来る"走る"という身体表現という形で、新しいジャンルがあっても楽しい。
とにかく、面白くて誰でも出来る。
ということが、大事だ。
42.195kmを着物で走っても、身体操法を工夫すれば、大して着崩れず、尚且つ、身体へのダメージも少なく、おまけにゴールしてから、更衣室でRUNウェアから洋服に着替える必要もなく、着物の裾をおろして、そのまま襟元にストールでも巻いておけば、そのままカフェにも寄れちゃいます。
次は、浜松シティマラソン!!
もちろん、遠州木綿の着物と一本歯下駄ippon bladeで出走します。
制限時間が150分なので、がんばって21kmを、それなりのスピードで走ります。
家康の街、生まれ育った自分の土地を、実力をつけてから、ようやく走れることが本当に楽しみです☺️