りかちゃんハウスに見る暮らしの変化
こんにちは。
福岡でテレビショッピングを中心に映像ディレクターをしている別府です。3児の母、共働きのフリーランスです。
昨日はクリスマスでした。
うちの末っ子のプレゼントは「リカちゃんハウス ブランコとすべりだいのあるラ・メゾン」要は、リカちゃんファミリーが過ごすお家セットです。
朝からラメゾン、帰ったらラメゾンな毎日で本当に楽しそうに遊んでいます。
さて、この「りかちゃんハウス」。
実は35年ほど昔、私も小学校低学年の頃に買ってもらいました!!
なので超嬉しかった子供の頃の気持ちを思い出しました。
リカちゃんは今年誕生55周年らしく特設サイトも出来ていて当時遊んでいたリカちゃんハウス「リカちゃんハウスゆったりさんひっこしました!」という長い名前とともに写真が公式に掲載されていて懐かしい気持ちに。
三姉妹の長女だった私は妹たちを従えて色々この家で相当遊びました。
(当時、親のビデオカメラでその様子を撮影したりして(どこかに行ったけど)遊んでいたので今も昔も変わらないなあと思いつつ)
その当時の家との違いを写真を見ながら家庭の変化を見たいと思います。
家族の団欒が変化
昔は応接セットのソファーと小さい机で来客対応のような場所が懐かしい雰囲気。畳の部屋とちゃぶ台のような低い机があったりして全体的に行動が「床」で低く部屋が区切られています。キッチンがあったり勉強机がついていたり、4LDKで家族みんなが生活するイメージを想定されていると感じさせます。キッチンにカウンターテーブルがついているスタイルも当時最先端風で素敵です!
一方今のハウスはフラットで自由な配置。
完全に洋風な大きいダイニングテーブルと大画面テレビが昔と大違いです。
テレビの上にはカメラがついていてピエールパパとネットで会話でもしているんでしょうか?薄型でステレオがテレビ台に入っていたりなんとも今風です。
ソファが二人がけだったりペットの大きいゲージがあったりとリカちゃん単身で暮らしているような雰囲気。
キッチンは別売りで最初からついていませんし、ついている小物はピザやデリバリーのスイーツ類など。キラキラしたちょっと特別な日常を感じさせる雰囲気です。
おもちゃの世界も現代に合わせて進化
リカちゃんがすごいところはとにかく最先端!
リカちゃんの商品開発にはわたくし個人的に相当時代感覚が今風だなと、いち親として、大きいお友達として、大変感心しています。
例えば、リカPay(キャッシュレス決済)、リカちゃんイーツ(Uber)、電動自転車、いつでもパソコンリモートセットなど生活様式をいち早く取り入れるところがすごい。
さらにオシャレに関しても、コテにエクステ、マイファブコスメなど実に多彩。#タグ付でインスタアップを推奨するなど、もうおばちゃんはついていけません! 自分の親もそんなふうに見ていたんだろうな〜…
多分、子供を取り巻く世界を常に情報リサーチしないといけないだろうしリカちゃんの世界観とどう親和性を持たせるか、ワクワク感と現実感の距離感をはかるなど企業努力には感謝の念しかありません!
日本のこんな芸の細かいおもちゃ文化、世界に誇れる貴重な輸出産業だと思います。
現代感覚は他にも
リカちゃんのおもちゃは一部、音が出たりして共遊玩具という目の不自由なお友だちもいっしょに楽しめるおもちゃにもなっています。
例えばスイッチが文字のON/OFFだけじゃなくて手で触ってわかるようになっていたり、音が出るだけじゃなくて振動して音が鳴っていることを知らせたりする仕様のものがあるみたいです。
ちょっとした工夫で目や耳が不自由なお友達も一緒に遊べる。
目や耳が不自由な両親、祖父母、子供に接する全ての人が一緒に扱いやすくなっている。
おもちゃが誰かの悲しいを生まないように心も育む工夫が、なんかすごく嬉しいですよね。
子供に育てられる親世代
そうやっていろんなお友達と子供の頃に一緒に遊ぶ体験が次の世代で、偏見なく仲良く楽しく一緒に共存できる社会の空気感を作っていくんだろうなと思います。
いつも子供に教えられることはたくさんあるなと感じる毎日です。
これからも立場や年齢、性別の思い込みで判断せずに広く全ての師匠から吸収する姿勢を持ちたいなと改めて思いました。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
ご意見コメント楽しみにしています。
平日毎朝8時にnote投稿中。
内容が良かった時は、スキ、フォロー、お願いします。
#子どもに教えられたこと #これからの家族のかたち #ジブン株式会社マガジン #多様性 #リカちゃん #タカラトミー #おもちゃ #視覚障害 #聴覚障害 #おもちゃの進化 #娘4歳 #平成と令和