サーシャ・フィリペンコ、奈倉有里訳『理不尽ゲーム』

画像1 サーシャ・フィリペンコ、奈倉有里訳『理不尽ゲーム』(集英社 2021)昏睡状態に陥った国ベラルーシの現状を、地下鉄入口の将棋倒し事故(1999)で植物状態になった主人公の少年に重ね合わせて描く。ベラルーシの状況は本書が書かれた時点から改善するどころか、ますます悪化しており、やるせない。

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