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恋に効く?!思わずドキっとしてしまうセリフを心理学的に大真面目に考えた話。
私は、NLPという心理学を用いたコーチングを勉強しているのだが、先日、その理解を深めるために仲間と自主勉強会をした。
その時一様に「ミルトンモデルが実際のコミュニケーションでどう役立つかを考えたい」ということになり、ミルトンモデルを掘り下げることにした。ミルトンモデルとは、あえてばくっとした言葉を用いて、解釈を相手にゆだねたり、足りない部分を補おうと相手が勝手に脳内で答えを検索し始めたりする言葉の使い方だ。
ミルトンモデルの省略技法の例:
人に優しくされたときのことを思い出してください
→いつ、誰と、などを具体的に言わないので、相手が自分の思い出を探し、自分ごとになる
それを実際の生活でどう使えば良いのかな?という話から展開して、「恋に効くミルトンモデル」を考えることに。授業で習った一つ一つの技法で考えていくのが意外と楽しかった。そして普段も無意識に沢山使っていたことに気が付いた(笑)
ミルトンにハマった私は、自主勉強会が終わったあとも色々思いついてしまうので、その一部を紹介する。
例文① 技法:一般化/普遍的数量詞
「今日全部楽しい!」
解説:「全部?全部ってなに?つまり俺といる時間?」
例文② 技法:一般化/普遍的数量詞
「◯◯さんの話聞けるなんて、みんな絶対嬉しいと思う。」
解説:「みんなってことは、おぬしもかー!?」みんなって誰?と聞かれたら数人しか思い当たらず答えに困るが、言われた方はひたすら嬉しい言葉。
例文③ 技法:歪曲/前提
「ねえ、なんでそんなに優しいの?」
解説:質問していると見せかけて「優しい」と言っている。「お前が可愛いからだろ」と心の中で答えてくれていたら最高(妄想)
例文④技法:歪曲/因果関係
「◯◯さんにそう言われると、できるって思える。」
解説:AするとBになる、あたかも因果関係がありそうな言い方。
例文⑤技法:歪曲/前提
「次、どこ行く?」
解説:キターーーーー!!!
はい、もう延々とできそうなのでこのぐらいで。
復習しますと、ミルトンモデルはあえてばくっとした言い方をして相手に解釈をゆだねたり、足りない部分を補おうと相手が勝手に脳内で答えを検索し始めたりする言葉の使い方。
個人的には、表現がばくっとしすぎているので、ゴニョゴニョ言って「え?なにが?」と、詳細を突っ込まれると困るので、自信を持って笑顔で言いきることがポイントだ(笑)
効果としては、直接的に褒めてないのに褒められてる感、とりあえずドキッとさせる、「こいつ、俺のこと好きなのか?」と思わせる・・・とかでしょうか?もう書いててよくわからなくなってきたので、このあたりで。
苦手意識のあったミルトンモデルが、ちょっと好きになってきた、そんな夜です。
バレンタインデートに用法用量を守って、ぜひ使ってみてください♡
(おしまい)
◆残席ちょっとならあります
◆キャンプしながらLIFEを考える
◆素敵な空間で好きな本を楽しむ会
◆日経クロスウーマンでもブログを書いています