人生のターニングポイントになった場所
育休中。
もっとわたしらしく仕事したい。
もっとわたしらしく暮らしたい。
もっとわたしらしく生きたい。
そう思って踏み出した先に見えた景色は、わたしの想像をはるかに超えるものになった。
そのきっかけになったICOREでの軌跡を綴ってみようと思います。
自己紹介
【年齢】31歳
【当時の職業】化粧品メーカーの商品企画(育休中)、HP制作、キャリア支援
【卒業後の職業】香り研究家、化粧品メーカーの商品企画(育休中)、キャリア支援
【家族構成】夫、2歳息子、10ヶ月娘の4人家族
大学、大学院でにおい・香りを専門的に学び、卒業後、化粧品メーカーに入社。商品企画に4年間携わり、2020年、第一子を妊娠。体調不良による2ヶ月休職を経て、復帰するも切迫早産で緊急入院になり、そのまま産休、育休に突入しました。
妊娠・出産で想像以上のキャリアブレイクを経て、「会社にとらわれない自分らしい働き方に挑戦したい」想いから、webデザインを学び、HP制作の複業をスタートさせました。その後、コミュニティ運営のサポートや大学生へのキャリア支援などパラレルワーカーとして活動していました。
受けようと思ったきっかけ
複業も少しずつ軌道に乗ってきた頃、少しずつ「これの仕事、わたしじゃなくてもできる」と感じることが多くなってきました。
「わたしだからできる仕事がしたい」
そんなことを考えていたとき、以前から気になっていたキャリアスクールICOREの卒業生の方とお話する機会があり、「自分のサービスをつくる」ところに惹かれ、面談に参加しました。
そこで美玖さんとはじめてお話させていただき、「あやねちゃんだからできるサービスがある」という言葉に背中を押され、受講を決意しました。
当時、育休復帰まで残り7ヶ月でここで変わらなかったら、復帰してなんとなく仕事と育児をこなす日々が頭をよぎり、自分の変えるラストチャンスのように感じました。
大きな自己投資、不安もある。だけど、絶対自分だけサービスをつくる!と意気込み、当時抱えていたお仕事をほとんど手放し、打ち込める環境を整えました。
講座を通して学んだこと
自分と向き合うから見えてくる景色がある
プログラムの前半のBeingでは自分の過去の経験や今の状態から人生の目的と本当にやりたいことを探っていきました。
特に印象に残っているのが、過去の経験から自分が本当に大切にしていきたいことを見つけていくことでした。
思い出したくないようなつらい過去とも向き合って行く中で、少しずつ過去の経験の捉え方が変わっていき、その奥に眠っていた「本当の願い」「今の自分がもう持っているもの」に気づくことができました。
今までは自分は何もないからと、スキル収集家になり、デザイン、ライティング、マーケティング・・・、ニーズがありそうなものをどんどんインプットしてきたわたし。
だけど、今のままで十分価値があり、自分らしさが詰まった「わたしだけのオリジナルストーリー」をもう持っていたことに気づいたことで、今のままわたしが最高だなって思うことができました。
まずはやってみるマインド
後半のDoingではマーケティングの知識を装着しながら、やりたいことの種をもとにしてサービスを設計していきました。
マーケティングは両思いになりたい相手がどうしたら自分に振り向いてくれるか考えていくこと。今までマーケティングを勉強していてもなんかイメージが湧きにくいと感じていたわたしにとっては、すごくわかりやすく捉えられて、設計していくことにとてもワクワクしていました。
ただ、いざ考えていくと「本当にこれでいいのかな?」「本当にこれがわたしのやりたいこと?」と迷う時期もありました。
そんなとき、アンディさんが「今考えているサービス設計はただの質の高い妄想」「やってみてはじめてわかることがあるから、小さくでもいいからやってみる」とお話していたのを聞いて、衝撃を受けました。
たしかにどんなに一生懸命考えていても、やってみなきゃ本当のことはわからないし、自分が本当にやりたいことなのかも、体験してみてはじめて答え合わせができる。そう感じたとき、まずはやってみるを大切にしてみようと思えて、実際に行動に移すことができました。
ICOREを通して得たもの
人生の北極星
幼いときにみた「母」「妻」「嫁」の肩書に縛られていた母の姿、
本音が言えなくて、本当の繋がりができずにもがいていた中高生時代、
夢中で香りの研究に打ち込んでいた大学生、
高校時代からの夢を叶えた社会人1年目、
子どもができ、幸せのはずなのに「良き母」像に縛られ、自分の人生を少し諦めた初心者ママ
過去と向き合い見えてきたのは色々な自分の姿でした。そのどれもがその時全力で生きている自分でどんどん自分の人生が愛しくなりました。
そして、見えてきた自分の大切にしたい理念
この理念が北極星になり、目印に自分の人生をもっと楽しんで生きたいと思えるようになりました。
わたしだからできるサービス
なにかしたいけど、わからずスキル収集家になってもがいていたわたしがたどり着いたのは、大学時代に熱中して研究していた「香り」を使うサービスでした。
大学、大学院の時、専攻していた「香りの分野」、嗅覚は五感の中ではまだまだ未知の部分が多くて、秘めている可能性みたいなもの惹かれていたけれど、じゃあ「香りが好きでしょ」と言われるとなんか違う気がして、自信が持てませんでした。
そんなとき美玖さんから「まさに知的好奇心じゃないか!」とフィードバックをいただいた時、腹落ちした感覚になりました。
そこから同期の仲間にシェアしていくと、「受けたい!」「あやねちゃんだからできるサービス」と背中を押してくれ、わたしだからできるサービスを創ることができました。
仲間
受講中、たくさんの壁にぶち当たりました。それを乗り越えられたのは、一緒に頑張ってきた仲間の存在がありました。
向き合うのがしんどい過去も一緒になって向き合ってくれたり、自分に自信がなくなりそうなときも励ましてくれたり、切磋琢磨してともに向き合ってきた同期たちは同志のような存在です。
ICOREが終わってからも、志を語りあったり、励ましあったり一生付き合っていきたいとても大切な仲間ができました。
これから
自己理解で北極星を見つけ、サービスを設計していく中でわたしの最終的にやりたいことが見えてきました。
そこにたどりつくためにこれから3つの軸で動いていきたいと思っています。
①香りのサービスを自分のサービスとして胸を張ってお届けできるようになる。
②まだ未知の部分が多い「香り×意識・無意識×能力開花」の研究をしていく。そのために近いうちに会社員を手放し、研究の分野に活動の場所を動かそうと思っています。(これについては別の記事で書きたいと思います。)
③これからの子どもたちがもっと自由な生き方ができるように教育やキャリアサポートの分野にも関わっていきたいと思います。
これからの未来を想像するとワクワクが止まりません。
大きな決断のきっかけをくれたICOREは間違いなく人生のターニングポイントになりました。
どんどん自分の可能性も解き放っていける行動をこれからしていきたいと思います。
ICOREを検討している人へ
「わたしなんか・・・」
「わかりたいけど・・・」
「子どもいるし・・・」
はじめるときはなんでも不安がつきまとう。
だけど、その先のなりたいと見つけられるのは踏み出した人だけ。
踏み出したら、違った世界が見えてくる。
つまづいたら、支え合える仲間がいる。
本当の自分に出会う旅。
人生をもっと自分らしく歩きたい方、
ぜひ一歩踏み出してみてください!