見出し画像

少年漫画を買って子供の頃の金銭感覚を取り戻した話

私、アラサーOLは数十年ぶりに少年漫画を買いました。  

なんの漫画かと言うと、最近流行っている鬼滅の刃です。

ようやく鬼滅の刃のアニメを観だしたのですが、このアニメとても中途半端なところで終わるんです。その続きが気になって気になって、ずっと頭の隅にあって、夜も眠れなくなって、Googleを開いて検索窓に「鬼滅の刃 ネタバレ」と入力しては画面を閉じる。という日々が続きました。
このままでは時期アニメが始まる前にネタバレサイトを見てしまうな!と思ったので満を持して、数十年ぶりに漫画を買いました。

少年漫画を買うなんて、かれこれ子供の頃以来です。子供の頃、ハンターハンターとかNARUTOとか大好きで、毎週月曜日にコンビニに行ってジャンプを立ち読みしたり、おこずかいを貯めて漫画を買ったりしていました。

あれから数十年、大人になった私は発売されていた鬼滅の刃の20巻まで大人買いしました。
コロナ自粛で楽しみを奪われた私の生活に、漫画は活気を取り戻してくれました。


そうこう過ごしている内に鬼滅の刃の21巻が発売するという情報が入ったので、発売日を調べてわざわざ予約までして最寄りの本屋さんに買いに行きました。発売日に漫画片手にウキウキしながらレジに並ぶ。この感じ数十年ぶりだなーと思ったのと同時に子供の頃の気持ちがよみがえってきた瞬間でした。

すごく当たり前のことを書くんですけど 、漫画って1冊484円(税込)で買えるんです。


これってすごくないですか?


484円で、OLのランチ代でこんな面白い世界に出会える、こんな楽しい時間を提供してくれるのかって、改めて感動しました。


そう思うと、社会人になって仕事をしだして収入が増えて、知らないうちに自分の金銭感覚が段々と変わっていったんだなということに気づきました。


1万円のTシャツ

5万円のバッグ

10万円のコート


給料が入ったら好きなものを買って、散財して、それらをどのくらい使った?大事にしてた?と考えたら数回着た程度かなって。今は全部押し入れの中。


でも、1万円あれば漫画20巻買えるんですよ!!

鬼滅の刃今ならほぼ全巻揃うじゃん!!!!


あの頃の、子供の頃のお金の使い方を、一冊の漫画を買うのが特別な日で、それを何時間もかけて読んで、本棚に大事にしまってた自分を思い出して感傷に浸りました。

自分は変わってしまったけど、漫画は子供の頃から変わらずに楽しさを提供してくれるのかと…。



なんかよく分からない話になりましたが、小さい頃背伸びして買ったものを、大人になって改めて買ってみると色んな事を考えると同時に、今の金銭感覚を考え直すキッカケになりました。


これからも漫画を買っていきたいですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?