「嫌(いや)」なのか「苦手」なのか。「逃げ」なのか「回避」なのか。
世の中の動作はそんなにスパッと縦割りになっていないものだ。
よく「強みを活かそう」「得意じゃないことはやらない方が良いよ。」なんて聞く。私もそうだと思う。
ただ、やったことがないことは強みにも弱みにもならない。もともと持っている強みでも、行動してはじめて形がシャープになっていき、自分で認識でき他人にも認知されるようになっていくのでは無いかと思う。
その途上では「得意じゃないこと」も入ってくるよね、という話を書こうと思う。
冒頭の「動作」という言葉は例えで使ったのだが、例えば私がこのnoteを書くのが得意で強みだったとして、考えたことを指を動かしてMacのキーボードを叩けばnoteを書けるのだが、そのためにはPCの前で座って体を支える、ということもやっている。「指だけ動かしていたーい!」と思っても最低限の体の支えのための筋肉の使用は必要なものだ。(たまに布団の上で寝転がって書いていることもあるけどね。)
それと同じで強みを活かそうとしても、どうしても付帯作業はある。その作業は不得意だったりする。ではそれは本当に「やらない方が良い」のだろうか?なんだか世の中的には不得意なことは「やっちゃいけないこと」であり、ともすれば「かっこ悪いこと」のように言われることがあるが、どうなんだろう?
だが、大抵の場合、前述の「動作」と同じようにスパッと切り離せないことが多い。
そういう時、結論、「苦手」でも「嫌」じゃなければやったら良いと思う。
先日Twitterでちょっと強がりな投稿をした。
先週は企業の仕事始めとイレギュラーなことが重なって忙しかった。でもこれは私がやった方が良いな、と思ったことだったので、苦手なこともやった。例えば、私はイベント開催などの場づくりが大好きで、思わず開催しちゃうことが強みだと思っている。でもその前段階のイベント募集ページを作るのは苦手だ。紹介文を考えるのは好きなのだが、日時か曜日か場所のどれかを間違える。間違えるとわかっていて何度確認しても間違えるから毎回自分でもビビる。間違えすぎるので修正するのがすこぶる速いという特技が生まれたぐらいだ。
例えば、2/18に澤円さんと、中北さんとイベントを開催するのだが、当初日にちを思いっきり間違えていて、公開ギリギリのところで中北さんが気づいてくれた。もし、あのままだったら私と参加者だけ12日に集合して、澤さんと中北さんは18日に集合するという惨事が起きていただろう。笑いどころか、卵投げつけられていたかも。ひえ〜っ!
でも、でも、だ。
目的地に到着するためには、色んな筋肉を動かす必要があるのだ。
それがどうしても鬱々としてしまう「嫌(いや)」な方法なら「回避」して違う方法を探すべきだと思う。でもその先に活かせる強みがあるなら、苦手だけど、嫌じゃないなら「挑戦」の一部、ごくごく一部と捉えて、失敗しても自分の中で猛省しつつ、次に進む。
まあ、失敗しても大抵の場合こうやって仲間が助けてくれる。そして動いたことには感謝してくれるものだ。そうじゃない場合は別のところに問題がある。(人間関係とか自分の態度とか。)
むしろそのごく一部の苦手なことを理由にやらないことは「逃げ」だと思う。
そして強みが強みとして浮き彫りになって、形もシャープになった時、「強みだけに専念してくれ」というフェーズにいける気がする。
で、本当の本当は何が言いたいかというと。
私は8名以上の知らない人がいると辛いという隠れ人見知りだ。そのくせに昨晩私はめっちゃアウェイな飲み会に参加した。なかなかハードだった。でも、知らない世界を見たい、面白い人と出会いたい、という目的のために「とりあえず笑顔でいる」「両隣の人だけは味方にする」ようにして、なんとか息をしていた。終わった瞬間、挨拶もそこそこにタクシーを捕まえて一目散に帰って日課のストレッチもせずに寝たのだ。疲れた。でもやっぱり行って良かった!このあと昨日出会った素敵な人達を検索してお話したことを思い出しながら、お礼メールをするのが楽しみだ。そんな私を褒めてあげたい。
うーん、これは「苦手」なのか「嫌」なのか。永遠の課題だ。
「一流のアスリートは勝利のためにドSでドMだ」
ということだろうか。昨日の私、おつかれっす。
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(おしまい)
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