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確定申告のこと

こんにちは。AYANOです。

フリーランスの音楽家として生きてきてなんだかんだ長くなってきて、学生を終えてから当然のように確定申告を毎年するようになっております。

フリーランスにしろそうじゃないにしろ、確定申告をしないで済む音楽家っているの?というくらい、確定申告をするって避けられないです。

確定申告をしないでも良い音楽家って、公務員(教員や自衛隊の音楽隊とか)で一定条件を満たしている人くらいなものだと思いますし、仕事の種類や契約の仕方的にも、当然の義務となってきます。


この確定申告について、私はこの書類についてある程度知識のある人が身内にいたため、色々伺ったりしつつ、もちろん自分でも調べたりしつつ実施しておりましたが、毎年のことながら「これで本当にあってるの?」とハラハラしておりました。

このハラハラが馬鹿みたいに思えてきて、去年きちんと勉強して「簿記3級」を取得しました。その上で改めて自分自身の仕事の会計関連と向き合った時に、まず最初に「会計ソフト」の必要性を強く感じ、自力で作っていたExcel上での会計を辞め、有料でMoneyforward確定申告を利用するようにしました。

簿記の知識が雑だった時って会計ソフトの価値があまりわかっていなかったので、何がなんでも無料で済む方法でやろうとしていたのですが、勉強し始めてすぐにその価値をしっかり痛感し、このソフトをきっちり取り入れたことはとても大きかったです。

その上で日常の仕訳をこまめに行い、実際に確定申告を改めて行ったら、毎年のハラハラも無くなりましたし、何よりも所要時間がものすごく短く済みました。

簿記、さっさと勉強すれば良かったですし、同じような職種の人にも全員にそれをお勧めします。


会計関係を考えることが難しく、税理士さんに丸投げしたい!という人もいると思いますが、それを行うにしろ、簿記3級に合格する程度の知識と興味をお金周りについて持っていないと、良い税理士さんを見つけることも見極めることも難しいでしょうし、そもそも何か不明点があった際に会計関連の「共通言語」で税理士さんと話し合いとかもできないので、かなり危険だと思います。

どんなに嫌いでどんなに興味がなくても、音楽を仕事として扱うと決めるからには、その対価として発生するお金のことは、ゼロ知識のまま放置するのは歳を重ねれば重ねるほど危険な場面が増えてきます。

音楽のことの鍛錬と並行しながら簿記の勉強を行うのは簡単ではありませんが、きちんと向き合えば1年もかからないことですし、即役に立つ場面が多いです。

又、延々と会計周りをアナログ派で行くことについても今現在のあらゆるデジタル化を実感する中で、世の中の流れについていくための工夫は必要不可欠と考えます。

自力で確定申告を行う場合、身の回りにもまだまだ手書きで投函する人が多くいますが、書類の保管方法などを考えても、会計ソフトを利用してデータの扱いに不慣れなりに慣れていくようにした方が良いです。今からやれば徐々に慣れることができますが、ある日手書きが禁止になったりした時に(または手書きだと有料になったりするとか)、いきなり全部をデジタルに変更するのは、そもそも興味がないからこそ難しいと思います。


小難しいことをあれこれ並べましたが、結局のところある程度この類の話の世の中の流れについていって、損することなく、そして過剰に不安を覚えることなく過ごしていくにあたり、「簿記3級」の取得を目指す勉強をすれば、解決できることがとても増えます!

音楽のことに集中する時間を増やすためにも、簿記について考えたことのない人は、是非勉強してください。

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