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【PG】あなたに見せる顔が笑ってりゃ

自分のために綴るとは言え、読んでくださる方がいる以上、最低限の説明を。
ポルノグラフィティがデビュー25周年を記念して開催した、故郷因島でのLIVEを、後日全国の映画館で上映するディレイビューイングがありました。

現地での参加が叶わなかった私が、そこで感じたことを1点に絞って記したnoteです。

因島・横浜ロマンスポルノ'24 ~解放区~ - PORNOGRAFFITTI


「25年で1番の歌が歌えた」って横浜スタジアムで言ってくれた時、素直にとても嬉しかったんです。
でも昭仁さん自身は、「本当はこんなこと言っちゃダメなんだけど」と。
理由は「LIVEは一期一会だから」。


そんな風にLIVEと、歌と、真摯に向き合っている昭仁さんだからこそ、一本一本の公演に全身全霊で臨んでいるのを知っているし、それはちゃんと伝わってます。

体力的にはきっと毎回、ステージを下りると灰になるくらい限界で。
「あんたらの心は、熱くなってますか⁈」って、大好きな言葉で私達を煽る時には、昭仁さん自身の心も同じように熱くなってるんだと思う。

ただ。
どこかでちゃんと、余裕…余裕ではないか、冷静さは保って“LIVEをコントロール”できているんですよね。
(Keep your head cool, keep your heart hot!!
…逆だったかな? 中学時代バスケ部だった友達が、卒業アルバムに書いていて印象的だった言葉です)


でも。


因島ロマポルを観て浮かんだのは、激流に流されまいと必死に杭を打ち立てて、何度も立ち上がる昭仁さんの姿でした。


気温は確か35℃超で。
その場に“居る”ことさえ避けたいような、台風一過の日射しを真正面から何時間も浴びながら、歌い続けた。
体力は早々に限界を迎えていたでしょう。

もちろん、LIVEは立派に成立していた。
初めてポルノのLIVEを観る人はきっと何も気づかないくらい、最後までちゃんと歌ってくれてましたよ。

ただ、あんなに必死な昭仁さん、私は25年間で初めて見ました。

見え隠れする“素”の昭仁さんに胸がいっぱいで、何度も涙を拭いました。
がんばって。がんばって。
大丈夫? 無理しないで……
歌で泣かされた経験は数多あれど、あれは初めて流す種類の涙でした。

(前回の記事で「我らが歌神」って表現をしました。
因島での鬼気迫る姿を見たら、モンスター級とか、体力お化けという言葉が使えなくなったから。
あれは、魂の歌だった。)


きっと、

あなたに見せる顔が笑ってりゃ
涙など人知れず背中で流せばいい

「2012spark」/ポルノグラフィティ 

を地で行く人だから、こんな風に言われるのは本望じゃないかもしれない。

格好良かったよ!とだけ言った方がいいのかもしれないし(本当に本当にかっこよかった!!!)、1週間後に行われた横浜公演は最高で、今も元気なのを知ってるんだけど、だけど…


やっぱり心配です。⁠:゚⁠(⁠;⁠´⁠∩⁠`⁠;⁠)゚⁠:⁠。

もう、あんなムリはしないでほしい。

今回、横浜スタジアムで人生初の野外LIVEを体験して、その何物にも代え難い魅力はよーくわかった。
わかったけど、もう少し過ごしやすい季節とか…あるよね??

ステージに上がったら、幕が上がったら、もう後にはひけない。
それは昭仁さん、ポルノグラフィティに限らず、プロアマ問わず言えることだと思うけど、妥協するとか上手く手を抜くとかできない人だと思うので…
そこは運営さんが、ね?!?!?!(圧)

もちろん、毎回の素晴らしいLIVEを陰で支えてくださっている全ポルノチームの皆さんには心から感謝しています。
でもここだけは。本当にお願いします。

これからもずっとずっとポルノのLIVEに行きたいし、ずっとずっと昭仁さん晴一さんの解放区でありたいから、どうかムリはせず。
でもいつまでも、ファンの想像の斜め上をぶっちぎってください。
「次に会う時まで元気でおってねー」はお互い様だからね!!


今回も読んでくださってありがとうございました。
想いが溢れるあまり、noteとしては拙いものになってしまいましたが、誰かに心酔したイチnoterの心の内としてお楽しみいただければ幸いです。


最後に、ディレイビューイング直後のつぶやき。

これが全てです。


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