初任給が入ったので両親と食事に行きました。 父はお肉が好きなので、客席の目の前で焼いてくれる鉄板焼き屋さんに行きました。 久しぶりに両親とゆっくり話すことができて、 ほんの少しですが両親に感謝の気持ちを形にできて良かったです。 本当に迷惑や心配をたくさんかけてしまったので、これからは親孝行していきたいと思います。
新しい職場に就いてから1ヶ月が経ちました。 覚悟はしていましたが、想像以上の忙しさに目が回ります。 覚えることも沢山あるので、1日があっという間です。 大変ですがとてもやりがいを感じています。 頑張って続けていきたいと思います。 もうすぐ初任給が入るので、両親に何かできたらなと考えています。
無事医療事務の資格も取ったおかげで病院の仕事も決まりました。 当然AVの仕事に比べたら給料も低いし想像以上に忙しく大変ですが、頑張って続けていこうと思います。 ずっと連絡を取っていなかった友人とも久しぶりに会いました。 AVの仕事を辞めたこと、ネット上にあったAV 削除してもらったことを話すと友人も私がAVの仕事をしていた時にネットで見たことがあったので、沢山あったサイトがなくなっていたことにすごく驚いていました。 家族や友人の存在は大きくて、孤独な生活を送っていた時
今は実家に戻って再び家族と一緒に生活をしています。 最近は父や母と一緒に外出したり、以前より会話も増えています。 こんな日が来るとは思っていませんでした。 過去に自分がしてきたことは無かったことにはできませんが、今は以前よりも前向きに過ごすことができています。 最初は軽い気持ちで相談をしたのに、今はただただ感謝しかありません。 本当にお願いして良かったと心から思います。
私は家族に連絡し、今までのことを謝りました。過去はなかった事には出来ないけれど、専門機関に頼んでネット上に上がっているものを削除してもらったことも話しました。 弟の再就職も決まり、家族と縁を切らずに済んだことは、本当にご担当者様のおかげだと思っています。 これからは自分の考えが正しいと思い込むのではなく、周りの人達の幸せも想いながら生きていこうと思えるきっかけを頂きました。 いつか大切な人ができて、結婚して、子供ができた時のことを考えても早めにある程度でも消しておいてよ
半年間の間も担当者の方は随時、進捗を報告して下さり、安心しました。 私も再出発に向けて頑張ろうと思い、 医療事務の資格を取る為勉強に励みました。 半年たった頃、担当者の方と久しぶりに再会しました。 本当に私の情報がネット上から無くなっていました。検索してもほとんど出なくなっていたのです。 多少残っていましたが、残っているものも「2ヵ月あればある程度削除できそうです」と言っていただき、その通りにしてもらいました。
私は担当者の方に会うまでは自分自身の人生だし何をしてもかまわないと思っていましたが、 そのせいで家族に悪影響を与え、苦しむのであればそれはあまり良いことではないな…と考えるようになりました。 そして、自分の人生とも言えるAV女優としての過去を抹消しようとAV 削除を決意しました。 私の作品は大手メーカーから販売された作品が多く、とても広い範囲で認知されていた為、裏ビデオの作品もあったりで、ネットに載っている動画や画像の量は多い方だったようです。 あまり自分が出演した作品を
AV女優としての自分の人生を隠してるわけではなかった私は、特に自分が出演した作品な削除をお願いするつもりは無く、ただ話を聞くくらい・・・むしろ私の今の心情を聞いて欲しいという気持ちでご担当者さんにお会いしました。 過去の作品やインターネット上の情報を削除するのは一体どういうことなのかを質問し、その方はとても丁寧に1時間ほどかけてお話をしてくださいました。 依頼をした方の中には、私のように家族と関係がもつれてしまった女の子もいること、 自身の結婚が破談となってしまった女の子
