当たらない夢占い
この前の休み、久しぶりに夢をみた。
夢の内容はあえて書かないでおくけれど、起きたとき「なんでこんな夢をみたのだろう?」というような内容だった。
不思議に思ってまだ寝起きのぼーっとした頭で枕元にあったスマホを手に取り、夢占いを調べてみることに。
夢の内容をキーワード検索してみると、なんと金運アップや臨時収入のチャンスを表しますと書いてあった。
まだ寝ぼけていた頭が嬉しさで一瞬にして覚めた。なんて単純なわたしの思考回路。
「なーんだ、変な夢だと思ったけど実はいい夢だったんだ」
とニヤニヤしたところで、ふと本日のスケジュールを思い出す。
その日は、今年に入ってから初めての高価な買い物をする予定の日。
以前から欲しかったものを思い切って買うことを決めていたのだ。
臨時収入どころか、大きな支出はほぼ確定している。
・・・当たってないじゃん、夢占い。
夢占いによって与えられた一瞬の喜びは消え去り、残った目の前にある現実に小さなため息をついた。
少ししょんぼりしてしまったが、その日買いに行くものは私にとっては必要不可欠なもの。
絶対に無駄になることはない。
だから、たとえ夢占いが当たっていないとしても構わない。
それに、お金は天下の回りものという言葉がある。
今日は自分の手を離れてしまうけれど、回りまわって戻ってくることをあの夢は暗示してくれたのかもしれない。
当たらない夢占いに希望を見いだし、気持ちが明るくなったところで完全に微睡から目を覚ました。
そして、その日は無事予定通り欲しかったものを手に入れることができて満足。結果として良い休日となった。
当たらない夢占いというネガティブからはじまった一日だったけれど、考え方ひとつでポジティブになることができた。
何気ない一日だったけれどこんな日があったことを忘れないよう、記録しておこう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。