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猫になりたい

スピッツのファンのなかでは有名な曲のようなタイトルをつけましたが、これが最近の私の心の底からの気持ちです。


ときどき人間を辞めたくなるような時があります。

面倒くさい人間関係やダイエットを気にしたり、自分らしさに悩んだりすることなど、全てを投げだしてしまいたくなるのです。


そんなときに、家にいる猫と目が合います。

いや、ウソです。
目は合いません。なぜなら、撫でてほしくて後ろを向いて座っているから。


改めまして、家にいる猫に目を向けると、毎日悠々自適で羨ましくなってきます。

最近は寒くなってきたので、人間の布団を占領して、暖かな場所でぬくぬくと寝ています。


構ってほしくて鳴いてみたり、ご飯がなかなかもらえなくて拗ねてみたり、外を眺めたり。


動物なので当たり前でもあるのですが、本能のままに生きていて多少の知恵もあります。

その上、可愛いときたらもう言うことはありません。


もし来世があるのならば才能のある人間に生まれ変わりたいと思っていましたが、最近は人間はもうお断りです。

猫になりたい!


やはり家猫がいいですね。
可愛がってもらえるならどこでも。


そんな気持ちをウチの猫に話してみたところ「こいつ何言ってるの?」と呆れ顔をされました。

もう13年も人間と生活を共にしていると、人間の言葉も理解しているようなリアクションや返事をしてくれます。


あしらわれても愛すべき猫たちであることに変わりはありません。

来世で生まれ変われるように、今からたくさん徳を積んでおこうと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



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綾野花南(あやのはな)
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