ひとつひとつ片づけていく


今のわたしの部屋はあまりキレイではない。


少し前まで体調を崩していて、片づける元気がなかったのも理由のひとつ。


それに先日旅行から帰ってきたばかりで衣料品の整理は済んだけれど、旅先で得た物資はまだ仕舞いきれていない。


2年前(!)に『机の上は自分の頭の中に似ている』という文章を書いたけれど、部屋には自分の精神状態が表れると思う。


良いときは綺麗だし、キレイにできる。

悪いときは散らかっているし、そのほうが心地よい気がする。


たとえば今回のように体調が悪かったときには、片づけるために体力を使うのがもったいなかった。
とにかく出しっぱなしにしがちだ。

そのためついつい身の回りに物が増えて散らかっていく。

これは悪いパターンの典型。


旅から帰ってきたあとは、精神状態が悪い場合とは少し異なる。


旅先で感じた刺激などが多ければ多いぶん、日常への収納先を探すのに時間がかかってしまうからだと思う。


「これどこに仕舞おう・・・」

と、見つかるまでの間しばらくその辺に置いてしまうのだ。目に見えるものも、見えないものも。


疲れたというのもあるけれど、楽しかったり充実したりしてたくさんのものを得た旅のあとは、比較的部屋が散らかりやすい気がする。


散らかった部屋を見渡して、途方に暮れてしまうときもある。


でも、そんなときは全体を見るのではなく、まずは机の上を見てみよう。

机に物が積み上がっていたら、それをひとつひとつ片づけていく。


すると机の上がキレイになって、書くスペースが生まれる。


それを場所ごとに繰り返していけば、きっとキレイな部屋になるだろう。


部屋と共に心も整えることにしよう。

ひとつひとつ片づけよう。


読んでいただき、ありがとうございました。





生きていたら部屋が散らかってしまうことだってある。

だって、人間だもの。

たとえ散らかってしまっても、ひとつひとつ片づけていこう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




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綾野花南(あやのはな)
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