プレゼンを"プレゼント" だと思えばやるべきことが見えてくる
先日、これからの時代・組織・人に合ったプレゼン道場「第2回ファンぷれ!」のレポートをアップしましたが、今回はその中の澤円氏によるレクチャーで学んだことを私の解釈でまとめたいと思います。
まず澤さんのお話は、「次世代ファン創りプレゼンとは」をテーマとして「ビジョン・核・実践テクニック」という3つに分けられていました。その話全体を通して、「プレゼンはプレゼント」と「FUNを創る」ということがキーだと感じたので、今回は前者の「プレゼンはプレゼント」について記載します。
※澤氏の講演内容全体のまとめでは無いこと、私の解釈が大いに加わっていることをご留意ください。
プレゼンは高コスト!だからこそ価値あるプレゼントを。
プレゼンテーションの語源はプレゼントだそうです。プレゼンを聞いてもらうということは、移動時間含め相手の貴重な時間を使わせていて、それが複数名となると非常に高コストなものです。そして時間はお金や物とは違い、相手に返すことのできない非常に特殊なものです。そんな時間を使ってくれる人には、価値のあるプレゼン=プレゼントをしたいものですね。
また、プレゼンで緊張してしまうという時は、実は事前準備が十分でなかったり、自分をよく見せようとしたり、つまりベクトルが自分に向いていて聞いている人のことを考えていないということも原因の一つだったりします。相手にベクトルを向けるプレゼントという意識を持つことで、不必要な緊張がなくなるという効果も期待できると思います。
「プレゼンはプレゼント✨」チェックリスト
プレゼンをプレゼントと考えた時、何をすれば良いのか、チェックリスト形式でまとめてみました。
✔「この人からプレゼントをもらうと嬉しい」と思われる人になれていますか?
◯ 身だしなみが整っていて、笑顔、魅力的。
✕ 不潔、誰だかわからない(没個性)、やらされ感。
✔相手がどうしたら喜ぶかを考えていますか?
◯ 相手がどんな人かを理解している、相手に伝わる言葉選びができている、場所や演出を含めた十分な事前準備・練習ができている
✕ 自分が伝えたいことだけを伝える、ただの見栄、快適では無い環境
✔それを使うとどんな体験ができるか伝えていますか?
◯ いつ、どんなふうに使ってほしいか具体的に伝えることで脳内で体験させる ☆時間を入れることがポイント!
✕ スペックを説明(他の競合製品が頭に浮かぶ)
あー、書いていながら自分もできていないこと満載です。精進します。
「人生がプレゼンテーション」✨✨✨
澤さんは「朝起きてから家族に言う『おはよう』も、行動も、誰かに何かを伝える行為全てがプレゼン」とおっしゃっていましたが、プレゼントだと思って接すれば、日々の言葉選びも変わってくるなーと思いました。そして、プレゼントって何か特別な物、高価な物をあげることでは無く、相手のことを思った言動でプレゼントしていけるんですね。書いててなんか感動で泣けてきたのでこのぐらいにしておきます。
素敵なプレゼントを~♫
以上