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note写仏部活動中✧♡③

 note写仏部員のつきふねさんが、友人に似ていると言われる広隆寺の弥勒菩薩、実は私も大好き💛(←つきふねさん、マジ羨ましい)
 仕事柄、高校の修学旅行で、京都に数度行き、その時に、広隆寺のこの方が大好きになった。

 そして大きなポスターを買ってきて、額装して、部屋に飾っていた。

中宮寺の弥勒菩薩とはまた違う品がある弥勒菩薩です

 前回の中宮寺の弥勒菩薩を描いた時は雑誌の写真を見ながら描いたが、今回はこれだけ大きな写真があるから、好きなだけ観察して描けるので、簡単なはずだ!と思ったが大間違いであった( ´艸`)
 鉛筆デッサンに2日ぐらいかかる。
 このシンプルな仏像が、シンプルなだけに、この仏像にならない。
 
 きっつ~( ´艸`)

 この弥勒菩薩の指折り事件というのが昔あったそうだ。
 私が、修学旅行で聞いた話は、学生が、キャッかわいいと言ってぎゅっとハグしたらポキッと折れたみたいな話だったが、検索するとずいぶん違っている。犯人は京大生。動機も、新聞によって違うのであった。

【新聞各紙で何故か違う、指にふれた訳、動機】

ところが、事件発生当時、
「あまりの美しさにキスしたくなって近寄ったところ」
と報道しているのは、読売新聞だけで、

毎日新聞は、「話のタネにしようと思い像の口にキスした際」としています。

朝日新聞は一番詳しく、直接取材により、本人が語った話として、

「弥勒菩薩の実物を見たら“これがホンモノだろうか”と思った。期待はずれだった。・・・・・・ちょうど監視人もいなかったので、いたずら心が起こった。なぜ像にふれようとしたのかあのときの心理はいま自分でも説明できない。」

と報道しています。

本人に直接取材したという朝日新聞記事が、信頼性がありそうな気がしますが、この「指折り事件」が発生したときの、弥勒菩薩像に触れた心の動機の真実は、いかがなものだったのでしょうか?
弥勒像が期待外れでイタズラ心が起こったのか、美しさに心酔したからなのか、よく判りません。

「弥勒像のあまりの美しさに魅せられて・・・・」

青年の思いが募って起こした事件という話のほうが、なんといってもロマンティックです。そんな動機だったといわれるようになったことが、弥勒菩薩の美しさを、ますます神話化していったようにも思えます。

観仏日々帖より

 詳しくあったのでよかったらご一読を!

 そして、写仏部に新入部員が!

 映画鑑賞文を書かせたらピカイチの、師と仰ぐ、傘籤さんである。宗像教授の絵をさらっと描いているのを見て、絵心のある人なのではないかと思い、つい、強引に写仏部に誘ってしまったが、うっかり、カヌレを持った弥勒菩薩を描いていたのである!うれぴー(⋈◍>◡<◍)。✧♡
 なんだか、いい。初めて描いて、いきなり自分がハマっているカヌレを持たせるなんて、さすが、カヌレ番長と呼ばれるだけある。

 自分も温泉番長とか呼ばれてみたいが✧♡(←同じ温泉にしかいかないけど、毎日入っているということにおいてwww)

 まさに広隆寺の弥勒菩薩を使ったスケッチで、なんか、シンクロしてると思った( ´艸`)。
 新入部員、大歓迎です(⋈◍>◡<◍)。✧♡。

 みんなで描くから面白い写仏部!

 それで、自分の写仏は3回目だが、今回も換骨奪胎できなかった。というよりも、ただの写実なのに、あの弥勒菩薩の静けさが出せたのか怪しい。

木の色を出してみたくてまたアクリル絵具に戻る。印象が全く違って残念。折れたのは薬指。

 描いてみてわかったことは、この像の全体から感じる佇まいは、落ち着いて静かなものなのに、本当はこの像は、全く意志の強い、はっきりした御顔立ちをしていることだ。
 描いている時に、この像の静けさが出なくて、なんだか、嫌らしい表情になって、とても悪戦苦闘した。
 もっと、さりげなく良いお顔なのに、自分の描く絵の顔は、そういう風にならないのである。これは、もしや、デッサン力意外に、人徳とか何か別のものが浸みだしてしまうのだろうか?

 しかし、やってみると、写仏の奥深い世界に入り込む。

 人間の表情も魅力があるが、この弥勒菩薩の、なんともいえない表情を再現するということが、自分に、絵を描く喜びという動機をくれるのである。

 これぞ、写仏の魅力であろうか。

 3回描いて、自分がなかなか換骨奪胎できないことが、はっきりした笑。

 これはもう、note写仏部、マンガ編を、のちに投稿しようと思う。

 写仏は写実。換骨奪胎はマンガにする( ´艸`)
 キタキタ高校物語も続きを描くけど、じきに写仏漫画も行きます✧♡

 世界に向かって、宣言しておきます✧♡