「仕事ができなそうなら引退にしようか。」AV事務所からもそう言われ始め、私はひっそりとAV業界から引退をすることにしました。 AV女優としては私など全くの小物で、有名な女優さんはたくさんいます。 有名な女優さんたちは一体家族とどういう関係なのか、AVをやめた後の生活はどうしているのか、友人には打ち明けているのか、結婚や子供など大切な人はいるのか、 そんなことが気になって色々な女優さんのツイッターやブログ記事を見ていました。 そんな時、販売停止やAVの削除をしている専門
自分のやってきたことに全く後悔はありませんでしたが、私は誰かを傷つけるつもりなど微塵もありませんでした。 でも自分の職業のせいで家族全員が迷惑をしている… 私の中でそれは矛盾でもあり、 私は今の仕事を続けて行きたい、 恥じらいの気持ちはない、 今やめて私には何が残るのか、 普通の仕事に戻る事はできるのか、 もし続けたら家族はどうなるのか、 続けるほどの価値があるのか、 続けた先に何が残るのか、 一体何が良くて何が悪いのか、 私はどうしたらいいのか、 まったく先が見えない状
母の電話から半年くらい経った頃… 弟から久しぶりにメールが届きました。 「お前のせいで会社から自主退職を促された。一生恨んでやるからな。身内がAV女優だなんて恥ずかしくて外も歩けない。」 そのメールを見た時、さすがに私はハッとしました。 せっかくいい大学を出て、一生懸命就職活動をして入った会社かもしれないのに、私という家族がいるだけで、会社をクビになるなんて… さらに、父親からもメールが届き、 「変な仕事を辞めないなら、家の戸籍からお前を抜く。」そんな内容でした。
それから私は母親への反抗もあり、 もっとAVの仕事を増やすようになりました。 友人もいないし特にこれといってやる事もなかったので、なるべく積極的に撮影に入れるようプロダクションの人にもプッシュしてもらいました。 撮影は楽しいけど、 自分は何を目指していて、 年齢もどんどん重ねているのにいつまでこの仕事を続けるのか、 いつまでオファーが入るのか、 AVをやめたらまた風俗に戻るのか、 ふとした瞬間に色々考えて不安になることもありました。
そんな時、田舎にいる母親から久しぶりの電話がありました。 久しぶりの電話で「元気?」とか世間話があるのかと思いきや、第一声は 「あんた、なんか変なビデオに出てる?」 でした。 親にバレるとかバレないとか、あまりそういうことを気にしてなかったし、自分の娘と久しぶりに話せて嬉しいとかより世間体が一番大切なのかとむかついた私は 「出てるよ。」と素直に認めました。 電話の向こうで母親は絶叫し、「お願いだからやめて」と泣き始めました。 好きなことを仕事にし、たくさんお金を稼
初めは名前もないような素人の企画ものでしたが、段々1人での撮影が増えていきました。 いろんな衣装を着せてもらえたり、 いろんなシチュエーションで撮影をしたり楽しかったです。 わたしはあまりNGが多くなかったので幅広く仕事が回ってきて、たまに有名は女優さんと共演することもありました。 有名な女優さんがツーショットを撮ってくれたりそれがTwitterやインスタに上がるとテンションが上がりました。 私もAV業界で有名になるぞ!と意気込んでいたので友人や周りの人にも隠すことな
まずは面接周りから。 風俗とは違って、自分の容姿や魅力を売り込み、オファーが来るのを待ちます。 なので、最初は仕事の予定も決まらず、収入も不安定なので苛々することも多々ありました。 AVの仕事が入るまでは、 デリヘルの仕事を続けてお金を稼いでいました。 そして少しずつですが、名前も売れ始めAVの仕事が沢山入るようになったので、デリヘルは出勤しなくなっていきました。
そんなある日、デリヘルに身なりが金持ちそうなお客さんが来ました。 なんと、そのお客さんがAVプロダクションの人で、「君ならデリヘルより稼げるし、楽だし、男優さんも清潔だし、AV女優にならない?」と声をかけられました。 私は風俗でもそこそこ稼げてましたが、 確かに日によって稼ぎにバラつきがあるし、 風呂に入ってない臭いお客さんや、ベロベロに酔った酒臭いお客さん、 汚い自宅に派遣されると最悪な気分でした。 なので、プロダクションの人の話を聞いて、 大きな抵抗もなく、AV女優