7月の読書記録。
7月に読んだ本は、計4冊でした。
今月も〈ブランディング〉に関する本が多かったです。どれも爽やかで、読んでいて気持ちがよいものばかりでした。では、ご紹介していきます!
1. 365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘
食べチョクというサービスをご存知ですか?
そのサービスを運営している「株式会社ビビッドガーデン」の代表取締役社長の秋元さんが書いた本です。
もう、何と言っても、私がこのサービスと会社の大ファンなんですね。社会をよくするには自分たちに何ができるだろうか、を考えて日々試行錯誤している姿があまりにもカッコ良くて、その姿にいつも刺激をもらっています。
先日、秋元さんがこのようなツイートをされていました。
自分たちの利益が上がることだけをゴールとしているのではなく、その会社を使っている人たちにも大きな利益をもたらすことができるって、「なんて会社って素敵なんだろうか」と思うツイートでした。
またこのような内容が本の中にもふんだんに書かれていて、「私がやりたいことはこれだな〜。」と何度も思わせていただきました。
いいですよね、自分だけじゃなくて、本当に周りの人たちのことを考えて、関わる全ての人、そしてこれから関わる人たちの生活が豊かにすること、社会がより良くなることを信じ、ひたすらに前に進んでいる姿。カッコ良すぎる。私もこのような使命感を持って生きていきたい!と思わせてくださって、感謝しています!
秋元さんの本に感化された私は、久しぶりに食べチョクで野菜を注文したんですけどね、
3,000円の福袋を購入したんですね。そこには、見たことのないような野菜や、新鮮でプリプリしている野菜など、たくさん入っていました。このセットは、カレーもついているセットだったので、豪華すぎて、しばらく興奮が止まらなかったです!!!
ぜひ、食べチョクを試してみて欲しいです!
2. モネのあしあと
先月の【ゴッホのあしあと】に引き続いて、原田マハさんの本を手に取りました。
ゴッホといえば、あの大きな睡蓮の絵が浮かぶのではないでしょうか。その絵に至るまでの歴史や、モネの人柄がわかる描写がたくさん書いてあり、とても爽やかで、幸せな気持ちのまま、読み進めることができました。もちろん大変な時期もあったようですが、それでも前を向き続ける姿に感銘を受けましたね〜。
印象派の絵を見て「かわいい」「美しい」「今時」と感じる人は、現代にも多いのではないでしょうか。ちなみに私は、モネの睡蓮の絵の色使い、とっても好きです!
3. 自分が欲しいものだけ創る!
これも面白かった。
Soup Stock Tokyoをご存知の方は、多いのではないでしょうか。その会社(株式会社スマイルズ)のクリエイティブディレクターの野崎さんという方が書かれた本です。
スマイルズ流、マーケティングについてふんだんに書かれていました。とにかく面白かったのが「市場調査はいらない!」という部分ですかね。
従来は、多くの人からアンケートを取って、その回答をもとにペルソナを設定し、その方にヒットしそうなものを作り、売って行く。という流れが多いのかなと思います。しかし、この会社ではそうではないのです。
「自分だったらこれが欲しいか?」をひたすら考える。多くの人のアンケート結果を参考にするのではなく、n=1で物事を考え、戦略を考えて行く工程がなんとも新しく、それでいて理にかなった方法だったので、読んでいてワクワクが止まらなかったです。うん。本当に面白かった!1人の生活にフォーカスをあて、そこからどのように新規事業を行なって行くか、などその過程も教えてくれているので、気になる方は是非!
ちなみにこちらの会社、【文喫】も運営しています。
文喫というのは、入場料のある本屋さん。行ったことある方もいるのではないでしょうか。
・ロゴの作り方
・インテリアの決め方
・入場料金の設定方法
・文喫で提供する料理のメニュー決め
など、細かいところまで書いてくださっているので、深くまで理解しながら読み進めることができると思いますよ。
(表紙がピンクなのも、手に取りやすくするための工夫の一つなんですかね。可愛いですよね、このピンク。)
4. 「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講座
ブランディングといえば!の方ですね。水野学さん。この方の本は大好きなので、ほとんど読破しています。
デザインやブランディングにおいて、根本的な考え方が訂正される感じが心地よい。どのように世の中を見て、デザインをし、物事を良く改善し、生活をより豊かにして行くのか。
関わる会社だけではなく、その会社にこれから関わる人のことも考えたデザインやブランディングについて、細かく書いてある。「水野さん、ここまで教えてくれてありがとうございます」という気持ちになります!
「水野さんのような仕事ができたら良いのにな」と水野さんの本を読む度に思わされます。もちろん、ものすごい努力と、継続と、苦しい思いも乗り越えてきたからの今だとは思います。それにしても、一生懸命に働き、自分のやっていることに誇りを持っている人はあまりにもかっこいいですね。
7月は以上、4冊になります。
感想・読書記録を書いてみて、共通する点がいくつもあるなと気づきました。
・自分のやっていることに一生懸命であること
・より良い人生を生きる、より良いものを提供する というスタンス
・まっすぐに自分と、世の中と向き合う姿勢
このような姿勢で生きている人に憧れ、感化されるということ。またそういう方々が見ている世界というのは、まっすぐで綺麗だということ。
泥臭くも、一生懸命に生きている人に惹かれる。「もっと良くするには?」を考えて生きている人に憧れる。
今月は「自分もこうなりたい」「こんな精神、考え方を持って生きていきたい」と思わせてくれる本を選ぶ1ヶ月だったのかなと思います!ありがとうございました!