2023_1st_week(1/1-1/8)
毎日は無理なので、1週間日記をつけてみることにします。
なお、予告なく終了することがあります(予防線)
カバー画像は年末に行ったエースホテル京都のエレベーターホールにある煌びやかな仏様アート。新年なのでご利益ありそうな画像にしました。
1/1(日)
元旦。初日の出を見に行ったり初詣に行ったりはせず、自宅で夫とのんびりおせちをつまみながら過ごす。子どもの頃はあまり好きではなかったおせち、大人になるとこんなに美味しく食べられるなんて。幸せだ。
夜は毎年恒例のシクロクロス、GPスヴェン・ネイスを観戦。女子は今年からチーム ユンボ・ヴィズマに移籍したフェム・ファンエンペル(オランダ)が圧勝。ロードレース同様シクロクロスの世界も若手の台頭が著しく、目下表彰台を独占している選手たちは皆U23。ユンボはフォス様とファンエンペル、アルペシンはアルバラードとピーテルセ、そしてトレックはブラントとファンアンローイ。チーム内突き上げが激しいことこの上ない。先輩たち、全くうかうかしていられない。ちなみに全員オランダ人です。
1/2(月)
箱根駅伝・往路を観戦。普段駅伝というか陸上競技なんて全く観戦しないのに、箱根駅伝だけは観てしまう。地上波で放送されており、舞台装置が整っていて演出が巧みだからだろう。後者はツール・ド・フランスに通じるものがある。
移籍した選手たちが新しいジャージ姿をSNSでお披露目しているのを順次チェック。最愛の選手の1人アダムさんことアダム・イェーツはUAEチームエミレーツへ。何着ても似合うね~かわいいね~とニッコリ。
腕のリシャール・ミルはチームスポンサーとはいえザワザワしてしまいます。私は高級時計ならブライトリングが好き。計器ベースなのが格好良いんですよ。いつかうなる程の金が手元にやってきたらお買い上げしたい。
昨年30歳になられたアダムさん。自分の腕(脚)だけで強豪チームを渡り歩く姿に凄腕の用心棒感を感じる。UAE移籍に際してのインタビュー記事では「アシストであれプランBのエースであれ、自分の役割は果たす」「グランツールの表彰台の夢は捨てていない」「もう30歳、若くないからやるべきことはわかっている。チームは変わってもトレーニングやレースの準備は変わらないよ、“If it ain't broke don't fix it(うまく機能しているものを変える必要はない)” 」「グランツールを勝っていなくとも偉大なレーサーはいるだろう?リッチー・ポートだってそうだ」と素直な気持ちをコメントしていた。
うーん、大人の余裕。世間が気にしているポガチャルをアシストするとかしないとか、そういう次元の話ではないのだ。チームの要求に応えつつ、機会を逃さずに結果を残す。したたかに、しなやかにやっていってほしい。
1/3(火)
箱根駅伝・復路を観戦。友人イギータグチの母校の順位が上がったり下がったり。もうイギータグチを投入した方がいいのではと思ったが、いかに彼がガチのアスリートといえど箱根ランナーには負けるか…と思いなおす。
この日はヴァロットン展へ。三菱一号館美術館のミュージアムカフェでランチをしていたら、10区を走る選手たちを生で観られました。
1/4(水)
仕事初め。今年のツール・ド・フランスのワイルドカードはウノエックスとイスラエル。グランデパールがバスクなのでエウスカルテルは出場したかったでしょうか、チームランキングから見ても、女子ワールドチームを持っている点からもウノエックスが妥当でしょう。
今年からプロチームに降格したイスラエル。2023年は移行措置としてグランツールを除くワールドツアーレース全てに自動招待です。チームオーナーである大富豪シルヴァン・アダムスとの法廷闘争を避けるためのUCIの忖度ちゃうかと言われていますが、まあビジネス判断としてはアリではないでしょうか。知らんけど。更にツール出場も決まり、関係者は安堵ですね。
1/5(木)
4日休んでいた同僚が出勤、仕事初めモード継続。上司による「卯年なので跳躍の年にしたい」というド定番の語りを聞いてほっこりする。
この数年働いていた職場は色々激しくて年頭に「年末年始どうだった~?キャッキャッ」と話すようなことはなかったので、新鮮な気持ち。
この日は観戦仲間曰く「ベルギーのお台場」砂だらけのコクサイデ。個人的優勝は前転からの見事な着地を決めたこの選手。最後にノリツッコミっぽいことをしており、芸術点も高いです。
1/6(金)
自転車界に燦然と輝く西薗さんのポッドキャストSide by Side Radioによる衝撃のエピソード。最新の研究によると、運動してもしなくてもカロリー消費量は一定に保たれるため、運動では痩せないとのこと。しかし運動でカロリーを消費すると、ストレスやアレルギー反応でカロリーを消費しようとする身体の働きを抑えられるというメリットがあるそうです。
運動してない時の方がイーッとなってドカ食いすることあるもんな~と納得。
1/7(土)
3営業日を経て週末に突入、お疲れ様でした。
週末は掃除をして、散歩がてら図書館に行くのが最近の我が家のルーティン。道中で美味しいラテも調達し絶好調である。
図書館でダ・ヴィンチ最新号を立ち読み(貸出期間前なので)「推しがしんどい~推しがいないのもしんどい~」という推し特集。
この「推し」という言葉はなかなかに曲者で、複雑怪奇である。一体推しとは、推し活とは何ぞやというのがよくわからない。「アヤちゃんはウルフパック箱推しだよね!」と言われても、とんと確信が持てない。自分で内容を説明できない言葉を使いたくないので「推し」という言葉を遠巻きに眺めてしまう。しかしここまで普及している言葉がわからないというのも残念で、そろそろ理解を深めたいんである。
推し活に関する名文と名高いジェーン・スーさんのエッセイを読み、その熱量に度肝を抜かれた。こんな気持ちになったことないんやが。「推し」には縁がないのかもしれない…と諦めかけたが、後にこれは振り切れた例で、こんなに沸騰していない、「ファン」と同義の穏やかな温度の推し活もあると知った(本来「推し」と「ファン」は全く異なるという説もあるが、相当幅のある使われ方をする言葉であるということをまずは理解した)
ダ・ヴィンチの記事内に推し活を「他者に自分を投影しながら応援すること」と表現した文章があった。推し活は自分を応援し、自己肯定感を上げることにも繋がるということである。え…そうなの?例えば自分が応援する選手(例えばアラフィリップ)が大活躍してビッグレースを勝ったとしても、それは自分の人生とは無関係というか、自分のことは自分でやっていくしかない気がするのだが、そういうことではないのだろうか。「推し活」を理解する旅はまだまだ続く。
1/8(日)
3連休の2日目っていいよね~と思いながら散髪へ。
ベリーショートかおかっぱが定番だった自分、最近アンナ・ファンデルブレッヘン目指して髪を伸ばしています。アンナみたいなお団子を頭に乗っけてみたいんや…(キャー言っちゃった!)
オーストラリア選手権ロード。クリテリウムで男女ともにワンツーを決めたジェイコ・アルウラ、オージーチャンプジャージを逃す。残念。
今週読んだ本
何故か夫に「ベルサイユのばら」ブームが到来。「オスカル様に抱かれたい…」と言いながら、5巻まで読み進めています。