【物販】海外からモノを仕入れよう!初めてでもよくわかる輸入ビジネスの始め方4項
今日は貿易のお話です。実は私は貿易・物流のお仕事を一番長くやっています。
貿易実務検定資格B級の資格を持ち、貿易コンサルタントとして、主にタイ⇔日本の貿易のアドバイスや、バイヤー様向けの仕入れ代行をさせていただいております。
物販、せどりを副業としてやっている人はたくさんいますが、海外からの輸入となると、難しくてお金がかかりそう、というイメージがありませんか?
Amazonで買った商品に利益を乗せて楽天で売る、なんていうせどりテクニックを教えている方も見かけるのですが、国内市場の中での価格競争なので、数をこなさないと稼げないのが現状です。
その点海外からの仕入れは、プロセスが難しい反面、仕入れ価格が分かりにくく、日本では買えないレアな商品を見つけられるなど、差別化を図り利幅を大きくすることも可能です。
では輸入ビジネスを始めるには、どのような準備が必要でしょうか。今回は輸入ビジネスをこれから始めたいと思っている皆様が、まず知っておきたい5つのプロセスをご紹介します。
①マーケットをリサーチする
まずどんな商品が日本で売れるのかリサーチしましょう。
・Amazonやメルカリで売れている商品(セラーリサーチ)
・メディアやインフルエンサーが紹介している商品
・e-bayなど海外サイトで販売されていて、日本で販売されていない商品
初心者の方の場合、まずこのあたりから始めるのがおすすめです。具体的なリサーチ方法についてはまた別のNoteで詳しくご説明します。
②販売チャンネルを考える
次にどこで売るか考えてみましょう。
・ECサイトに掲載する(Amazon/楽天/ヤフオク/メルカリ/ラクマetc.)
・自分のオンラインショップを作る(Shopify/BASE/楽天etc)
・フリーマーケットや催事で販売する
自分のショップを作るには初期費用がかかるので、まずはECサイトを利用して勉強してみるのがいいでしょう。意外と地元のフリーマーケットもいいですよ。実際にモノを見てもらうのが一番の購入への近道です。
③仕入れ先を見つける
さて、一番肝心な仕入れです。
・海外ECサイトで購入する(アリババ/e-Bay/Aliexpress etc.)
・現地の業者から直接購入する
・仕入れ代行を利用する
まず海外のECサイトを見て価格調査しましょう。上に上げた3社のサイトは日本語も対応しています。1つから仕入れられるのでまず試してみるのはありだと思いますが、この手のECサイトはやはり販売者側にも手数料がかかるので高いです。
おすすめはやはり現地の業者から直接購入することですが、言葉の壁があったり、不良品や配送トラブルがあった場合に対処が大変です。
仕入れ代行サービスを利用すると、これらの業者とのやりとりをサポートをしてもらえます。いい仕入れ代行者を見つけられるとかなり楽になります。
④輸入方法を考える
最後に忘れてはいけないのが、物流の部分です。
海外ECサイトから買う場合、販売者が日本への発送までしてくれますが、もちろんその分高いです。
現地の業者から直接購入する場合、配送方法についても業者と直接相談が必要です。現地から発送したけど書類が不備で日本の税関で止まってしまい、結局お金だけ払って手元に届かなかった、なんていうトラブルも絶えません。日本へ発送できますよ、という海外業者の言葉を安易に信じてはいけません。まず輸入に必要な書類や規制は自分で調べなければいけません。
トラブルのリスクを減らすには、仕入れ代行サービスを利用するといいでしょう。業者とのやりとりから間に入ってもらえて、輸入に必要な書類などのサポートから、航空か船かなど最適な輸送方法まで提案してもらえます。
まずこれから輸入ビジネスを始めたいという方は、まずどのような形で始めたらいいかを自分の知識経験や資金と相談して考えてみてください。
私の住んでいるタイも、アジアのECでは中国台湾の次にマーケットが大きく、多くのバイヤーさんからお問い合わせをいただきます。
タイからどんなものが仕入れられるかについてはこちらで説明しましたが、もっと詳しく知りたいという方はぜひ一度ayapanまでご相談くださいませ!