花見酒
片道2時間かかる武蔵小山に今月2度目の訪問。バスに揺られて、環八通りを進み目黒線で武蔵小山まで。
こんな魅力的な街、家のすぐ近くにあったら散財しちゃうなってくらい楽しかった。
懐かしい顔ぶれにもたくさん会えて、絡み酒したのに快く談笑してくださって、よく飲んでよく笑った。
今回の目的は、林試の森公園に河津桜を見に行きました。天気は曇天で風も強い日でしたが、この時期の風の強さもまた季節風だもんね。野ざらしで酒を飲み、花から風から、春の訪れを全身で感じてきました。
武蔵小山はおじいちゃま、おばあちゃまたちが本当にお元気。そして、豪傑に酒を飲む。わたしの友達の言葉でよく話題にだすけれど、酒は「時間・金・健康」が3つ揃わないと心から楽しめない。
アルコールハラスメントなんていわれる時代だし、若者の酒離れは加速しているけれど(酔わなくても幸せというのはいい時代なのかもしれないけど)、時間を忘れて酒を飲み、酔った勢いで心の遠慮がなくなって大団円で酒を飲む。酒宴とはよくいったもので、本当に宴だったなぁ。
ここに文化的なことがくわわれば、なおいいな。やっぱり、流しの唄い手は路上ライブより大騒ぎしている宴会場で「いいぞ、兄ちゃん」なんて1杯ご馳走になりながら歌うほうが、地元の応援も背中を押して人気歌手になれる気がする。いまは、なんでもネット公開の時代だけど。
わたしもちゃんと8頁の折本でいいから、小説を持ち歩くようにしなきゃな。
咲き乱れ 理由(ワケ)あり邪推も 世の常と
オシベだけじゃ 花すら咲かぬ
あれ童、父は何処(いずこ)じゃ?
(講釈)花見しながら、話題にでてしまうくらいシングルマザーが多かったので。
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