日々のこと/季節がぐるりと周って夜の散歩が気持ちいい。
何年かぶりの夜にしゃけ小島でしゃけ定食を食べて外に出たら、春の匂いがして、とても解放的な気分になった。コンビニで買った缶チューハイをそのまま外でプシュッとやりたくなる季節。いつのまにか季節がぐるりと周っていて、うれしくなった。そのまま辺りをプラプラと散歩して、気になるお店を何軒か見つけて、家まで歩いて帰ることにした。環七の大通りは車はビュンビュン。首都高が上にも下にも走る甲州街道との立体的な交差、おまけに京王線がゴォーッと駆け抜け、互いの声はあっけなくかき消された。代田橋あたりの環七は不思議な大通りで、家帝という外国人が経営する怪しげなカレー屋さんとか、かつてはお店だった廃墟とかが並んでる。普段は車で通り過ぎるけど、歩いてみるとまったく知らない海外の街を歩いてるような心細い気持ちがした。ちょっと身を固くして歩かなきゃいけない気分。それでも夜の散歩日和だったから、とても楽しかった。外でお酒飲んで、おしゃべりして、夜風に吹かれて。そういうことができるいい季節になったなァ。。誰か一緒に缶チューハイ飲もうよ。