
ChatGPTで絵本を作ってみたーイラスト作成編ー
ChatGPTを使って、絵本を作れるか?検証として、前回は絵本のシナリオを作成してみました。
ChatGPTで、子供のライオンが、勇気を出す物語を作れたので、イラストを作成していきます。
ChatGPTで絵本のイラスト作成
前回シナリオを作った、「ちいさなライオンのリオ」の完成を目指します。
### タイトル:「ちいさなライオンのリオ」
#### 1. 小さなリオ
ちいさなライオンのリオは、大きな森に住んでいました。
でもリオは、他のライオンよりも小さくて、少しだけ心配性でした。
「ぼく、強くないかも...」とリオは思っていました。
#### 2. 大きな嵐
ある日、大きな嵐が森にやってきました。
風がビューン!木がグラグラ!動物たちは、みんな怖がっていました。
「安全な場所を探さなきゃ!」と、みんなが言いました。
でも、森の奥には大きな川があって、誰もそこを渡れません。
#### 3. リオの決心
「どうしよう…みんなを助けたいけど、ぼくは小さいし…」とリオは思いました。
でも、リオは勇気を出しました。「ぼくが行ってみる!」
親友の小鳥チュチュが、「ぼくも一緒に行くよ!」と言って、二人で川に向かいました。
#### 4. 大きな川
川にたどり着くと、リオはびっくりしました。
「わぁ!すごく大きい川だ...でも、あの石を使えば渡れるかも!」
リオとチュチュは、石の上をぴょんぴょんと飛びながら、慎重に進みました。
#### 5. 川の向こうへ
やっと川の向こうにたどり着きました!
そこには、広くて安全な場所がありました。
「やった!ここならみんなも安心だ!」リオは大きな声で叫びました。
#### 6. リオの勇気
リオは森に戻り、みんなに言いました。「川を渡れば安全な場所があるよ!」
動物たちはリオの後について、リオが教えてくれた石の上をぴょんぴょんと渡りました。
みんな無事に安全な場所にたどり着きました。
#### 7. ヒーロー、リオ
動物たちはリオに感謝しました。「リオ、ありがとう!君はすごく勇敢だね!」
リオは照れながらも嬉しそうに笑いました。「ぼく、小さくてもできたんだ!」
#### 8. おわり
それ以来、リオは自分に自信を持つようになりました。
そして、どんなに小さくても、勇気と友達がいれば、何でもできることを知りました。
まずは、表紙作成かな?と思い、「この物語に合った表紙を作成してください」と言うと・・・
こちらのイラストが生成されました↓

雰囲気は悪くないですが、英語でタイトルが入ってしまっているのと、中途半端にライオンの「リオ」と小鳥の「チュチュ」の名前が入っていて、微妙な仕上がりです。
「表紙を作って」とストレートに指示すると、余計な文字を入れてしまうようなので、避けた方がいいですね。
イラストのテイスト的には問題なさそうなので、上記の画像のIDとシード値を元に、各ページのイラストを作成しました。
それぞれ、1~7のシーンまで、下記の指示でイラストを作成してもらいました。
1. 小さなリオ のシーンを画像ID「TTIl5iHv8t7YQ4oP」、シード値「561017245」を使って作成してください
できたイラストと文章を使って、パワポで簡単に絵本を作ってみました!
表紙のイラストは、1.小さなリオ のシーンで指示してできたイラストの候補の1つのものを使いました↓





時々、3D感強めのイラストが生成されてしまいました。
細かく指定しなかったためか、リオのたてがみが変わったり、小鳥のチュチュの姿が安定しない感じになってしまいました。
ところどころ、嵐がくるシーンなのに晴れていたり、描写が違ったので、イラストを指定するときは、シナリオそのまま入れて指定した方が精度が上がるかもしれません。
ただ、大まかな指示でここまででき、ChatGPTの実力派なかなかだと感じました。
イラストの生成に少し時間がかかりましたが、数時間ですべて完成しました。
pdfにまとめると、簡単にオリジナル絵本PDFが出来上がります↓
ChatGPTがあれば、自分のオリジナルの絵本を作れます。
絵が描けない人も、本格的なイラストをChatGPTが生成してくれるので安心です。
子供が作った話を絵本にしてあげても、感動すると思います。
こだわって作ったら、自由研究などにも使えそうですね。
キャラクターのイラストを一定に保ちたい場合は、絵のテイストを指定し、細かい容姿の指定を入れると良さそうです。
イラストを生成する際の統一方法について、これからもっと検証していきたいと思います。