通勤往復4時間スタート
そんなこんなで、通勤4時間スタート。
の前に、実は異動してすぐ2ヶ月間2か所新店応援に行っていた。
上司が通勤遠い➕家の近場で要請あるからとのことで打診をうけ行くことに。
めちゃくちゃ気を使って仕事をしたけど、これまでの経験が役に立ったのでやりがいはあった。チェーンストアだとやる事だいたい一緒なのは動きやすかった。自分のお店には週1しか行かなかったけれどその中でやりたい事はやってたのでバランスはそれなりに取ってたと思う。
2カ月の応援が終わり本格的に異動先での業務が始まった。勤務が9時30分からなのに通勤ラッシュの時間帯の電車に乗るため常に時間との戦い。
乗り換えは2回、乗り換え時間は5分で常にダッシュ。
どこの車両に乗れば人がそんなに多くないのか、乗り換えの出口が近いのか詳しくなった。
座れないことも結構多く、職場に着いた頃には結構クタクタなことも多かった。
おまけに職場が駅から歩いて15分と遠かった。
1日8時間はずっと担当で立っていることを考えるとだいたい10時間は立ちっぱなし。
たまに入る座ってする業務がある時は嬉しかった。
1日24時間のうち移動含めて12時間は仕事で、
睡眠時間8時間と考えると自由時間4時間
足りない。。なので必然的に睡眠時間が削れていく。
休みの日は疲れているので、どこにも行きたくなかったし家で寝てる事も増えそれでも頑張って人と会ったり周りを散策しに行った。
それでも疲れているとずっと一日中家にて、スマホで動画みたりとSNSみるかお菓子食べてるかの日々。気づくとすぐ夜になり次の日仕事とというルーティンが出来上がった。
幸いにもここで何とかやっていけたのは、異動先が比較的ゆっくりだったことやこれまでやっていた仕事がそこではとても重宝されていたことだった。
また、上司も周りの人も状況を理解してくれていたから残業できない中でもやりやすかった。
異動先では色んなトラブルも抱えていたけれど、今までの経験から解決方法を一緒に考え、周りの人と話し合いながら進めて少しずつ改良されていったのはやりがいがあった。
やっぱり目に見えて変わっていくのは停滞していたものが少しずつ回り始めるので空気も変わるし、働く人の顔つきも変わる。
ただここで頑張りすぎがでてしまい、急性胃炎になる。。変な話、何かに思いっきり舵を切る時周りが納得して進めていくには圧倒的にできる姿を見せるのが手っ取り早く有効的だと思ってきた。
なのでやりすぎてしまったし、謎の使命感に襲われてしまった。幸い薬を飲んで落ち着いたので何とか休まず出勤できた。
ここで色々と思い出したのは、異動前から身体が疲れているサインは沢山あった。
2ヶ月ほどなおらない口内炎やリンパの腫れ。
頭痛も多かったし体重の増減もあった。
よく風邪も引いていた。
なんなら去年はコロナに2回もかかって呼吸器系にかなりダメージがあった。
どうしても慣れない場所だとストレスはかかるのでしょうがない。それは承知していた。だけど毎回具合が悪くなることが増えた。
それは自分の考え方のくせや性質について全く分かっていなかったからだと思う。改めて今回の休職でやっと理解できた。
"人より出来ないことが多い分頑張らないと価値がない"
これが常に強迫観念のようにつきまとっていた。
だから極限までやってしまう。無理をしてでもやってしまう癖がついた。効率的にやらないと周りと差ができてしまうからどうにかしないと。その結果、できることも増えたし期待に応えられる事も増え実際自分も嬉しいしかった。けど、やればやるほど仕事は増えるし当たり前になっていく状態に不公平さも感じていた。給与はあがらず評価はそんなに高いわけでもない。何なら、おしゃべりに花が咲いている人が評価される。だからもっと頑張らないと、、というループがここ5年くらいずっと続いていた。
良くも悪くも物心ついた時から、人より何やっても遅いしみんなと一緒に出来た試しがなかった。
運動もそんなに得意じゃなく、というよりそんなに好きでもなく走るのは遅いし、物を考えるのもそんなに得意じゃなかった。ただ、人より少し覚えたりできることが遅いだけでマイペースにやれば出来るタイプなのが今思えば救いだった。なのでイライラしながら、ずっと見られたりせっつかれたりするのは今でも苦手てでほっといてくれない環境は結構苦痛になってくる。
話は脱線したけれど、気付けば全力でいつも仕事をしていていたし体力はもともとないので気づかないうちに寝不足もあわさりリカバリーが遅れ疲れていたと思う。
唯一救いだったのは、やってる仕事が楽しかったから。
そして、職場に頼ってくれる人や相談できる人がいたから。そんでもってある程度好き勝手にやらせてもらえる環境だったこと。
通勤さえ遠くなかったらと思うけど、通勤往復4時間はほんとにしんどかった。。
なので、通勤時間が短い場所を希望して異動という選択を取った。